今回から異変が起こって行きます!
それでは、本編へどうぞ!!
第17話 終わらない冬
現在、幻想郷は5月である。
季節としてはもう春であるはずなのだが……
「いや、何でまだ雪が降ってるんだよ!!」
そう、何故か幻想郷に春はやってきていなかったのだ!!!
5月になっても春が来ないという事は、おそらく……
「……異変、だな」
さて、今度は誰が起こしたんだ?
「今、幻が出かけてるけど書き置きを書いとけば大丈夫か」
さて、まずどこで起きてるかを見つけなければ……
風真が家を出た同時刻、博麗神社では。
「おい霊夢!!これって」
「えぇ、異変でしょうね。さっさと解決しましょ」
「おう!それじゃ行くぜ!」
異変の解決者二人が動き出した。
また、メイドの少女は、
「全く……冬が終わらないとこっちも困るってのに……あの二人が解決に行ってると思うけど、私も行こうかしら?」
と、こちらも同じく動き出していた。
そして、白いコートを着ている茶色の髪をした少年は……
「…………ちょっと異変解決しに行ってるって書いてるな……」
あいつ……この異変を解決しに行ったのか……
「……!なんか、上の方で妖力を感じる!!」
だんだんと妖力が強くなっている……この異変の原因か?
「はぁ……じゃ、俺も行こうかね」
そう言って、少年は空の方を目指した。
「さて、まずどこに行こうか?」
まずは情報収集何だけど、誰か知っている奴はいないのか?
そう言って、森の中を歩いていると、
「くろまく〜」
「…………はい?」
…………なんか、雪女っぽい黒幕が現れた。
「……それじゃあ、あんたを倒せばこの異変が解決でOK?」
「そんな訳ないじゃない」
「ですよね〜」
そう言って、その雪女っぽい人はどこかに行ってしまった。
「……何だったんだ?」
……まあいいや、先に進もう。
「それで、ここはどこだ?」
何故か、猫がいっぱい居るどこに来たんだが……
「ここに迷い込んだら最後!」
ん?誰かいるのか?
「2度と戻れ……ってあれ?風真さんだ!!」
振り返ると、そこには人間の格好をした猫……橙がいた。
俺の家を作ってくれた紫の式の式である。
「久しぶりだな、お陰様で快適に過ごせてるよ」
「それは良かったです!それで今日は何でここに?」
「異変の解決に来たんだよ。なんか知らない?」
「……すみません、わからないです……」
そう言って、橙が少ししょんぼりした。
「そっか。そういや今紫は何してるの?」
「紫様なら冬眠中ですよ」
「……何だって?」
あいつ……何で寝てんだよ!! てか冬眠って昆虫か!
「さてと、じゃあそろそろ行くよ」
「はい!気をつけて!」
俺はそう言って、マヨヒガを後にした。
「あら、ここに来るなんて、珍しいわね」
「えぇ〜と、どちら様ですか?」
今、俺は金髪の少女に声をかけられていた。
凄いいっぱい人形を引き連れていた。
「あなたが風真ね、魔理沙から聞いてるわよ」
「あんた、魔理沙の知り合いか?」
「えぇ、そうよ。私はアリス。アリス・マーガトロイドよ。よろしく」
「よろしく。俺は停楽風真だ」
「それで、あなたもこの異変を解決しようとしているのね」
「何か知っているのか?」
「えぇ、誰かが春を集めてる。その分幻想郷の春が取られていて、だから冬が終わらないのよ」
「集めてる所はわかるか?」
俺はそう聞いた。するとアリスは空に指を指して、
「……冥界。そこに春が集まっているわ」
そう言った。
ーーーこの時、俺には一つ問題があった。
「……なあ、その冥界ってどこにあるんだ?」
「上よ。空の上」
「……嘘だろ……」
ーーーどうやって、冥界まで行けばいいんだ?
そう、俺は基本的に空を飛ぶことができない。弾幕ごっこの時は地面に向かって風を放出して飛んでいるが、長くは持たない。
ーーーつまり、俺はどうやっても冥界に行くことができないってことですか?
「………………どうすりゃいいんだ!!!」
現状、何もできない俺は途方に暮れてしまった。
いかがだったでしょうか?
次回は幻視点の話になると思います!
それでは、次回もお楽しみに!!!