剣帝伝説   作:DJトッティー

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決戦

 

アグルとレビィは先にオリガ港に着いていた

 

レビィ:『ねぇ…アグル…』

 

アグル:『なんだ?』

 

レビィ:『今度からさ…やっぱり何でもない!』

 

アグル:『なんだよ?言ってみろよ』

 

レビィ:『何でもないってば!あなた!』

 

レビィは当然だが今までアグルをあなたと呼んだことは無かったため、お互い少し顔を赤くする

 

レビィ:『ってか、みんなまだ来てないの?でもまぁ…もうちょっと遅くてもいいけど』

 

アグル:『なんでだよ?』

 

レビィ:『べ、別に?あんたの為じゃ無いんだからねッ!……あれからずっとドキドキしっぱなしなんだから……責任取りなさいよ』

 

レビィは顔を赤くして唇をアグルに向ける

それに応えようとアグルも唇をレビィに近づける

がその瞬間に

陸地チームがやってきた

 

キメラ:『ヤッホー!2日前ぶり!』

 

その声に反応しレビィは思わずアグルを殴る

 

アグル:『ギャボラッ!……お前ら空気読めよ…』

 

そして次に

空チームもオリガ港に到着した

 

ルシファー:『おぉ~!お前らもう来てたのか!』

 

これで八剣帝は全員揃った

 

テュポーン:『そうだ!これを機にお前らに報告がある!』

 

ルシファー:『あぁ、俺もだ』

 

キメラ:『私も!』

 

三人はじゃんけんで最初の報告を決めた

最初の報告はアグルからだ

 

アグル:『俺とレビィは

この戦いが終わったら結婚する!』

 

それに全員驚く

 

全員:『えぇええええぇえええ!』

 

ミカエル:『おめでとうございます!では挙式等は私が神父をつとめますよ?』

 

シズ:『ウェディングケーキは任せろ!』

 

そして次にルシファーも

 

ルシファー:『俺、フェアリーを嫁にもらうから』

 

それを聞いたベルゼが驚く

 

ベルゼ:『え?マジ?』

 

フェアリーは顔を赤くしてコクコクとうなずく

 

ベルゼ:『ル~シ~ファー~!貴様ぁ!ウッドランス!』

 

ベルゼは木を生やし

それをルシファーに向けるがフェアリーに止められる

 

フェアリー:『お兄ちゃんやめて!落ち着いて!』

 

ベルゼ:『落ち着いていられるかぁ!』

 

フェアリー:『落ち着いてって言ってるでしょが!』

 

フェアリーはベルゼの腹に拳骨を入れる

ベルゼはその場に倒れ込み泣いていた

 

ベルゼ:『うぅ~!昔はお兄ちゃん子だったのに……』

 

ベルゼの脳裏に昔の記憶がよぎる

 

そしてキメラもある報告をする

 

キメラ:『次は私の番ね!おほん!私!キメラ・キマイラは正式にヘビモス・ベヘモットの妻になりました!』

 

その報告をさらっと受け流すシズ

 

シズ:『おぉ~良かったな』

 

キメラ:『ちょっとみんな反応薄くない?』

 

ミカエル:『だって皆さん知っていましたから』

 

その場にいたキメラとヘビモス以外全員

うんうんとうなずく

 

キメラ:『もう!』

 

そしてルシファーが話を切り出す

 

ルシファー:『そーいや、見つけたのか?あいつらの根城』

 

アグ&レビ:『いんやまだ』

 

ルシファー:『はぁ?!なんでだよ!?探す機会はいくらでもあったろ?』

 

アグル:『いやぁ…探す気はあったんだけどさ』

 

ルシファー:『嘘つけ!』

 

レビィ:『ルシファー、アグルが今まで嘘ついたことある?』

 

ルシファー:『たった今更新!』

 

アグル:『まぁまぁ、答えはそろそろ出てくるから』

 

するとジパングの空に

一筋の光が現れる

しかし

ソビエトとジパングではまだ相当な距離があるため

うっすらとしか見えない

 

ミカエル:『うっすらとしか見えませんね……』

 

アグル:『よし!ジパングまで跳ぶぞ!しっかり掴まってろ!』

 

アグルは全員を自分の肩や腕を掴ませると

そのまま魔法を使う

 

アグル:『イリュージョン・ジャンプ!』

 

イリュージョン・ジャンプはアグルが使う

移動用魔法である

そのイリュージョン・ジャンプを使い

ジパングの蝦夷の土地に

ジャンプした

 

ミカエル:『ここは……蝦夷地の箱館ですかね?』

 

ルシファー:『とりあえずあの山を登って見るか』

 

ルシファーは近くにあった臥牛山の方を指差す

 

