こんなに頑張っているのになんで俺にはヒロインがいないんじゃー   作:夜遊

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大変永らくお待たせいたしました。

御坂妹編開始です!


御坂妹編。プロローグ。レポート 『レベル6シフト計画』

とある研究機関のレポート2

 

我々は実験を行うにあたり、被験者を見つけた。

 

彼は数日前にとある事件を起こし、逮捕された犯罪者だが、我々は彼の『変質』に目を付けた。

 

彼の書庫でのレベルは1だが、事件当初の調べではレベル4クラスの能力を使用していたことがわかった。

 

残念ながら逮捕された現在では当時の能力は使えなくなっていたがそれでも彼は書庫の能力にはない性能をもっている。

 

そして驚く事にこれまでの研究の結果、彼はレベルの概念が無いとがわかった。

 

つまり、彼、齋藤誠はレベルを持たない能力者になっていた。

 

正確にはレベルは存在するが決まったレベルの性能は持っておらず、彼の精神面の変化で時にはレベル1にもなり、時にはレベル2にもなり、時にはレベル3にもなるのだ。

 

これは我々の研究の理想像であり、齋藤誠少年を研究すればより多くの低レベル能力者が高レベルの能力者にランクアップする架け橋になると我々は結論付けた。

 

残念ながら齋藤誠少年は現在レベル3までの能力しか使えていないが、恐らくこのままいけば一時的にレベル5程度の、いや、それ以上、レベル6にも届く能力者になるのかも知れない。

 

これは私個人の私情でもあるが、現在同時進行されている学園都市第一位の『レベル6シフト計画』とは違う筋からレベル6を作り上げる事も可能ではないのだろうか?

 

よって我々は長点上機学園在住の『能力調整』を齋藤誠少年のバックアップに付け、彼が起こした事件の関係者に偶然を装い接触させ現在、齋藤誠少年が抱えているレベル4への壁を乗り越えさせる実験を行う事を決定した。

 

この実験で、齋藤誠少年自信に何らかの変化、そして進化が起きる事を我々は願う。

 

 

 

 

 

 

とある遺伝子研究機関の経過レポート1

 

私達の研究の最終目的は簡潔だ。

 

『人類の進化』

 

ホモサピエンスから数千年で私達人間は劇的な進化をしてきた。

 

しかし、現在私達人間は進化の壁に突き当たっていると考えている。

 

私達と逆の説を唱える機関も多いがそれは間違っている。

 

このままいけば私達人間は環境の変化により適合ができず絶滅するだろう。

 

それを回避する為に私達人間が必要とするのは劇的な進化を促す法則だ。

 

数ヶ月前、私の前任である夜遊融個博士は1つの可能性を発案した。

 

それが『人魚の涙計画』。

 

表向きは失敗に終わった計画だが、機密にはこの計画はただ失敗に終わった訳ではない。

 

夜遊融個博士はこの実験で一体の完成品を作り上げる事に成功していたのだ。

 

完成品は誕生後、まもなく不慮の事故で死亡が確認されたが、その後の調査でもう一体の完成品が存在している事がわかった。

 

正確には完成品には程遠く、まだまだ完成品と言うには性能不足だが、彼は間違いなく全人類の進化の先を行っている筈だ。

 

彼を研究すれば私達の求める法則を見付けられる可能性が高い。

 

しかし、問題がある。

 

彼の性格を考慮すると私達の研究には非協力だろう。

 

そこで私達は同時進行されている『レベル6シフト計画』を行っている別の研究機関に協力を求め……

 

もう一人の彼を作り上げた。




明日また更新スタートです!

いつもの酷い駄文ではありますが、お付き合い願います。

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