今回は前回の続きからになります!
それでは、本編へどうぞ!!!
「それで、どうやってこの結界を越えるの?」
「そら、こうするに決まっているぜ☆」
「ちょ、あんたまさか!?」
「恋符『マスタースパーク』!!」
ーーー今、魔理沙が超強引な方法で結界を壊してくれたお陰で侵入成功出来た。
「他に何か方法なかったのか!?」
「弾幕はパワーだぜ☆」
「答えになってねぇ!!」
「それにしても、何よこの長い階段は!!」
「先が見えないわね……」
冥界に入った俺達の目の前には長い長い階段がそびえていた。
「こりゃ凄いな……全然先が見えないな……」
「と言うかこれ、もはや階段の役目を果たしてないと思うのだけど……」
と、長い階段に対する愚痴を言っているとそこに、
「霊が騒がしいと思ったら、生きている人達が入ってきたのね」
と、一人の少女が立っていた。
その少女はこちらを向いて、
「ここは白玉楼。死者達の暮らす世界です。ここでお引き取りください」
そう言い放った。
「そういうわけにはいかないわ!!春を返してもらうわよ!!」
「ああ、早くお花見がしたいからな!!」
「私も、早く冬が終わってくれないと困るのよ!」
当然、霊夢達は反発する。
すると、その少女は刀を抜き。
「それなら仕方がありませんね……叩き斬ります!!」
少女は臨戦態勢に入った。
その状況の中、幻は。
(このままみんなでこいつに足止めされると手遅れになるかもしれないな……)
そして、
「霊夢達は先に行け。こいつは俺が相手する!!」
「……!?何言ってるの!?」
「そうだぜ!ここはみんなで戦った方が……!」
「……わかったわ」
「!?霊夢まで何を!」
「行くわよ!」
幻の発言に動揺する魔理沙と咲夜を連れて霊夢が動く。
「行かせない!!」
その三人に少女が剣で斬りつけようとする。
それを、
「させるか!!」
「っ!」
幻のレーザーが少女を襲った。
少女が後ろに下がる。だが、
「……!軌道が変わった!」
空間の歪みによりレーザーの軌道が変わり少女に向かう。
そのレーザーを、少女が刀で斬って防いだ。
「……先に行かれましたか……」
「みたいだな」
あたりを見渡すと霊夢達の姿はもうなかった。
「こうなったら貴方だけでもここから先にはいかせません!」
「ならあんたを倒してここを通らせてもらうぜ!」
そして、二人は距離を置き。
「……この楼観剣に斬れぬものなどあんまりない!魂魄妖夢、いざ!!」
「……ここは俺の空間だ!!柊幻、行くぜ!!」
ーーー大階段にて、半人半妖の少年と半人半霊の少女の二人が激突した。
「なあ霊夢……あれで良かったの?」
「そうだぜ!やっぱりみんなで戦った方が……」
「大丈夫よ。幻はやられないわよ」
霊夢は断言した。
「幻は強いわ。きっと来るわよ。だからあいつが来た前に異変を解決しちゃいましょ」
「……ああ、そうだな。あいつを信じよう」
しばらくして、咲夜が。
「それにしても、似た者同士ね。風真と幻って」
「本当、やる事とか似てるよね」
「確かにそうだな!」
三人がその話をしているといつの間か階段が登りきっていた。
館の中に突入する。
その館の奥に大きな桜の下に一人の女性が浮いていた。
「あらあら?一体どちら様かしら?」
「あなたが黒幕ね!!この異変を解決させてもらうわよ!!」
「やぁ!!!」
妖夢が刀で斬りつける。
「それぐらい……!!」
幻はそれを後ろに下がって避ける。
だが、
「……!!斬った所から斬撃が!!」
幻の意表をついた攻撃。
「くっ!結界『屈折領域』!!」
幻が慌ててスペルを発動する。
斬撃は幻の体を掠めて飛んでいった。
「危ねぇ……」
「安心するのはまだ速いです!断命剣『冥想斬』!!」
「っ!?」
幻に緑の光を帯びた刀の斬撃が襲いかかる。
それを幻は、横に転がって避ける。
「はぁ……はぁ……」
(あいつ……凄く速い……畜生、相性悪いな……)
「次、行きます……!」
「……!」
(つべこべ考える暇はないな……)
「獄界剣『二百由句の一閃』!」
妖夢の半霊が後ろに下がりでかい弾幕を放つ。そして妖夢がその弾幕を一閃。すると、
「細かい弾幕に変わった!?」