アグル:『そうだな…』

 

そしてアグル達は臥牛山に登り

辺りを見回す

 

ヘビモス:『さすが蝦夷だな』

 

ミカエル:『それより見て下さいあれ……』

 

光の差す方を見ていたミカエルはその場所を割り出す

 

ミカエル:『恐らくあの場所は邪馬台国……ヒミコさんとヤマトタケルノミコトさんの母国です…ですが、邪馬台国に行くには陸奥、陸中、陸前、岩代、上野、信濃、美濃、近江、伊賀を渡らねばなりません…恐らく3日はかかります……バイクですと1日で着きます……乗りますか?』

 

ルシファー:『もちろん!決まってんだろ?』

 

ミカエル:『では!』

 

ヘビモス以外は召喚獣を召喚する

 

アグル:『来い!雷獣!』

 

 

ルシファー:『来な!アマイモン!』

 

ミカエル:『来てください!ピスケス!』

 

ベルゼ:『来い!ズー!』

 

シズ:『行くぞ!グリフォン!』

 

アグル達が召喚した召喚獣は全員がバイクの状態で魔方陣から出てきた

がヘビモスとキメラのみがゴーレムを召喚し

車で移動する

 

アグルは後ろにレビィを乗せる

ルシファーもフェアリーを後ろに乗せて走る

 

アグル:『ちょっと待て!ミカエルとルシファーとシズはいいだろ!翼があんだから!』

 

ルシファー:『すまんが無理だ

恐らく空には何かトラップがある……気配があるしな』

 

アグル:『そ、そうか』

 

ルシファー:『んで、あいつは?』

 

フェアリー:『あいつ?』

 

アグル:『ドラゴだよ!あいつは先に行くって言いながら見当たらねぇし』

 

すると何処からか

レーザーが降り注ぐ

 

シズ:『どわっと!なんなんだよ!いきなり!』

 

レーザーはあまりに無差別でされどアグル達を狙い打つように放っていた

 

アグル:『ベルゼ!』

 

ベルゼ:『はいよ!ベルゼ・アイ!』

 

ベルゼ・アイはベルゼがよく使う視界拡張魔法である

 

ベルゼ:『上空百メートル地点に機怪を五体確認!

腕にレーザーガンを装備してる!』

 

アグル:『上かよ!』

 

ルシファー:『ミカエル!』

 

ミカエル:『無理です!召喚獣のバイクモードはただでさえ魔力が必要!その魔力が供給されなければすぐに戻ってしまいます!』

 

召喚獣のバイクモードは魔力が必要である

しかしアグル達は幻獣のため魔力は無尽蔵

しかし召喚獣はそのご主人の魔力が無ければ

ものの五秒で戻ってしまう

ゴーレムもしかりである

 

アグル:『くそっ!』

 

すると声が聞こえてきた

 

ドラゴ:『黒龍の咆哮!』

 

そして黒い炎が機怪達を焼き尽くす

 

その炎を出した人物は

ドラゴだった

 

アグル:『ドラゴ!』

 

ドラゴ:『久しぶりだな』

 

アグル:『お前おせぇよ!』

 

ドラゴ:『すまん……事情は走りながら聞いてくれ』

 

そしてアグル達はドラゴの事情を聞く

 

それはある場所の特定であった

 

アグル:『なるほど……わかった!』

 

 

ルシファー:『ッと……そうこうしてるまに着いたぜ』

 

テュポーン達の目の前に鎮座しているのは禍々しいオーラを発している

魔神城だった

 

レビィ:『ワ~オ……IT`SCRAZY……』

 

アグル:『よし!突撃だ!』

 

フェアリー:『えぇえええ!こんなの罠だよ!絶対!』

 

ミカエル:『ですが…行くしかありません』

 

すると突然フェアリーが泣き出してしまう

 

フェアリー:『だってルシファーが死んじゃったら…私……』

 

ルシファーはしゃがみ込みフェアリーの頭をポンポンと撫でる

 

フェアリー:『ふぇ?』

 

ルシファー:『大丈夫だ…俺達は死なねぇ……安心しろ…だから…もう泣くな』

 

フェアリー:『……うん…じゃあ私も付いてく…』

 

アグル:『じゃあ役者は揃ったな!乗り込むぜ!魔神城!』

 

その頃魔神城では

 

マスター:『よくぞ私が残したヒントを頼りにここまで着いた……これで舞台が整った……』

 

 

サタン:『5千年前の時は油断したが……今度は思いっきり暴れていいよな!?』

 

すると胸に紫のクリスタルを埋め込まれた怪人、ワイズマンも口を開く

 

ワイズマン:『ですがなぜやつらにヒントを?』

 

