剣帝伝説   作:DJトッティー

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兄弟

 

 

一方ミカエルは

富士の樹海上空で闘っていた

 

ホーリースカイを銃モードにし

ワイズマンを狙っていた

 

 

ミカエル:『素早いですね!

さすが魔法剣士です!』

 

ワイズマン:『ふははは!

貴様もな!だが当たらなければ意味がない!エクスプロージョン!』

 

ワイズマンがミカエルの方に手をかざすと

ミカエルの近くで爆発が起こる

 

ミカエル:『うわっ!雷弾!』

 

ミカエルも対抗し銃を打つが

全く当たらない

 

ワイズマン:『ふははは!大天使がそんな事ではレギオン隊を率いる事は出来んぞ?』

 

レギオン隊とは

大天使レギオンが作った

織天使(セフィラム)

智天使(ケルビム)

で構成される七人の部隊の事である

 

ミカエル:『そうですね……

レギオン隊隊長がこんな様では私もレギオン隊長や兄上のようになれません…ですが!私は私なりに隊を率いて見せます!』

 

ワイズマン:『いいぞ!貴様になら本気を出してやる!魔力解放!はぁぁぁあああ!』

 

ワイズマンが魔力を解放すると

まるで本物の魔法使いのように白いマントに包まれた

ワイズマン:『ソーサリー・ワイズマン!』

 

ミカエル:『では私も!天に並びし我が星団よ!我の元に並び雷如く我が鎧となれ!』

 

するとミカエルの頭上に魔方陣が現れそこから鎧が

回転しながら降りてきた

 

ミカエル:『全装状態!』

 

ミカエルの合図を聞いた鎧が素早く装着する

 

ミカエル:『雷神剣帝ミカエル!降臨!』

 

ワイズマン:『ヴォルケーノ!』

 

ワイズマンはすぐにミカエルを攻撃する

が弾かれてしまう

 

ワイズマン:『!!!』

 

ミカエル:『今の私に魔法は効きません!』

 

ワイズマン:『ならば!』

 

ワイズマンは逃げるのをやめ

ミカエルに近づき

剣と剣を合わせる

 

ワイズマン:『はぁっ!』

 

ミカエルはワイズマンに突き飛ばされてしまう

 

ミカエル:『うわっ!』

 

ワイズマン:『ふははは!貴様がそれでは前の隊長もその程度だったと言うことか!』

 

その言葉を聞いたミカエルの口調が変わる

 

ミカエル:『あ?てめぇ今何つった?』

 

ワイズマン:『初代の隊長も貴様の兄も雑魚と言ったのだ』

 

ミカエル:『言っとくがな…俺を馬鹿にするのはいい…だがな…隊長達を馬鹿にしてへらへらしてるほど俺ぁ天使出来てねぇよ!』

 

その覇気に

ワイズマンは思わず押し潰されそうになる

 

ワイズマン:『っ!(まさか奴にこれほどの力が残っていたとは!)』

 

ミカエル:『おっと…私としたことが……つい取り乱してしまいました』

 

ワイズマン:『では早々に決着をつけるとしよう!死ね!ダークネス・ショット!』

 

ワイズマンは斬撃をミカエルに向け放つ

 

ミカエル:『全く…わかっていませんね…打たれなさい!ライトニング・ミカエラス・サンダー!』

 

ミカエルはホーリースカイを銃モードにし

雷弾を放ち

再び剣モードにして

斬撃を放つ

 

ミカエルの雷とワイズマンの斬撃がぶつかるが

ミカエルの雷が打ち勝つ

 

ワイズマン:『がはっ!』

 

ワイズマンはそのまま

富士の樹海に落ちてしまう

 

ミカエル:『レギオン隊の隊長をなめないでください……アグルさん…今向かいます』

 

 

そしてルシファーは

 

やはり六対一はかなりきつい

しかも地獄の力の具現化と言うだけあって

攻撃力は八剣帝全員と同等である

しかし

結果は六体は全員苦戦しながらも倒した

 

ルシファー:『ハァ…ハァ…まだまだぁ…!』

 

サタン:『ぎゃははは!まさか本気であいつらを倒すなんてな!驚いた!』

 

サタンは剣を肩にトントンとしながら笑っていた

 

ルシファー:『チッ!めんどくせぇ……』

 

ルシファーはサタンのいる方向に手を向ける

 

ルシファー:『爆ぜろ!』

 

ルシファーが手を握ると

サタンの近くで爆発が起こる

しかし

サタンはその炎を食っていた

 

サタン:『忘れたかぁ?俺ぁ魔界七将の一人でもあるんだぜ?』

 

魔界七将とは

七つの大罪を司る悪魔達の事である

サタンはその内の憤怒を司り

ルシファーも傲慢を司る

 

ルシファー:『…そりゃお互い様だ』

 

サタン:『はっ!違いねぇ!

