すいません(´д`|||)
時は5千年前
謎の男と八人の剣士が闘っていた
???:『ハァ…ハァ…
忘れるな!必ず貴様らを倒し人類の終焉の鐘を鳴らしてやるからな!ふはははは!』
それから3百年後のこと
紀元前392年
ギリシャ
荒廃した世界――
物語はここから始まる――
腹を鳴らしながらバイクに乗り旅をしている
青年と少女
容姿端麗で剣を腰に携えている男……名は
アグル・テュポエース
そしてバイクの後ろに乗っている着物にフリル付きのスカートを着た少女……名は
フェアリー・ゼブル
アグル:『あぁ~腹の音がとまんねぇ~……俺死ぬんかな?』
フェアリー:『んなわけ無いでしょ』
アグル:『今までありがとなフェアリー……
楽しかっ――』
フェアリー:『ハラ減ってるだけで死ぬかぁ!』
そしてフェアリーが何かに気付く
フェアリー:『!!!
アグル!あれ見て!』
アグル:『ん?』
目線の先には巨大な猪のような機怪とよばれる怪物に少年が追われていた
少年:『うわぁ!』
アグル:『機怪!』
フェアリー:『ねぇアグル、あの子ヤバイよ?どうす……』
アグル:『フェアリー!しっかり掴まってろ!』
アグルはそういうと
不適に笑う
フェアリー:『え?ちょっと
まさかぁぁぁあああ!』
アグルはバイクで激走し機怪を蹴る
そしてそのまま追われていた少年を掴み逃げる
そして機怪は爆発を起こす
アグル:『ふぅ~あっぶねぇ~』
フェアリー:『あっぶねぇ…
じゃないわよ!
なんでアグルはいっつもそー考え無しに無茶ばっかし……死ぬかと思ったわ!』
アグル:『楽しかったろ?』
フェアリー:『死ぬかと思ったわ!………まっ
この子が助かったんだし、良しとしますか…
きみ、名前は?』
少年:『……ショウ』
アグル:『俺はアグル、こっちはフェアリー…
ショウ、怪我はねぇか?』
とアグルはショウを心配するが
ショウはアグルとフェアリーに靴を投げつける
フェアリー:『ちょっ!
何すんのよ!』
ショウ:『うるせー!』
ショウは先ほど倒した機怪を指差さす
ショウ:『あいつはじいちゃんの仇だったんだ!余計なマネしやがって!俺は逃げてたんじゃねぇ!闘ってたんだ!やっと見つけたのに…お前らさえ来なけりゃ今頃俺がブッ倒してたんだよ!』
フェアリー:『あんたね!私たちが助けなきゃ今頃……』
アグル:『フェアリー!』
アグルはフェアリーを止め、ショウに話しかける
アグル:『ショウ…』
ショウ:『なっなんだよ!?』
アグルは頭を下げる
アグル:『悪かったなぁ……この通りだ!』
ショウは少し戸惑ったあと再び靴を投げつける
ショウ:『あ、謝んじゃねぇ!大人の癖にプライドは無いのか!』
するとアグルはそのままグラッと倒れてしまい
腹を鳴らす
そしてショウに連れられ
ある食堂にたどり着く
ショウ:『ろくに食料も持たずに旅なんかすんなよ』
アグル:『まぁまぁなんにしてもさ
ショウの家がメシ屋で助かったぜ
しかも旨いし』
ショウ:『まぁな…てか……
食い過ぎだよ!』
ショウは二人を指差し
二人の食欲を指摘する
フェアリー:『いやぁかれこれ半日食べてなくてさ』
ショウ:『それ結構普通!』
アグル:『そういや街を囲んでた壁……あれなんだ?』
テュポーン達は街に来る前に街を囲む壁があったのだ
ショウ:『……最近
野良化した機怪達が襲って来るから
それを防止した壁だよ…』
アグル:『へぇ~……』
ショウ:『そういや知ってるか?大昔は機怪なんて一体もいなかったんだぜ?』
アグル:『お~、よくしってんな』
ショウは話しながら近くにあったカバンから
教科書を取り出す
ショウ:『今ちょうど授業で習ってるからな』
そう今より5千年前
天空より八人の魔王が半人半機の怪物
機怪達を引き連れ来襲
この瞬間から
5千年以上続く“機怪”対“幻獣と人間”の戦争が始まった
これが世に言う
第一次獣人大戦の勃発である
ショウ:『そして
人類の人口は40%になって
大地は荒れ果てて
んでもうダメだって時に
現れたのが』
その際現れた
たった八人の若き戦士達
“八剣帝”
彼らは不思議な能力を使い怒涛の勢いで
機怪達を退けた
天に一振り刃を巻けば
いかなる幻獣でさえも総てひれ伏す
幻皇がいたという
ショウ:『……嘘くさ!
その残党が今の野良機怪だろ?
どーせなら残さずやってくれっての!』
フェアリー:『でも…
ここの看板って…』
食堂の看板の名前には
剣帝食堂と書かれていた
ショウ:『あぁ…
じいちゃんがファンなんだよ
下らねぇ~都市伝説まで信じちゃってさ』
アグル:『都市伝説?』
ショウ:『なんでも
八剣帝は5千年以上たった今も生きてて、機怪から俺達人間達を救い続けてんだってさ
幻獣じゃあるまいし…
だから自分も心だけは剣帝達の一員だーって
野良機怪の退治に行って
自分が最期の犠牲者になっちまった……
だから俺はそんな都市伝説信じねぇ』
フェアリー:『なんで…』
ショウ:『だってそうだろ!
