剣帝伝説   作:DJトッティー

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八剣帝と悪剣帝

一方

幻の部屋では

 

マスターと呼ばれる人物が椅子に座っていた

 

マスター:『待っていたぞ…八剣帝、幻皇アグル・テュポエース。

コッチに来て座りながら話をしよう……』

 

アグル:『誰が座るかよ…!』

 

アグルはいきなり

マスターに殴りかかろうとする

 

マスター:『座れって言ってるだろう……超重力場(グラビションフィールド)』

 

アグル:『がっ!』

 

アグルは突然床に叩きつけられる

 

アグル:『(これは…!ヘビモスの超重力場!)』

 

マスター:『私もお前と同じ幻属性なんでね』

 

アグル:『くそっ!』

 

マスター:『では君に良いものを見せよう』

 

マスターは機怪を呼び出す

モニターの機怪とマイクの機怪がマスターの元に来る

そしてマイクの機怪に語りかける

 

マスター:『すまない!みなのもの!場所を変えてくれ』

 

するとファントムが返事をする

 

ファントム:『すまねぇ!今魔方陣を開く!』

 

各部屋にいたメンバーは魔方陣をくぐり別の場所にたどり着く

 

レビィとファントムは

瀬戸内海の海面上

 

ヘビモスとタリスマンは

長崎の島原

 

ミカエルとワイズマンは

富士山

 

ルシファーとサタンは

蝦夷の死骨湖

 

キメラとナイトメアは

琉球の西表島

 

シズとネメシスは

秋田の森

 

ベルゼと加藤は

福井の東尋坊に配置された

 

マスター:『名付けて世界争奪全国大戦とでも言っておこう……さぁ…仲間が死ぬところを見ているがいい』

 

一方

水のステージ

瀬戸内海では

 

レビィ:『あんた達私の属性わかってんの?水の剣帝よ?海は私のフィールドよ?』

 

ファントム:『あぁ、わかってんよ!俺も水の属性だからよ!』

 

ファントムは自分の腰にあったカットラスと呼ばれる海賊の剣を抜く

 

レビィ:『へぇ~…相手に不足は無いって事ね!』

 

レビィは即座にファントムの首を取りに行くが

交わされ

ファントムは下にしゃがんだ反動を利用し

レビィの足を斬りに行く

だがレビィもジャンプして交わす

 

レビィ:『アクア・ショット!』

 

レビィはジャンプしたまま上からファントムに連続で突くが

それも軽快にかわされる

 

そしてレビィは間合いを取る

 

ファントム:『いい太刀筋じゃねぇか』

 

レビィ:『あんたもね』

 

ファントム:『だがまだだ!

食らいな!ウォータージェット!』

 

ファントムは辺りの海水に渦潮を発生させ

そのまま上昇させる

そしてレビィに海水を放つ

 

レビィ:『きゃあ!』

 

レビィは間一髪で交わし

致命的なダメージは無かったものの

胸が露になってしまう

 

ファントム:『いい乳してんじゃねぇか…!ますます血祭りにしてぇ!』

 

するとファントムは刀身を横にして構える

これが剣術用語で

脇構えだ

 

ファントム:『死ね!レッドウェーブ!』

 

ファントムは赤い津波を起こす

 

レビィ:『アクアウォール!』

 

しかしレビィも海水を盾にし

レッドウェーブを受ける

 

レビィ:『……今のって』

 

ファントム:『赤潮現象は知ってるか?』

 

赤潮現象とは

海の幻獣達が人間や同種等を大量に食い殺すと

血がそのまま海水ににじみ

波となる現象の事である

 

ファントム:『俺ぁそれを再現し攻撃に転用したのがこのレッドウェーブだ

どうだ!恐れ入ったか!』

 

レビィ:『あなた…友達いないでしょ?』

 

一方

東尋坊では

 

ベルゼが加藤に押されていた

 

ベルゼ:『ぐあっ!』

 

加藤:『……その程度か蠅の王…』

 

ベルゼ:『がはっ!……全く…その名前…某、あんまし好きじゃ無いんだよな…!』

 

ベルゼは剣を逆手で振り上げ

地面に突き刺す

 

ベルゼ:『喰らいな!妖術!鬼樹封印!(きじゅふういん)』

 

