…………最終話………
「王の伝説」
一方アグルはと言うと
ロストに向けパンチをめちゃくちゃにくり出す
アグル:『おらおらおらおらおらおら!』
ロスト:『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!』
しかしロストもそれを全て受け止める
ロスト:『ふん!』
そしてロストの拳が一発
アグルに当たる
アグル:『がっ!』
アグルは吹っ飛び
火山の火口近くに叩きつけられる
ロスト:『弱いぞ…テュポエース……少しネタに付き合ったが……私はまだ素手だぞ?』
アグル:『うるせぇよ……俺はまだまだぁ…!』
ロスト:『ならその命の灯火……私が消してやろう…』
するとタイミングよく
タリスマンがやって来る
タリスマン:『マスター!ご無事で何よりです!』
ロスト:『いいタイミングで来たな……我が剣となれ…タリスマン』
タリスマンは光輝き
細長い水晶の剣となった
ロスト:『失われた剣!(ロストソード)死ね!』
ロストが剣をアグルに向け
突き刺そうと構えた瞬間
どこからか衝撃がロストを襲う
しかしロストにはあまりダメージは無い
ロスト:『何者だ?』
衝撃が現れた方向を向くとそこには魔方陣が開かれていた
そしてその魔方陣から
狼や虎等が現れる
次狼:『お、久々の強敵じゃねぇか』
狼男の次狼の隣にいた虎男
猛虎(たけとら)が次狼をなだめる
猛虎:『我が主の敵ならば倒すのみ!』
次狼:『んじゃ!おめぇら出てきていいぜ!』
すると魔方陣から続々
現れる
骨だけの人間
リッチ
緑のワンピースの少女
シルフ
半人半蛇の男
ナーガ
鬼のオーガ
翼を生やした豹男
パズズ
半魚人のギルマン・キル
吸血鬼のヴァン・アスカ・ローズ
獣の雷獣
半人半蛇の女
ラミア
そしてドラゴンと魚が混ざった幻獣
バハムート
この十二人が
幻王十二使徒である
アグル:『お前ら……なんで……?』
次狼:『お前が死んだら
誰が俺たちまとめるんだよ?』
アグル:『…お前ら……よっしゃ!なら次狼!ウエポンモード!』
次狼が飛び
くるっと空中で一回転すると
巨大なメガホンになった
アグル:『ウルフ・メガホン!キング・ブラスト!』
アグルがメガホンに向かって叫ぶと
その声がそのまま衝撃となり
ロストを襲う
ロスト:『……』
アグル:『シルフ!』
シルフも同様な方法で鉄扇になる
アグル:『シルフ・テッセン!』
アグルはテッセンで風を巻き起こす
が
ロストに消されてしまう
ロスト:『………』
アグル:『ならヴァン!オーガ!』
ヴァンが次狼のように武器に変身し
オーガは武器憑依をする
アグル:『ぶっ飛ばせ!王牙(おうが)!&ヴァン・トカレフ!』
アグルは弾丸の雨を降らせた後
王牙で斬りかかる
しかしロストはそれをいとも簡単に指二本で受け止める
ロスト:『……幻獣の皇が聞いてあきれるな……』
アグル:『!!(剣が動かねぇ!)』
ロスト:『それにウラヌス4強の1人がこの程度とは…』
ウラヌス4強とは
四人兄弟の事である
長男クロノス
次男ギガース
三男アグル
長女エキドナの四人の事を差す
アグル:『クロ兄やギガ兄は関係ねぇだろ!』
アグルはロストの腹を蹴り
間合いを取る
ロスト:『………ならば4強の代表として私を倒してみよ!』
アグル:『やってやる!幻神モード!』
アグルは雷帝の時と同じように幻神モードとなる
アグル:『いくぜ!ブレイブ・スラッシュ!』
アグルは斬撃を放つが
ロストにかわされる
アグル:『真・幻皇一閃!』
再びロストに斬りかかるが受け止められる
ロスト:『まだまだ』
アグル:『くっそ!いくぜ!全装状態!』
アグルは十二使徒
全員を鎧に変身させ
