風真が困り果てている間、幻は一体何をしていたのか?
それでは本編をどうぞ!!!
「ちょっと異変解決しに行ってるって書いてるな……」
あいつ……一人で解決しに行ったのか……
そう考えていると、
「!?なんか上の方で妖力を感じる!!」
だんだん強くなっていってる……この異変が原因か?
ーーーこのままじゃまずいな……この妖力は危険だ。
「はぁ……じゃあ俺も行こうかね」
「妖力は上から感じるってことは空の上か」
空の上に果たして何があるんだろう?てか幻想郷の空になんかあったっけ?
ーーーあ、空って……
「風真の奴、どうやっていくつもり何だ?」
風真は空を飛べないからな〜どうするんだろう?
「ま、風真ならなんとかするだろ」
すると、どこからか弾幕が飛んできた!
「ちょ、危な!!」
なんだ?一体どこから飛んできた?…………妖精?
「はーるでーすよーっ!」
「だから危ないって!!」
あの妖精……テンション高いのか弾幕を撒き散らしてやがる……!
「はーるでーすよーっ!!!」
「うわ!!さらに濃くなった!」
なんだ!?春が来てテンションが上がってるのか?周りは雪だらけなのに!?
「は、る、で、す、よ!!!!」
「ちょ、落ち着けぇぇえええ!!」
10分後、白い妖精は違う所に飛んで行ったようだ
「……疲れた」
なんだったんだろう、今の妖精。
「はぁ……で?ここはどこだ?」
妖力が流れてくる場所を探して約5分。するとなんか柱が点在する場所に出てきた。
「……近いな」
妖力を出している何かはこの近くにあるはず……
「……って言っても特に何も……」
周りに柱があるだけだからな〜〜
「……誰か来たよ?」
「本当だ。珍しいわね」
「何者だろう?」
……なんだ?楽器を持った……正しくは楽器が近くで浮いている三人が何やら話している。
しばらくして、三人のうちの一人が俺に近づいてきた。
「こんにちは。ここに何か用があるのかな?」
「ああ、この異変を解決しようと思ってここまで来たんだが、何か知らないか?」
「ええ、この先に冥界につながる穴があって、そこから春を奪っている人がいるわ」
「本当か!!」
まさか、こんなところでこんな情報が聞けるとは……
「で、その冥界の穴ってどこにあるんだ?」
「貴方……冥界にいく気?」
「まあ、行かないと異変が解決出来ないしな」
「……危険よ?特に生きている人にとっては」
「……?お前、生きてないの?」
「ええ、騒霊よ」
そして、黒い格好をした騒霊は、
「ちょっと待ってて」
そう言って二人を呼びに行った。
「それじゃあ改めて自己紹介するわ。私はルナサ・プリズムリバーよ」
「メルラン・プリズムリバー。騒霊だよ」
「リリカ・プリズムリバーよ。同じく騒霊よ」
どうやら、この三人は姉妹みたいだ。
「柊幻、半人半妖だよ。まあ、何の妖怪かはわからないけどな」
とりあえず自己紹介も終えて本題に戻る。
「冥界に行きたいんでしょ?だったら、私達に勝てたら行ってもいいわ」
「!?どうしてそうなった?」
「三人で相談したんだけどね、冥界は危険な場所。だから勝手だけど貴方が行っても大丈夫かどうかをここで試すわ」
「三対一で勝てるなら冥界に行っても大丈夫でしょうから。どう?戦う?」
三人は聞く。
「ああ、それでいいよ。手加減はしないからな」
「ええ、それじゃあ始めますか」
そして……
「じゃあ……行くよ!!」
その掛け声と共に弾幕ごっこが始まった。
「あら、あんたも来たの?」
「ええ、この冬が終わらないと私も困りますので」
霊夢、魔理沙、咲夜の三人は空中で合流していた。
「それで、春を盗んでいる奴がこの先にいるのね!」
「早くこの異変を解決してお花見がしたいぜ……」
「……?待って、何か音が聞こえるわ」
咲夜の声で二人は止める。
その先には……
「幻!?あいつ戦っているの?」
幻が、楽器を持った三人と戦っていた。
「おい、三対一だぜ!?助けないと!」
魔理沙が幻に加勢しようと動く。
しかし、
「待ちなさい魔理沙」
霊夢に止められた。
「何でだ?あいつこのままじゃ……!」
「大丈夫よ。見た感じ幻の方が優勢よ」
「そうね。…………何だかいつもの幻じゃないように見えるわ」
幻の方を見ると、いつもふざけて悪戯したりする感じではなく、いつにも増して真剣のように見えた。
「っ!これならどう!騒符『ファントムディニング』」
ルナサが前衛に立ち音符を放つ。
その音符はしばらくすると弾幕に変わり幻を狙って行った。
「……!」
幻が避けようとすると残りの二人が的確に幻を狙った。
(……このままじゃ当たるな……それなら!)
