剣帝伝説   作:DJトッティー

16 / 16
王の伝説

…………最終話………

「王の伝説」

 

一方アグルはと言うと

 

ロストに向けパンチをめちゃくちゃにくり出す

 

アグル:『おらおらおらおらおらおら!』

 

ロスト:『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!』

 

しかしロストもそれを全て受け止める

 

ロスト:『ふん!』

 

そしてロストの拳が一発

アグルに当たる

 

アグル:『がっ!』

 

アグルは吹っ飛び

火山の火口近くに叩きつけられる

 

ロスト:『弱いぞ…テュポエース……少しネタに付き合ったが……私はまだ素手だぞ?』

 

アグル:『うるせぇよ……俺はまだまだぁ…!』

 

ロスト:『ならその命の灯火……私が消してやろう…』

 

するとタイミングよく

タリスマンがやって来る

 

タリスマン:『マスター!ご無事で何よりです!』

 

ロスト:『いいタイミングで来たな……我が剣となれ…タリスマン』

 

タリスマンは光輝き

細長い水晶の剣となった

 

ロスト:『失われた剣!(ロストソード)死ね!』

 

ロストが剣をアグルに向け

突き刺そうと構えた瞬間

どこからか衝撃がロストを襲う

 

しかしロストにはあまりダメージは無い

 

ロスト:『何者だ?』

 

衝撃が現れた方向を向くとそこには魔方陣が開かれていた

そしてその魔方陣から

狼や虎等が現れる

 

次狼:『お、久々の強敵じゃねぇか』

 

狼男の次狼の隣にいた虎男

猛虎(たけとら)が次狼をなだめる

 

猛虎:『我が主の敵ならば倒すのみ!』

 

次狼:『んじゃ!おめぇら出てきていいぜ!』

 

すると魔方陣から続々

現れる

 

骨だけの人間

リッチ

緑のワンピースの少女

シルフ

半人半蛇の男

ナーガ

鬼のオーガ

翼を生やした豹男

パズズ

半魚人のギルマン・キル

吸血鬼のヴァン・アスカ・ローズ

獣の雷獣

半人半蛇の女

ラミア

そしてドラゴンと魚が混ざった幻獣

バハムート

 

この十二人が

幻王十二使徒である

 

アグル:『お前ら……なんで……?』

 

次狼:『お前が死んだら

誰が俺たちまとめるんだよ?』

 

アグル:『…お前ら……よっしゃ!なら次狼!ウエポンモード!』

 

次狼が飛び

くるっと空中で一回転すると

巨大なメガホンになった

 

アグル:『ウルフ・メガホン!キング・ブラスト!』

 

アグルがメガホンに向かって叫ぶと

その声がそのまま衝撃となり

ロストを襲う

 

ロスト:『……』

 

アグル:『シルフ!』

 

シルフも同様な方法で鉄扇になる

 

アグル:『シルフ・テッセン!』

 

アグルはテッセンで風を巻き起こす

が

ロストに消されてしまう

 

ロスト:『………』

 

アグル:『ならヴァン!オーガ!』

 

ヴァンが次狼のように武器に変身し

オーガは武器憑依をする

 

アグル:『ぶっ飛ばせ!王牙(おうが)!&ヴァン・トカレフ!』

 

アグルは弾丸の雨を降らせた後

王牙で斬りかかる

 

しかしロストはそれをいとも簡単に指二本で受け止める

 

ロスト:『……幻獣の皇が聞いてあきれるな……』

 

アグル:『!!(剣が動かねぇ!)』

 

ロスト:『それにウラヌス4強の1人がこの程度とは…』

 

ウラヌス4強とは

 

四人兄弟の事である

長男クロノス

次男ギガース

三男アグル

長女エキドナの四人の事を差す

 

アグル:『クロ兄やギガ兄は関係ねぇだろ!』

 

アグルはロストの腹を蹴り

間合いを取る

 

ロスト:『………ならば4強の代表として私を倒してみよ!』

 

アグル:『やってやる!幻神モード!』

 

アグルは雷帝の時と同じように幻神モードとなる

 

アグル:『いくぜ!ブレイブ・スラッシュ!』

 

アグルは斬撃を放つが

ロストにかわされる

 

アグル:『真・幻皇一閃!』

 

再びロストに斬りかかるが受け止められる

 

ロスト:『まだまだ』

 

アグル:『くっそ!いくぜ!全装状態!』

 

アグルは十二使徒

全員を鎧に変身させ

それを身に付ける

 

アグル:『幻神剣帝アグル!』

 