ベルゼが出したつたのような木が加藤の動きを封じる

 

加藤:『……!』

 

ベルゼ:『桜花流桜刀一式血脈桜!(おうかりゅうおうとういちしきちみゃくざくら)』

 

ベルゼは逆手持ちで加藤の腹を斬ろうとしたが

 

加藤:『怨念之守護!(おんねんのしゅご)』

 

加藤の声で黒い何かが集まり加藤の腹を守りベルゼを殴る

 

ベルゼ:『ぐあっ!』

 

加藤も黒い何かに木を斬らせていた

 

加藤:『全く……蠅の王も堕ちた者だな……』

 

ベルゼ:『だから……某…その呼び名、好きじゃ無いんだって…』

 

その頃

西表島では

 

ナイトメア:『まさか…マスターに復讐を企んではいまいな?』

 

キメラの復讐

それは

昔、キメラの故郷である里

獣の里がマスターによって消された事があった

しかしナイトメアも同じ里の出身である

 

キメラ:『はぁ?そりゃもちろん!私の代わりにアグルがやってくれるわ!』

 

ナイトメア:『さすがに同郷のよしみでお前だけは助けてやろうと思ったが……騎士道精神とマスターへの忠誠心により!お前を斬る!』

 

キメラ:『おもいっきりかかってきなさい!』

 

ナイトメア:『ナイトメア・ウッドペッカー!』

 

ナイトメアは自分の槍のような剣でキメラに突きを浴びせる

しかしキメラは軽々とそれをすべてかわしてしまう

 

キメラ:『ライオンズ・アーム!レオ・スラッシュ!』

 

キメラも横から殴るように大剣を振るう

 

ナイトメア:『ぐおっ!』

 

キメラ:『どう?私の大剣、双獣の威力は?』

 

ナイトメア:『…さすがだな……』

 

さらに

死骨湖でも

戦いが始まっていた

 

ルシファー:『地獄七つ奥義!千本剣山!』

 

サタン:『ぐぎゃあ!』

 

ルシファー:『なんだなんだ?さっきの威勢はどうした?』

 

サタン:『そろそろいいだろ……』

 

サタンは六つの魔方陣を開くと

そこから六体の怪物が現れる

火炎地獄の力を具現化した炎のような怪人

 

終炎(しゅうえん)のゴクエン

 

永久凍土地獄の力を具現化した氷のような怪人

獄氷(ごくひょう)のキュートス

 

針山地獄の力を具現化した針山のような怪人

 

山斬りのランスロッド

 

膾地獄の力を具現化した剣のような怪人

 

出刃のソード

 

釜茹で地獄の力を具現化した水のような怪人

 

温水のホットマン

 

竜口地獄の力を具現化した龍のような怪人

 

獄龍(ごくりゅう)のドラグーン

 

ルシファー:『!?これは?』

 

サタン:『こいつらは俺の僕だ!地獄の力を具現化したこいつらにはてめぇの力を全てインプットしてある!』

 

ルシファー:『マジかよ……』

 

さらに

森でも

 

シズ:『イーグル・ショット!』

 

シズは風で矢を作りそれをネメシスに放つが

森の中では矢がネメシスに当たらない

 

ネメシス:『どうした?さっきから全くあたっておらんぞ?』

 

シズ:『そりゃお互い様だ』

 

ネメシスも先ほどから何かしら撃ってはいるものの

まだ一発もシズに当たっていない

 

ネメシス:『少し上に行こうか?』

 

シズ:『名案だな』

 

シズとネメシスは空を飛び空で再び戦闘を開始する

 

シズ:『スライドスラッシュ!』

 

シズはネメシスに斬りかかるが

ネメシスも軽々とかわす

 

ネメシス:『プラネット・キャノン』

 

ネメシスはシズに銃弾を何発も食らわせる

 

シズ:『ぐぁぁぁあああ!』

 

ネメシス:『弱すぎるにも程があるぞ?』

 

シズ:『へっ…!言ってな……』

 

さらに富士山でも

 

ミカエル:『雷弾!』

 

ワイズマン:『エクスプロージョン!』

 

ワイズマンとミカエルは

技を出すが

お互いに相討ちになる

 