「空間『スペースドロップ』」
幻に弾幕が当たる瞬間、弾幕が消えた。
「え!?弾幕が消えた!?」
「驚くのはまだ早いぜ!」
(半径10mに入っているのは……ルナサだな!)
幻がルナサ達の距離を確認して、
「え!?きゃあ!!」
ルナサの後ろから弾幕が飛びたしてきた。
「お姉さん、大丈夫?」
「ええ、大丈夫よ」
「それじゃあ次行くよ!合葬『プリズムコンチェルト』」
メルランが退き、ルナサとリリカが前に立つ。
ルナサとリリカの間に光の壁が現れた。
(何だ?防御か?)
メルランが弾幕を打ち出す。
そして光の壁に当たった瞬間……
「な!軌道が変わった!?」
急に軌道が変わり幻に向かって飛んでいった。
(……なるほど、文字通りプリズムってわけか)
光の屈折を利用した弾幕。
幻はそれを何とか躱していく。
そして、
「ならこっちも、屈折『スペクトルショット』!」
幻の前に鏡が作り出される。そして真っ白な光線が鏡に当たり複数の七色の光線となり三人に向かっていった。
「うわわ!!避けられない!!」
「きゃあぁぁああ!」
「うわぁぁああ!!」
三人はスペル発動中だったため避けられず被弾した。
そして、
「って、うわぁぁぁぁああ!!」
幻も同じく被弾した。
「っ……相打ちか」
「うぅ……貴方強いわね」
「これで最後だよ!大合葬『霊車コンチェルトグロッソ』!」
三人が一箇所に集まり三角になるように光の壁を貼る。そして壁の内部で弾幕を打ち出す。壁に当たった弾幕は軌道を変えて襲ってきた。三人は回っているため軌道が一つ一つ変則的に変わっていった。
「くっ!避けにくい!」
「ふふふ、どこまで避けれるかな?」
三人が出した弾幕が一斉に幻を襲う。
そして、段々と幻に擦りだした。
(くそ! このままじゃやられる……勝つには三人を一気に倒さないと……! 幸い三人は一箇所に集まりっている。今なら……!)
そう考えている間にもどんどん幻は追い詰められていた。
「いっけぇ!!」
「このまま私達の勝ちだ!!」
三人はすでに勝った気分でいた。
ーーーその隙を幻は逃さなかった。
「…………スペル」
幻は三人に手をかざす。
「今更何をしたって無駄よ!!」
「このまま倒れなさい!!」
「メルラン!リリカ!油断しちゃダメよ!」
ルナサが二人に警告する。
だが……
「遅いぜ!球符『スフィア・カタストロフィー』!!!」
スペルを発動した瞬間、透明な球体が三人を囲った。
「何?囲まれた!?」
「落ち着いて!!」
「こんな球体!」
弾幕が球体に当たった瞬間、弾幕の軌道が変わり三人の中心に向かっていった。
弾幕が当たれば当たるほど中心に溜まっていく。
三人はスペル発動中のため、そこから離れることが出来ない。
そして、
「悪いが、手加減はできないぞ?」
そう言って、幻は小さい弾幕を打ち出し弾幕が集まっているところに当たった瞬間。
「「「ーーーーー!!!」」」
そこを中心に大爆発を起こし三人を巻き込んでいった。
「おい大丈夫か?」
「いたた……貴方強いわね……」
どうやら、あの爆発の瞬間ルナサは球体から脱出していたようだ。お陰でルナサは二人に比べてダメージは少なく済んだようだった。
もちろんメルランとリリカは巻き込まれたため今は気絶しているようだが。
「本当、凄い戦いだったわ」
「霊夢!? 魔理沙や咲夜も! 一体いつの間に?」
「弾幕ごっこが始まったあたりからね」
「貴方達は?」
「ああ、私達は」
少女説明中……
「なるほど、貴方もこの異変を解決するために来たのね」
「それで、この先に異変を起こした奴がいるのね!」
「まさか冥界に行く時があるなんて……」
「一体どんな場所なんだ?」
「……忙しい人達ね」
三人は各自で話しておりルナサは呆れ気味だ。
「それじゃあそろそろ行くよ」
「ええ、気をつけて」
「二人によろしく」
そう言って俺達は冥界に向かった。
ーーー冥界から流れる妖力もだんだん強まってきている……急がないと……!
「さて、気絶している二人をそう運ぼうか?」
いかがだったでしょうか?
まさか3300文字を超えるとは……!
さて、次回はあの剣士が登場します!
それでは、次回もお楽しみに!!!