こんなに頑張っているのになんで俺にはヒロインがいないんじゃー 作:夜遊
とある研究機関のレポート3
我々が行う実験の詳細はこうだ。
齋藤誠少年の能力を最大に発揮する環境を故意的に作り齋藤誠少年のトラウマを刺激し、能力を使用させ、それをモニタニング、計測すること。
問題点としてはこの実験の詳細を齋藤誠少年自身が知っていると、我々の望んだ数値がでない事だ、よって我々は齋藤誠少年に実験の詳細は知らせず、ダミーの実験内容を伝えて本来は故意的な実験を偶発的に起きた事件と齋藤誠少年には思わせる事とする。
齋藤誠少年のトラウマを、刺激する出来事は日数が近いあの事件の被害者を利用する事とし、被害者を襲う人間を我々で用意した。
とある遺伝子研究機関の研究レポート2
私達はこの実験を行うに辺り、とある筋から同時期に完成品に関わりのある人物が実験を行う事を知った。
そこで私達はその実験にサプライズで介入することにした。
その為にとある人物にコンタクトを取ることにする。
私達の行うことは、その実験の基盤になった少年が起こした事件の再現。
つまり
吹寄制理の誘拐だ。
とある研究員の日記1
なんと言う事だ。
私は安全を何よりも重んじる性格だと自負しているのに、あの女の口車に乗せられてしまったなんて!!
あの機械は今後の学園都市をより豊かにする為に設計していた筈なのに。
まさか、あんな化け物の為に役立ってしまうとは!!
こんなことなら、あの機械を作らなければよかった!!
こんなことなら、あの機械を破壊すればよかった!!
狂気の沙汰だ!!
あんな子供にあんな事をするなんて!!
しかし、悔しいことに最早計画は止められない!!
学園都市をより豊かにする為に設計していた機械は、学園都市を、いや、世界を壊しかねない悪魔の兵器になってしまった!!
私に残された選択肢は2つ。
1つはあの機械を破壊する事。
しかし、これは行えない。
これは私自身の完全なる私情であるが、ここ数年間の私の血と汗と努力の結晶であるあの機械は私の子供のような存在だ。我が子を殺す事は出来ない!!
それでは、もう1つの選択肢を選ぶしかない。
あの子供を殺すしかない!!
私には無理だ。
ならば、誰かに殺ってもらうしかない!
※ この日記は殺害された研究員の隠し金庫の中に残されていた。彼はその日ある人間と接触していたことがわかっているがその人物はまだわかっていない。
補足だが、研究員の遺体には高電磁波の電流が流れたらしく、体は黒焦げ、髪は逆立ち、舌は爆発し、眼球は破裂していた。
はい、次!!