ミカエル:『さすが…とでも言っておきましょうか……』

ワイズマン:『褒め言葉として受け止めよう……』

 

ミカエル:『……あなたはなぜあのマスターに付き従っているんですか?』

 

ワイズマン:『……それは…貴様ごときに言うことでは無い』

 

その言葉にミカエルは少しムカッと来たが

そこは我慢した

 

ミカエル:『……そうですか…ならば私が倒しましょう……』

 

一方

島原でも戦いが始まっていた

 

ヘビモス:『っらぁ!』

 

ヘビモスは上からタリスマンを攻撃するがかわされてしまう

 

タリスマン:『ふっふっふ

やはり貴様は私の軽快さについてこれまい』

 

ヘビモス:『けっ!てかお前何で剣帝なのに剣もってねぇんだ?』

 

タリスマン:『いやはや…では私も本気を出すか…』

 

するとタリスマンの腕が細くなり

剣のように鋭くなる

 

ヘビモス:『おいおい…なんだそりゃ…』

 

タリスマン:『死ね!アーム・フェンシング!』

 

タリスマンはヘビモスに何度も突きをするが

ほとんどかわされてしまう

 

ヘビモス:『肩慣らしにもならねぇよ!』

 

しかしアーム・フェンシングの一発がヘビモスの腕にかする

 

ヘビモス:『!!』

 

ヘビモスは少し間合いを取りアーム・フェンシングから逃れる

 

しかしヘビモスの腕からは少し血が流れた

 

ヘビモス:『おいおい…マジかよ…』

 

ヘビモスが驚くのは当然だ

ヘビモスの皮膚は刀や剣、銃弾や魔法のダメージを受けず逆に剣が刃こぼれを起こしたり、剣が折れたりする場合もある

ましてやクリスタルでできた剣でも、ヘビモスにとっては硝子で出来た子供の剣程でしか無い

しかし

唯一ヘビモスに血を流させる事が出来る武器がある

それは

神器である

神器とは雷神ゼウスの使う雷霆(らいてい)や海神ポセイドンのトライデントと言った神専用武器のことを差す

 

ヘビモス:『まさか…てめぇ自身が神器とかじゃねぇよな?』

 

タリスマン:『クックック…

バレてしまったか…私は神器、ロストの剣だ』

 

ヘビモス:『はぁ!?』

 

タリスマン:『我がマスターが自ら私を作ったのだ』

 

ヘビモス:『ロストって誰だ?』

 

その言葉にタリスマンは軽くこけてしまう

 

タリスマン:『マスターは今貴様らのリーダーと戦っているではないか!』

 

ヘビモス:『へぇー……まぁんなもん、あいつが勝って終わりだ!』

 

タリスマン:『それはどうかな?』

 

一方

幻の部屋では

 

アグル:『ロ…スト?』

 

マスター:『全く…タリスマンの奴…余計な事を…まぁいい…改めて自己紹介しよう…私の名はロスト!消失神ロストだ!』

 

アグル:『ロスト!何でこんな事を!?』

 

ロスト:『何でかって?それは人間の抹殺だよ……』

 

アグル:『なっ!』

 

ロスト:『人間共は動物を殺し、物を感謝もせずに捨てる!だから抹殺する』

 

アグル:『てめぇ…!っらぁ!』

 

アグルは自らを拘束していた重力場を外し

立ち上がる

 

アグル:『人間にも良い奴は居るんだよ!何の罪もねぇ人間は居ねぇかも知れねぇ…けどそれを受け入れてこそ神なんじゃねぇのかよ!』

 

ロスト:『……やはり貴様とは相容れないか……ならば我々も移動しよう…ここは我々の魔力では手狭だ…』

 

ロストは魔方陣を開く

アグルとロストがその魔方陣をくぐると

その場所はギリシャにあるシチリア島のエトナ火山火口付近だった

 

アグル:『いい場所じゃねぇか』

 

ロスト:『我々の戦闘は激しいからな……一応あいつらがいつでも報告出来るよう魔方陣は開けてあるがな…』

 

アグル:『絶対ぶっ飛ばす!うぉらぁぁぁあああ!』

そして全てのステージで戦闘が始まった

 

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