それを身に付ける
アグル:『幻神剣帝アグル!』
ロスト:『……幻神剣帝モードか……ならば期待に答え、私も力を解放しよう……覇神モード!』
覇神モード
ロストの最終形態である
その姿は
神々しく
禍々しい
ロスト:『消失覇神ロスト……とでも名乗っておくか……』
アグル:『ずいぶん余裕じゃねぇか!』
アグルはすばやく
ロストに斬りかかる
ロスト:『……なんだ?先ほどと同じだぞ?』
ロストはアグルの剣を
指一本で止めていた
アグル:『!!』
ロスト:『幻獣ごときが神にかなうとでも?』
ロストはそのままアグルを吹き飛ばす
アグル:『うわっ!』
ロスト:『ふっ!』
ロストの蹴りがアグルの首に直撃する
アグル:『がっ…はっ…』
ロスト:『下界では今の技をレッグ・ラリアートというらしい……』
アグル:『ちぃ!』
ロスト:『今度こそ…死ね!』
ロストがアグルの心臓に剣を突き刺そうとしたその時
アグルの目の前に
ドラゴが立っていた
アグル:『ドラゴ!!』
ドラゴ:『ふん!この程度か?お前がそんなんじゃ先が思いやられるぞ!』
アグル:『ドラゴ……わりぃ!もう油断しねぇ!』
ロスト:『……チッ……ふん!』
ロストが力を入れ
ドラゴを吹き飛ばす
ドラゴ:『行くぞ!アグル!』
アグル:『よっしゃ!皇幻!フレイムモード!』
ドラゴ:『龍幻!フャイヤーフォーム!』
二人は剣に青い炎を纏わせ
ロストに斬りかかる
アグル:『蒼天炎舞!(そうてんえんぶ)』
ドラゴ:『蒼炎龍波!(そうえんりゅうは)』
しかし二人の斬撃は全く効いていない
ロスト:『……蚊でも止まったかな?』
ドラゴ:『なっ!』
アグル:『こいつさっきから攻撃してんのにまるでダメージがねぇ!』
ロスト:『少々早めに決着をつけるか……!』
ロストはアグルを空に吹き飛ばして
ドラゴを火口近くに叩きつける
ドラゴ:『がっは!』
ロスト:『死ね!グランド・フォルツ!』
ロストがアグルを吹き飛ばした方向に手をかざすと
辺りにあった巨大な岩が
アグルを潰す
ドラゴ:『アグル!』
しかしアグルは意識の中でまだ生きていた
アグル:『(……俺は…死んだのか?……確かに俺も不死身とはいえ神が相手だ…いつの間にか不死能力をとられて殺られちまったんだろ……)』
しかし誰かがアグルを呼ぶ声が聞こえてくる
???:『アグル……アグル!』
アグル:『(誰だ?俺を呼ぶのは…』
ウラヌス:『私だ!天空神ウラヌスだ!』
アグルの目の前に白いマントを着た男が立っていた
その正体はアグルの父
天空神ウラヌスだった
アグル:『親父!?』
ウラヌス:『お前はその程度だったのか?それでも皇幻に認められた男か?その力でロストを倒すと言う偉業を果たして見せよ!』
アグル:『……そうだ…俺はクロ兄やギガ兄、エキドナを押し退け皇幻を手に入れた……やるしかねぇ!』
ウラヌス:『よく言った!ではオリンポスの神の力とブッダの力を貸そう』
アグル:『ありがてぇ!』
一方ロストは
ロスト:『……死んだか……』
ドラゴ:『まさか……そんな…』
ロスト:『……これも運命だ……』
ロストがその場から去ろうとしたその時
岩が割れる音が辺りに響く
アグル:『うぉぉぉぉおおお!』
先ほどの岩の中から
アグルが姿を現す
その光景に思わずロストは驚いてしまう
ロスト:『……なっ……!』
アグル:『わりぃね!俺は不死身なんだよ!オリンポスの神々よ!ブッダよ!俺に力を貸してくれ!』
すると空から一筋の光がアグルに降りかかる
するとアグルの鎧が黄金に輝く
アグル:『幻神剣帝明王!アグル!』
アグルはそのままロストに攻撃を仕掛ける
しかしロストはそれを受ける