ロスト:『……幻神剣帝モードか……ならば期待に答え、私も力を解放しよう……覇神モード!』

 

覇神モード

ロストの最終形態である

その姿は

 

神々しく

禍々しい

 

ロスト:『消失覇神ロスト……とでも名乗っておくか……』

 

アグル:『ずいぶん余裕じゃねぇか!』

 

アグルはすばやく

ロストに斬りかかる

 

ロスト:『……なんだ?先ほどと同じだぞ?』

 

ロストはアグルの剣を

指一本で止めていた

 

アグル:『!!』

 

ロスト:『幻獣ごときが神にかなうとでも?』

 

ロストはそのままアグルを吹き飛ばす

 

アグル:『うわっ!』

 

ロスト:『ふっ!』

 

ロストの蹴りがアグルの首に直撃する

 

アグル:『がっ…はっ…』

 

ロスト:『下界では今の技をレッグ・ラリアートというらしい……』

 

アグル:『ちぃ!』

 

ロスト:『今度こそ…死ね!』

 

ロストがアグルの心臓に剣を突き刺そうとしたその時

アグルの目の前に

ドラゴが立っていた

 

アグル:『ドラゴ!!』

 

ドラゴ:『ふん!この程度か?お前がそんなんじゃ先が思いやられるぞ!』

 

アグル:『ドラゴ……わりぃ!もう油断しねぇ!』

 

ロスト:『……チッ……ふん!』

 

ロストが力を入れ

ドラゴを吹き飛ばす

 

ドラゴ:『行くぞ!アグル!』

 

アグル:『よっしゃ!皇幻!フレイムモード!』

 

ドラゴ:『龍幻!フャイヤーフォーム!』

 

二人は剣に青い炎を纏わせ

ロストに斬りかかる

 

アグル:『蒼天炎舞!(そうてんえんぶ)』

 

ドラゴ:『蒼炎龍波!(そうえんりゅうは)』

 

しかし二人の斬撃は全く効いていない

 

ロスト:『……蚊でも止まったかな?』

 

ドラゴ:『なっ!』

 

アグル:『こいつさっきから攻撃してんのにまるでダメージがねぇ!』

 

ロスト:『少々早めに決着をつけるか……!』

 

ロストはアグルを空に吹き飛ばして

ドラゴを火口近くに叩きつける

 

ドラゴ:『がっは!』

 

ロスト:『死ね!グランド・フォルツ!』

 

ロストがアグルを吹き飛ばした方向に手をかざすと

辺りにあった巨大な岩が

アグルを潰す

 

ドラゴ:『アグル!』

 

しかしアグルは意識の中でまだ生きていた

 

アグル:『(……俺は…死んだのか?……確かに俺も不死身とはいえ神が相手だ…いつの間にか不死能力をとられて殺られちまったんだろ……)』

 

しかし誰かがアグルを呼ぶ声が聞こえてくる

 

???:『アグル……アグル!』

 

アグル:『(誰だ?俺を呼ぶのは…』

 

ウラヌス:『私だ!天空神ウラヌスだ!』

 

アグルの目の前に白いマントを着た男が立っていた

その正体はアグルの父

天空神ウラヌスだった

 

アグル:『親父!?』

 

ウラヌス:『お前はその程度だったのか?それでも皇幻に認められた男か?その力でロストを倒すと言う偉業を果たして見せよ!』

 

アグル:『……そうだ…俺はクロ兄やギガ兄、エキドナを押し退け皇幻を手に入れた……やるしかねぇ!』

 

ウラヌス:『よく言った!ではオリンポスの神の力とブッダの力を貸そう』

 

アグル:『ありがてぇ!』

 

 

一方ロストは

 

ロスト:『……死んだか……』

 

ドラゴ:『まさか……そんな…』

 

ロスト:『……これも運命だ……』

 

ロストがその場から去ろうとしたその時

岩が割れる音が辺りに響く

 

アグル:『うぉぉぉぉおおお!』

 

先ほどの岩の中から

アグルが姿を現す

その光景に思わずロストは驚いてしまう

 

ロスト:『……なっ……!』

 

アグル:『わりぃね!俺は不死身なんだよ!オリンポスの神々よ!ブッダよ!俺に力を貸してくれ!』

 

すると空から一筋の光がアグルに降りかかる

するとアグルの鎧が黄金に輝く

 

アグル:『幻神剣帝明王!アグル!』

 

アグルはそのままロストに攻撃を仕掛ける

しかしロストはそれを受ける

 

ロスト:『何故だ!何故人間達のためにそこまでする!?』

 