ネメシス:『ガキじゃのう…マスターには考えがあるのじゃ……のう?ファントム』

 

ワイズマンをばかにした口調で話すのは

まだ幼い少女のような姿の女怪人、ネメシスだった

ネメシスが話を振ったのは

海賊衣装に身を包んだ怪人、ファントムだ

 

ファントム:『知るかよ……てかあいつら仲良く十人で来やがったなぁ』

 

加藤:『品が無いぞ…ファントム』

 

ファントムを宥めるように話しかけたのは

黒いタキシードをきた人物

加藤だった

 

加藤:『少しはタリスマンを見習ったらどうだ?』

 

タリスマンは全身クリスタルで出来ており

白いマントに身を包んだ怪人である

 

ファントム:『あぁ!?』

 

するとナイトメアがマスターに近く

 

ナイトメア:『マスター…そろそろ』

 

マスター:『そうだな…各自配置につけ』

 

 

そしてアグル達は魔神城に乗り込む

 

アグル:『乗り込むぜ!魔神城!』

 

目の前には分厚い扉が待ち受ける

 

アグル:『ヘビモス!』

 

ヘビモス:『おう!ヘビモス・キック!』

 

ヘビモスが扉を打ち破ると

数百万いや数千万以上の機怪が待ち構えていた

 

レビィ:『機怪兵!』

 

アグル:『手厚い出迎えだな!』

 

するとドラゴが前にでる

 

アグル:『ドラゴ!』

 

ドラゴ:『何をもたついている!ここは俺に任せて先に行け!後で合流する!』

 

アグル:『あぁ!任せた!』

 

アグル達はそのまま奥にある扉に向かい

その扉を開けると

再び扉が現れる

 

アグル:『またかよ……』

 

フェアリー:『何かの罠かも!皆気をつけて!』

 

すると後ろからカタコトだが機怪の声がする

 

機怪:『八剣帝御一行様コレヨリ、ルールノ説明ヲイタシマス』

 

ルシファー:『ルール?』

 

機怪:『各々御自分ノ属性ノ扉ヘ入ッテイタダキ中デ待ッテイル対戦相手ト決闘ヲシテイタダキマス…ヨロシイデスネ?ソレデハ』

 

アグル達はそれぞれの属性の扉に入る

 

レビィの入っていった

水の部屋では

 

レビィ:『水?』

 

ファントム:『よぉ!可愛いお嬢ちゃん!俺とイイ事しようぜ。俺は悪剣帝が一人

ファントム様だ!俺の名前を冥土の見上げに持っていきな!』

 

レビィ:『Nothankyou』

 

地の部屋では

 

ヘビモスの前にワイズマンが立っていた

 

ヘビモス:『てめぇか?俺の相手は?』

 

タリスマン:『悪剣帝が一人

タリスマン…貴様をほふる者だ』

 

ヘビモス:『なら返り討ちにしてやるよ!』

 

風の部屋では

 

シズ:『……なんかめんどくさそうだな』

 

ネメシス:『ワシは悪剣帝が一人ネメシス…貴様に死という恐怖を味合わせてやろう』

 

シズ:『やれるものならやってみろ』

 

雷の部屋では

 

ミカエルの目の前にはワイズマンが執事のように立っていた

 

ワイズマン:『聖雷のミカエル……御初にお目にかかれて光栄だ……私は悪剣帝が一人、ワイズマン……実は私は貴殿との決闘を望んでいてな…』

 

ミカエル:『なぜ?』

 

ワイズマン:『貴殿のその高い知性を私が吸収してやろうと思ってな!』

 

ミカエル:『……』

 

炎の部屋では

 

ルシファー:『俺についてきてよかったのか?』

 

フェアリー:『うん…!ルシファーが何かあった時すぐに回復出来るように』

 

ルシファー:『サンキュー……ってか魔界見てぇに暗いが……居るな…』

 

ルシファーは辺りを見回すが目の前には何もない

すると後ろから聞いた事のある声が聞こえてきた

 

サタン:『コッチだぜ~!俺ぁ悪剣帝が一人、サタン!懐かしいだろう?マジ怖ぇよな~?オシメは穿けたか?クソガキ~?』

 

ルシファー:『…全く…親の躾がなってねぇな』

 

獣の部屋では

 

キメラ:『私の相手はあなた?』

 

ナイトメア:『我が騎士道精神に乗っとり貴様を倒す!』

 

キメラ:『流石ね…熱いじゃない!』

 

木の部屋では

 

ベルゼ:『お前は?』

 

加藤:『我が名は加藤……さぁ……勝負としよう』

 

ベルゼ:『面白い!受けて立とう!』

 

そして八剣帝と悪剣帝との戦いが始まる

 

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