ロスト:『何故だ!何故人間達のためにそこまでする!?』
アグル:『人間達の為じゃねぇ!仲間のためだ!』
ロスト:『仲間の為だと?』
アグル:『あぁ!お前もいるだろ!仲間が!』
ロスト:『うるさい!しねぇ!ダークネス・ワールド!』
アグル:『うぉぉぉぉおおお!ゴッド・イリュージョン・エクストリーム!』
ロスト:『はぁぁぁあああ!』
アグル:『うぉぉぉぉおおお!』
ロストとアグルの必殺技がぶつかる
しかし
ロストの力よりアグルの力が勝り
ロストは切られてしまう
ロスト:『がはっ!』
アグル:『勝った……』
ちょうどそのとき
レビィ達がアグルの元にたどり着いた
レビィ:『アグル!勝ったの?』
アグル:『……あぁ!』
ベルゼ:『よっしゃぁぁぁあああ!』
剣帝達は勝利を喜んでいた
ミカエル:『やはりすごいです!アグルさん!』
ヘビモス:『さすがだぜ!』
キメラ:『やったぁ!宴だぁ!』
シズ:『腕がなるぜ!』
レビィ:『勝利の美酒よ!』
しかしその一方で嘆く者が一人
ルシファーだ
ルシファー:『けど……フェアリーがっ……』
するとロストが立ち上がる
ロスト:『……それならば問題は無い……』
アグル:『ロスト!』
ロスト:『まさか私が貴様らに感化されるとはな……輪廻の輪よあのものを蘇らせよ!』
ロストが空に向かい剣を立てると
光の粉がフェアリーに降りかかる
するとフェアリーの意識が戻る
フェアリー:『……ふにゃ?…なんでここに居るの?』
ルシファー:『フェアリー!』
ルシファーは思わずフェアリーに抱きついてしまう
フェアリー:『ルシファー!?ちょっ!恥ずかしいから!』
ルシファー:『良かった…!』
そしていつの間にか来ていた悪剣帝達は
ネメシス:『マスター!』
サタン:『ご無事ですか?』
ロスト:『あぁ……しかし……あの事を伝えなければ…アグル・テュポエース』
ロストはアグルを呼び
あることを伝えようとする
アグル:『なんだ?』
ロスト:『気をつけろ…やつらはまだ生きている…』
アグル:『奴ら?』
ロスト:『私のいる組織…イルミナティ!奴らのリーダーは……』
???:『おっとそこまでだ!』
ロスト:『誰だ!?』
ロストが振り向くとそこには
黒ずくめのがたいのいい男と細い男が中に浮いていた
???:『貴様はいろいろしゃべり過ぎた……よって封印の刑に処す!』
細い男がロストに矢を放つ
がロストの目の前にアグルが立ち矢に射ぬかれてしまう
???:『チッ!行くぞ!』
黒ずくめの二人はその場から消える
レビィ:『アグル!大丈夫?』
アグル:『大丈夫だ…がはっ!』
ロスト:『何故…私を…』
アグル:『俺が守りてぇから守っただけだ…』
レビィ:『でもそれじゃアグルが……』
アグル:『いいんだ……わりぃな…約束守れなくて……じゃあな…』
そのままアグルはエトナ火山の火口に向かう
レビィ:『アグル!アグルも行くなら私も!』
アグル:『ダメだ!安心しろ、俺はまた復活する…どうしてもって言うならこれを……』
そしてアグルはあるものをレビィに渡し、そのまま
エトナ火山の中に飛び降りる
レビィ:『……全く…復活したら葡萄酒奢りなさいよ……さぁ!一時八剣帝解散よ!』
八剣帝:『おぉ!』
この戦いの後
レビィは世界を旅しアグルの封印を解く鍵を探していた
ルシファーは魔界に帰り
フェアリーと共に暮らしていた
ミカエルは天界に帰り
レギオン隊として警備に励み
シズはイタリアで料理店を経営
ヘビモスは地上突撃隊の隊長として復帰
キメラは地上突撃隊の中の四人、ワイルドフォースとして活動
ベルゼは
ギリシャで剣術を教えていた
ドラゴは婚約者と共に行方不明
ロストはどこか旅に出ていた
王の伝説を残すために
完