幻はその弾幕を躱していく。だが、それが妖夢の狙いだった。
「な!?」
ーーー弾幕を避けた先に妖夢が目の前で二本の刀を構えていたのだ。
「断霊剣『成仏得脱斬』!」
妖夢が二本の刀を使い幻を斬りつける。
「……!」
幻が再び後ろに下がる。しかし、攻撃に気づくのが少し遅かった。
「ーーー!」
二つの斬撃に斬りつけた場所で光の柱が立って幻は巻き込まれた。
「……」
妖夢は警戒を解かない。
(おそらく、今のでは倒れていないはずです……)
すると妖夢の予想どおりに幻が砂ほこりの中から出てきた。
「はぁ……はぁ……」
「……やはり、まだ倒れませんよね」
「まだまだ……!」
(と、言っても今のは効いたぞ……)
「だけど、これで終わりです!!!」
妖夢が刀を構える。
「剣技『桜花閃々』!」
妖夢が刀で斬りながら幻に近づいた。
そして、妖夢が幻を斬りつける瞬間。
「ーーーーーーーー」
幻が何かを言った。
妖夢の刀が幻を切り裂く。その瞬間、妖夢が斬りつけた桜が散ったように輝いた。
「ふぅ……これでーーー」
「私の勝ちってか?」
「え!?」
妖夢は驚く。そこにはさっき自分で斬ったはずの幻が立っていたからだ。
「一体、何故!?」
「……お前は今、俺の偽物を斬ったんだ」
「え!?」
その時妖夢は気がついた。幻の前に鏡が浮いていることに。
「鏡符『デュアルミラージュ』俺は鏡に映る自分を取り出した。このスペルは鏡に当たったり映ったりするものを2重にさせることができるってわけだ」
「……!」
「さて、説明は以上だ。ここからは反撃させてもらうぞ!」
その言葉を合図に幻の周りに鏡が作り出される。幻はその鏡を前方に配置する。そして。
「行くぜ!屈折『スペクトルショット』!」
複数の七色の光線が鏡に向かう。そして鏡に当たった瞬間。
「な!?なんて数……!」
もともと結構な数だった光線の数が倍に増える。だが、
「で、でもこれぐらい!!」
妖夢は避け、避けれない時は光線を刀で斬っていた。
(これで、光線の攻撃は終わる……)
妖夢は流石に安堵する。しかし、
「ぐっ!?な!?」
あり得ない方向からの攻撃があった。
攻撃の方向を見ると、後ろにレンズが浮いていた。
「……屈折『レンズリフレクター』」
ーーー幻のスペルの数枚は鏡を使うものがある。
幻はスペル使用時、余分に鏡を作っていたのだ。
妖夢に屈折して軌道が変わった光線が襲う。
「ーーー!」
そして、妖夢は光線の飲み込まれていった。
「はぁ……はぁ……」
幻はその場に座り込んだ。
(ルナサ達と戦った後の連戦だったし、一気にスペルを三つも使ったからな……能力を使い過ぎた)
座り込んだ幻は呼吸を整えようとする。
ーーーその時だった。
「……嘘、だろ……」
「はぁ……はぁ……まだ、終わってません!」
そう、妖夢がまだ立っていたのだ。
(まずい……!今、俺は能力が……)
「はぁ……はぁ……これで本当に終わりです」
妖夢が刀を構える。
「……人符『現世斬』!」
妖夢が先ほどよりもさらに速く幻に斬りつける。
幻はその攻撃を避けることは出来ない。
「ーーーっ!」
幻に刀が当たる。
ーーーその瞬間だった。
「ーーー風符『風速100m砲』!!」
「な!?」
幻に斬りつけようとした妖夢の目の前に渦状の風が横切った。
「え?」
(今のは……まさか……)
幻が風が飛んできた方を見る。
ーーーそこには、紫の羽織を着た少年が立っていた。
「ふぅ……間一髪」
「お前……どうやってここまで?」
「その話は後で。それより今は」
その少年、ーーーー風真は妖夢の方を向き、少し深刻な顔をしてこう言った。
「ここを通させてもらうぞ!あの桜。
ーーー西行妖は咲かせてはダメだ!!」
その時だった。
「な!?」
(何だ!!今、凄い妖力を感じたぞ!)
「っ!まずい!」
「!?幽々子様!?」
そして、階段の上で何かの封印が解けた。そんな感じがした。
いかがだったでしょうか?
目覚める西行妖……!霊夢達の運命は?
そしてどうやって風真が冥界まで来たのか?
次回もお楽しみに!!
※テストが近くなってきましたので次回は少し遅くなると思います。
スペルカード案を考えて下さったブラックキャットさん、本当にありがとうございました!!