アグル:『人間達の為じゃねぇ!仲間のためだ!』

 

ロスト:『仲間の為だと?』

 

アグル:『あぁ!お前もいるだろ!仲間が!』

 

ロスト:『うるさい!しねぇ!ダークネス・ワールド!』

 

アグル:『うぉぉぉぉおおお!ゴッド・イリュージョン・エクストリーム!』

 

ロスト:『はぁぁぁあああ!』

 

アグル:『うぉぉぉぉおおお!』

 

ロストとアグルの必殺技がぶつかる

しかし

ロストの力よりアグルの力が勝り

ロストは切られてしまう

 

ロスト:『がはっ!』

 

アグル:『勝った……』

 

ちょうどそのとき

レビィ達がアグルの元にたどり着いた

 

レビィ:『アグル!勝ったの?』

 

アグル:『……あぁ!』

 

ベルゼ:『よっしゃぁぁぁあああ!』

 

剣帝達は勝利を喜んでいた

ミカエル:『やはりすごいです!アグルさん!』

 

ヘビモス:『さすがだぜ!』

 

 

キメラ:『やったぁ!宴だぁ!』

 

シズ:『腕がなるぜ!』

 

レビィ:『勝利の美酒よ!』

 

しかしその一方で嘆く者が一人

 

ルシファーだ

 

ルシファー:『けど……フェアリーがっ……』

 

するとロストが立ち上がる

 

ロスト:『……それならば問題は無い……』

 

アグル:『ロスト!』

 

ロスト:『まさか私が貴様らに感化されるとはな……輪廻の輪よあのものを蘇らせよ!』

 

ロストが空に向かい剣を立てると

 

光の粉がフェアリーに降りかかる

するとフェアリーの意識が戻る

 

フェアリー:『……ふにゃ?…なんでここに居るの?』

 

 

ルシファー:『フェアリー!』

 

ルシファーは思わずフェアリーに抱きついてしまう

 

フェアリー:『ルシファー!?ちょっ!恥ずかしいから!』

 

ルシファー:『良かった…!』

 

 

そしていつの間にか来ていた悪剣帝達は

 

ネメシス:『マスター!』

 

サタン:『ご無事ですか?』

 

ロスト:『あぁ……しかし……あの事を伝えなければ…アグル・テュポエース』

 

ロストはアグルを呼び

あることを伝えようとする

 

アグル:『なんだ?』

 

ロスト:『気をつけろ…やつらはまだ生きている…』

 

アグル:『奴ら?』

 

ロスト:『私のいる組織…イルミナティ!奴らのリーダーは……』

 

???:『おっとそこまでだ!』

 

ロスト:『誰だ!?』

 

ロストが振り向くとそこには

黒ずくめのがたいのいい男と細い男が中に浮いていた

 

???:『貴様はいろいろしゃべり過ぎた……よって封印の刑に処す!』

 

細い男がロストに矢を放つ

がロストの目の前にアグルが立ち矢に射ぬかれてしまう

 

???:『チッ!行くぞ!』

 

黒ずくめの二人はその場から消える

 

レビィ:『アグル!大丈夫?』

 

アグル:『大丈夫だ…がはっ!』

 

ロスト:『何故…私を…』

 

アグル:『俺が守りてぇから守っただけだ…』

 

レビィ:『でもそれじゃアグルが……』

 

アグル:『いいんだ……わりぃな…約束守れなくて……じゃあな…』

 

そのままアグルはエトナ火山の火口に向かう

 

レビィ:『アグル!アグルも行くなら私も!』

 

アグル:『ダメだ!安心しろ、俺はまた復活する…どうしてもって言うならこれを……』

 

そしてアグルはあるものをレビィに渡し、そのまま

エトナ火山の中に飛び降りる

 

レビィ:『……全く…復活したら葡萄酒奢りなさいよ……さぁ!一時八剣帝解散よ!』

 

八剣帝:『おぉ!』

 

 

この戦いの後

レビィは世界を旅しアグルの封印を解く鍵を探していた

 

ルシファーは魔界に帰り

フェアリーと共に暮らしていた

 

ミカエルは天界に帰り

レギオン隊として警備に励み

 

シズはイタリアで料理店を経営

 

ヘビモスは地上突撃隊の隊長として復帰

 

キメラは地上突撃隊の中の四人、ワイルドフォースとして活動

 

ベルゼは

ギリシャで剣術を教えていた

 

ドラゴは婚約者と共に行方不明

 

ロストはどこか旅に出ていた

 

王の伝説を残すために

 

完

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。