こんなに頑張っているのになんで俺にはヒロインがいないんじゃー   作:夜遊

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鞠亜編、

 

 

「今ど

こにいる?」「えーマジで!?」「ふざけんな!     !」「あり 

 

がとー!!」「腹へった……」「見      っけ」「へぇ」「待ってくれ!?」「さよ          うなら」「でさぁ…」「うけるぅ!!」「お

や、お前は?」「あ、悪い」「兄ちゃん金貸してくれない?」「だってさ」「何か食べに行く」「はっく

 

しょん!!」「キミ可愛いねぇ」「今からいくよ」「馬鹿野郎」「       邪魔だ!!」「でさぁ」「アイツ初めて会った    とき」「知

 

らないよ」「ごめんな          さい」「おい、         邪魔だ!!」「あっちじゃ    ない?」「マナーを守れ

 

よ」「実際に使って」「おい」「こんばんは」「新しい服じゃん」「へへへ」「まだだよ」「もしもし」「さようなら」「なか    なか」「危ないよ!!」「また、危        ない事をし    ているのか」「らっら        っらぁ」「今から一緒に飯でも        どう?」「いやはや」「少年、命は」「キャハハ」「大切にしなくては」「待ってぇ」「だ    からさ」「あ、もしもし?」「仕方な           い」「それマジぃ!?」「おい待てよ!!」「離して!!」「今       

 

回は」「あ りがとうございます」「我      輩が」「無理        無理   」      「少年を     」「ハハハ!!」

 

「助けよう」

 

 

 

 

 

無数の声が僕の耳に激流のように流れ込んでくる。

 

目に見える物は針となり糸となり視界から脳へ直接縫われるような感覚だ。

 

 

     故    こ

 

こ     に    い

 

 る    ?

 

何  故 

 

   歩    

 

      いて  

 

い         る ?

 

何 故

 

生    き

 

て         い る

 

    ?

 

活性化した視界や聴覚とは反対に肉体は衰弱したかに思える。

 

ふらつく体を揺らしながら、それでも瞼は瞬きを忘れ開かれたままだ。

 

頭が痛い。

 

目が回る。

 

吐き気がする。

 

気持ち悪い。

 

誰か助けて。

 

 

 

 

 

気分は最悪な方向に向かっていた。

 

まるで暗闇に支配された砂漠に一人取り残されたようだ。

 

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