つうわけで…不意討ちのサタン・ファイヤ!』

 

ルシファー:『ぐぁぁぁあああ!』

 

ルシファーはサタンの炎に焼かれてしまう

 

フェアリー:『ルシファー!』

 

サタン:『ぎゃははは!ざまぁねぇや!さぁて……マスターに報こ――?』

 

サタンの足元がいつの間にか氷で凍っていた

 

ルシファー:『さすが魔界七将の一人…憤怒のサタン…俺を本気にさせるとはな…』

 

サタンはルシファーの姿に驚いた

何せ炎を使ったにも関わらず

ルシファーの体に火傷など一つも無かったのだ

 

ルシファー:『永遠に溶けない氷の味はどうだ?』

 

サタン:『こんな……こんなもん!魔力解放!うぉぉぉおおお!』

 

サタンは魔力を解放すると

みるみる姿が変貌する

その姿はまるで竜のようであった

 

サタン:『ドラゴニック・サタン!』

 

さらに足元の氷が溶けていた

 

ルシファー:『……はぁ…来い!我が十二使徒!地獄より我の前にひざまずき我が鎧となれ!全装状態!』

 

ルシファーの足元に魔方陣が描かれそこから鎧が現れルシファーに装備される

 

ルシファー:『魔神剣帝ルシファー!降臨!』

 

サタン:『死ね!プロミネンス!』

 

サタンが炎を吐くと

その炎が蛇行しながらルシファーに襲いかかる

 

ルシファー:『邪魔だ』

 

しかしルシファーの氷に凍らされ

サタンの炎でさえも

歯が立たない

 

サタン:『俺の炎が!?』

 

ルシファー:『ぶっ飛べ!ダークネス――』

 

サタン:『ま、待て!俺を倒していいのか?』

 

ルシファー:『?いいだろ?』

 

サタン:『俺を助けりゃお前の恋人を生き返らせるぜ?』

 

ルシファー:『……バカか?メタルメロウはあの時……俺になんて言ったと思う?』

 

サタン:『し、知るかよ…』

 

ルシファー:『あいつは俺に「あなたの幸せは私の幸せ……だからあなたはあの娘と幸せに……」そう言って消えたんだぜ……そんないいやつをもてあそんだてめぇをぶっ飛ばす!』

 

サタン:『そうかいそうかい!なら死ね!おらっ!』

 

サタンはルシファーの腹を蹴飛ばし

間合いを取る

 

サタン:『消し飛べ!サタン・インフェルノ!』

 

サタンは斬撃に炎をのせ

ルシファーへと放つ

 

ルシファー:『ぶっ飛べ!ダークネス・ルシフェル・ファイヤー!』

 

ルシファーもサタンに向かって剣を突きつけようと

走る

 

サタンの斬撃とルシファーの突きがぶつかりあう

だがルシファーが少し押されてしまう

 

ルシファー:『っ!』

 

しかし

フェアリーが後ろから

呪符で支える

 

ルシファー:『!フェアリー!』

 

フェアリー:『私が支える!ルシファーは全力でやって!』

 

ルシファー:『助かったぜ!うぉぉぉおおお!』

 

フェアリー:『行っけぇぇぇえええ!』

 

サタン:『なっ!まっ!ぐぎゃあぁぁぁあああ!』

 

ルシファーの剣がサタンを貫く

 

ルシファー:『お前は罪を犯した……その罪は俺を怒らせた事だ……なんてな』

 

サタンはそのまま

死骨湖に落ちる

 

ルシファー:『ふぅ……終わったな……』

 

フェアリー:『やったぁぁぁあああ!やったよ!ルシファー!』

 

ルシファー:『あぁ!じゃあ

あいつんとこ行くか!』

 

フェアリー:『うん!』

 

ルシファーは木影で少し休み

フェアリーは少し離れた所で魔方陣を描いていた

 

しかし湖からサタンが二人の所に流れ着いた

 

サタン:『ハァ…ハァ…俺は…このままじゃあ終わらねぇ…てめぇを道連れにしてやる……!サタン・レーザー!』

 

サタンはルシファーに向かってレーザーを放つ

 

ルシファーが振り向いた瞬間

レーザーが近くまで来ており

逃げるのも不可能だった

だからといって剣も抜く時間もない

ルシファーは覚悟を決めた

しかし目の前にフェアリーが立ち尽くし

ルシファーの代わりに撃たれてしまう

 

ルシファー:『フェアリー!!!』

 

サタン:『チッ……はずし…た…』

 

サタンはそのまま力尽きる

 

しかしルシファーは

 

ルシファー:『大丈夫か!?フェアリー!』

 

フェアリー:『私は…大丈…夫

…ごめ…んね…力に…なれなくて…』

 

ルシファー:『何いってんだ!

フラグ立てんなよ!俺はまだお前と……フェアリー?おい!目ぇ開けろよ!冗談きついぜ?なぁ!フェアリィィィイイイ!』

 

フェアリーはルシファーの腕の中で息絶えていた

 

ルシファー:『…また…守れなかった……せめて…俺の腕の中で眠ってくれ……』

 

フェアリー・ゼブル死亡により

ルシファー・ミカエリス

戦意喪失

 

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