八剣帝が本当にいるなら
どうして俺のじいちゃんは死んじまったんだよ!』
ショウは涙を流しながら叫んだ
すると店の外からドォンと爆発音が鳴り響く
ショウ:『ななっなんだ!?』
目の前に広がる光景は
破られた防壁
逃げる市民
そしておびただしい数の機怪の大群
そしてその奥から
声が聞こえてきた
グレン:『ストップ!
やめいやめい!
壁を壊すだけと言っただろ!これだから野良化したやつは頭が弱くていかん…
あ~!ごきげんよう人間諸君!改め奴隷諸君!
たった今からこの街は私の国となった!我が名は
グレン!諸君の新しい王である!』
街の人々はその機怪に畏怖していた
確かに右目を眼帯で隠し
腕が四本もある怪物が目の前に現れたら誰でも怖くなる
ショウ:『機怪……?』
アグル:『隊長格か…
久々に見たぜ!』
そしてグレンはショウの店に気付く
グレン:『……
剣帝ぃ~!?あの忌々しい名を!反逆罪だ!
その店を破壊しろ!』
グレンは近くにいた機怪にショウの店を破壊するよう指示を出す
そして機怪はショウの店に突撃する
しかしショウは店の前に立ち塞がる
フェアリー:『ちょっ!危ないよ!早く逃げなきゃ!』
ショウ:『俺は逃げねぇ…
じいちゃんの遺したこの店だけは……俺が守るんだ!』
そしてズドンと店の前に土煙が舞う
グレン:『機怪に逆らえば死!この数千年でそんなことも忘れたか…まぁいい
これから思い出させてやる!』
街の人々は逃げ惑う
が
グレンは何かに気付く
グレン:『ん?』
土煙が晴れると
そこにはアグルが
箸で機怪を止めていた
しかもラーメンのスープを飲みながら
グレン:『はぁぁぁあああ!?』
ラーメンのスープを飲み干し
口からどんぶりを離す
アグル:『ぷはぁ!よく言ったショウ!その喧嘩お前の勝ちだ!こっからは俺の喧嘩だ』
グレン:『てめぇ自分が
何したかわかってんのか!』
アグル:『食後の運動?』
グレン:『咬み殺せ!』
アグル:『はぁ…一気に行くか…
幻皇一閃!』
アグルが剣を鞘から抜き
そのまま振ると
アグルの近くに来ていた機怪達が一気に
破壊される
グレン:『ぐぬぅ!
ヴォルケーノジェットスタンプ!』
アグル:『あっぶねぇ!
さすが…隊長格』
グレン:『文字通り各が違うのだ!
ジェットスタンプ!ジェットスタンプ!』
アグルはグレンの連続攻撃にかわす事が精一杯だった
しかしいつの間にか行き止まりに追い詰められる
アグル:『やっべ!』
しかしアグルはそのまま
壁を登り
グレンを一蹴しようとするが
素手で止められてしまう
グレン:『ヴォルケーノスタンプ!』
爆発音が町中に響く
グレン:『かっかっか!
人間弱し!だが…
逃げ足だけは褒めてやるよ!』
なんとアグルはいつの間にかグレンの後ろに立っていた
アグル:『そりゃどーも
つか俺人間じゃねーし…けどそろそろキツいわ』
グレン:『あぁ?』
アグル:『フェアリー!』
フェアリー:『はいよ~!』
グレン:『かっかっか!
あんだけほざいて
マジで逃げる気かよ!』
アグルがバイクに乗り
そのままジャンプする
アグル:『誰が逃げるって?』
グレン:『あぁ?』
アグル:『懐かしいもの見せてやる』
アグルは剣にオーラを纏わせる
グレン:『なぁぁぁあああ!?』
アグル:『くらいな
エクストリーム・スラッシュ!』
アグルはそのままグレンを斬りつける
グレン:『ぎゃぁぁぁあああ!お、お前まさか!
なんでこんな所に居やがる!幻皇アグル・テュポエース!
……だがこれから地獄が待っているぞ!機は熟した!ゲームの再開だ!』
アグル:『なっ!どういう事だ!』
グレン:『マスターバンザァァァアアアイ!』
グレンは叫びながら
大爆発を起こす
しかしそれもフェアリーの展開した護符おかげで
防いだ
フェアリー:『皆さん大丈夫ですか?』
町民:『うぉぉぉ!剣帝様!』
フェアリー:『げっ!歓迎モード!今回も逃げなきゃ!アグル!』
アグル:『……』
フェアリー:『アグル?』
アグルはグレンの言っていた
グレン:『機は熟した!ゲームの再開だ』
と言うセリフが気になっていた
アグル:『5千年以上の沈黙を破ってやつらがついに動き出した…
そうなる前にとやつらの根城を世界中捜し回ったが“先手”打たれちまったな…よし!次の行き先決めたぜ!』
フェアリー:『!』
アグル:『あいつらに会いに行くか!』
フェアリー:『わぁ!
みんな元気にしてるかな?』
アグル:『さぁな』
そして二人はバイクに乗り再び旅に出ようとするが
ショウがそれを止める
ショウ:『ちょっと待て!』
フェアリー:『何~?まだなんか……』
アグル:『フェアリー!』
ショウ:『……あ…
(言わなきゃ…ありがとうって……)』
アグル:『ショウ?』
ショウ:『また……飯食いに来いよ!』
アグル:『あぁ!』
そしてアグルとフェアリーは再び旅に出る