試験前なのにこんな事でやってる俺・・・・
そ、それではどうぞ(泣)
「今日からこのクラスでお世話になる如月空です。よろしくお願いします。」
俺は今、あの神様(アホ)のお陰で学校に行っている。
そして今、自己紹介の真っ最中である。
「それじゃあ、如月に質問がある人?」
先生がそう言うと、一人が手を挙げていた。
職員室の前にいた女の子だ。
「どうして今になって転校してきたんですか?
時期が時期ですし・・・・」
俺もさっき知ったのだが、今は6月。本当に中途半端な時期に学校に来たらしい。
今は適当に誤魔化すしかないか。
「家庭の事情でこんな中途半端な時期に転校したんだよ。えーっと・・・・」
「星野です。星野真耶(ほしのまや)。よろしくね」
「よろしくな、星野」
星野の質問が終わると、他の人も挙げていた。
「如月君、一ついいかね?」
その中の1人、眼鏡をかけている男が質問使用としていた。
「君は、青の世界(ブルースクエア)の出身・・・・要するに普通の人間でいいんだね?」
普通の人間?
他にも種族がいるのか?
「そうだけど・・・・なんだ?他の種族でもいるのか」
「当たり前だよ。如月君、5つの世界があるのは知ってるよね?」
「あぁ」
「その世界にはいろいろな種族がいるんだよ。
まずは・・・・」
眼鏡君(仮)は手元のパソコンのキーを打つと、モニターが現れる。
青の世界(ブルースクエア)
平均ランクD
基本的には人間(ヒューマン)が多い世界。
身体能力、魔法力、潜在能力は平均的。
しかし、仲間との相性は良く、コンビネーションなどの連携がとれた動きが力になっている。
赤の世界(レッドクリムゾン)
平均ランクC
基本的には獣族(ビースト)、新生人(ニューマン)
が多い世界。
魔法力は殆ど無い。
ただし、基本の身体能力はどの世界よりも高い。
種族は人間と特に変わらないが自分の意思で、獣化が出来る。
白の世界(ホワイトユニバース)
平均ランクA
基本的には機械族(マキナ)が多い世界。
機械族は人間と新生人によって作られている。
今では人工知能を持っており、機械族自身が仲間を作ることできる。
基本的な能力は全て高い。
黒の世界(ブラックワークス)
平均ランクA
基本的には魔族(グリモア)が多い世界。
生まれながらにして魔法力が高い者が多い。
その魔法力に頼り、身体能力が低い者も多い。
魔族には、使い魔や眷獣を持つのもいる。
緑の世界(グリーンワールド)
平均ランクS
4つの世界から優れた者だけを呼び寄せた世界。
別名 世界評議会
詳細は不明。
「まあ、こんな感じだよ」
「すげー長かったな。でも、よく分かったよ、ありがとな眼鏡君」
「眼鏡君じゃない。僕は丸川大吉(まるかわだいきち)だ」
まあこれでいろいろ分かってきたな。
後はあの事だな。
「なあ、俺も質問していいか?ランク戦って・・・・」
ガラッ!!
その時、勢いよく扉が開く。
そこには、男三人がいた。
「失礼、ここに転入生の如月空君はいますか?」
「ん?俺?」
反応すると、一人の男がニヤケながら俺に近づいてくる。
「初めまして。早速で悪いが、今から私と戦って貰う」
そう言いながら、一枚の紙を出す。
そこには『ランク戦申請書』と書いてあった。
第3話『ランク戦』
俺は今、控え室に居る。
後十分で試合が始まるらしい。
相手はランクC、俺よりランクは二つ上。
まあ、初めての戦うにはこれぐらいがいいだろ。
「さて、そろそろ行くか」
そう言いながら控え室を出て、会場まで行く。
会場に到着すると既に相手はいた。
観客席には、星野達の姿も見えた。
「それじゃあ始めようか・・・・如月空に対戦を申し込みます」
えっと、確か・・・・
「その対戦を受けます・・・・だっけ?」
そこ言葉に反応したのかアナウンスが流れる。
『両者の承諾を得ました。これより、対戦を開始します・・・・始め!』
始まると同時に相手は銃を取り出し、撃ってくる。
「よっと!」
それを避けるが相手は攻撃を緩めず、銃を撃ち続ける。
(相手は武器は銃、能力は不明、まだ様子見かな)
「凄いですね・・・・避けながら相手の様子を伺ってます」
「見た感じ、身体能力と視力はいい方ですね」
観客席から見ていた星野と丸川は思っている事を口に出す。
「けど相手はあの『新人潰し』で有名な菊地君ですからね」
視点は戻ってリング。未だに菊地は攻撃を続けている。
「避け続けても意味無いですよー、ちゃんと攻撃したくれないとさー」
菊地は挑発するが、未だに空は攻撃をしない。
(そろそろ能力を使ってやるか)
菊池が銃を撃つのを止める。
今度はボウガンを取り出し、矢を撃つ。
同じように避けるが、矢は向きを変えてまた空にむかってくる。
「!!」
それに気づいた空は今度は矢を止める。
(なるほどな・・・・あの人能力は追尾か)
「気づきましたか?私の能力は追尾(ホーミング)、放った矢は貴方に当たるまで止まらない」
「けど、捕まえたら止まるよな」
「えぇ、ですからね今度は十本です」
菊地はいろいろな方向に矢を撃つ。
だが、その矢は全て空の方向に向かっていく。
「さあ、これからどうですか!!」
空は動じず、全ての矢を避ける。だが、追尾(ホーミング)で矢はまた空に向かっていく。
(そろそろいいかな)
今度は空は避けづに構える。
「そらぁ!!」
空は一本の剣を能力で造り、全ての矢を切った。
「なぁ!?」
菊地は矢を全て切られて驚愕する。その隙に、空は一気に間合いを詰める。
「ありがとさん」
ドスッ!!
「ぐほぉ!!」
空は菊池の鳩尾に拳を入れる。
それに耐えきれなかった菊池は気絶する。
『気絶により、戦闘不能。試合終了』
これで、初のランク戦は勝利する。
後書きで何かやろうか考えるこの日々。
感想あればお願いします。