投稿遅くなって申し訳ありませんでした!!
さて、西行妖を封印してどうなったのか?
そして、この異変の真相とは?
本編へどうぞ!!
あの異変から、一週間がたった。
昨夜はあの後治療して、無事に怪我を治した。
妖夢の傷は結構深く心配していたが、こちらも何とか傷は治ったようだ。
幽々子は西行妖が封印されたおかげで今も普通に過ごしているそうだ。
ちなみに、異変を起こしたことは紫と霊夢にしっかり怒られて二度と西行妖を咲かせようとするなと釘を刺したそうだ。
ーーーま、あんなもんともう二度と戦いたくないし封印を解かれるのはもう勘弁だ。
幽々子もそう思っているみたいだから、もう二度あの妖怪桜が封印することはないだろう。
で、今は……
「いや〜綺麗な桜だな〜」
「そうね。……全く、ようやく春が来たわ」
「へぇ、確かに綺麗ね」
「お嬢様。日傘を」
と、こんな感じにお花見をしているのであった。
「なあ〜風真、お前どんだけプリン食うつもりだよ!?」
「いやだって、お花見にはプリンでしょ」
「それに知ったって食い過ぎだろ!!」
えぇ〜、そうかな?
……まあ、確かに10個以上食べてるとそう思うのも無理はないか。
まあ、さっきから桜餅を山ほど食べている幻には言われたくないけどな。
「ふぅ……これ、食費大丈夫か?」
「おいおい風真!今はそんなことを考えたらいけないって!」
「そう思うなら少しは払ってくれよ……」
「うん?なんか言ったか?」
「とぼけるなよ!!」
やれやれ……
「………」
「どうしたの? 妖夢?」
「へ!? いや何もないですよ!?」
(さっきから妖夢、風真の方ばっかり……もしかして……?)
「あ、これ美味しいですよ!? 幽々子様?」
(………まあ、それもわかる気もするけどね。だって、あの子優しいからね〜)
「そういや、お前どうして能力をすぐに使わなかったんだ?」
「うん?なんのことだ?」
「能力だよ。停止する程度の能力。お前は最後、西行妖の妖力を止めたろ?なんですぐ使わなかったんだ?」
「ああ、そのことか。それは仕方がなかったんだよ」
俺がそう言うと幻が凄い不思議そうな顔をした。
「どういうこと?」
「妖力や能力を止めるにはその対象に触らないといけないんだよ。しかも止めれるのは数十秒で一回止めるとしばらく『停止する程度の能力』が使えなくなる。だからそんな簡単に使えなかった訳」
それに、西行妖はマスタースパークを受けても余裕だった。数十秒止めた所で意味がなかっただろう。
「なるほどな。それにしてもやっぱりその能力はチートだな」
「?なんでだ?」
「いやだって、能力も霊力も停止されたら弾幕ごっことかだと何も出来なくなっちまうじゃんか」
幻がそう言った。
……まあ、確かにこの能力は凄いし強い。幻がそういうのもわからなくもない。
けど……
「……いや、この能力お前が思っているような綺麗な能力じゃないよ」
「……!」
幻が驚いた顔をしている。
俺はこの時は気がつかなかったがその時の俺の顔は多分いつも見せないような顔になっていたようだ。
「おーい、風真も幻もこっちこいよ〜」
「そうだよ〜こっち来て遊ぼうよ〜」
「あれ?魔理沙とフランか?」
「そうだな。……行くか!」
「……!お、おう!」
そう言って、俺はこの話を強引に終わらしたのだった。
「ふぅ……やれやれ、わしも歳かのう」
暗い、周りには何もない空間に、妖忌はいた。
そして、誰もいない所で妖忌は話し出した。
「西行妖は封印が解けないように普通は八分咲きまでしか咲くことが出来ないようにしておるのじゃ」
妖忌は誰かに訴えかけるように続けた。
「だが、なぜか西行妖は満開寸前まで咲いてしまっていた。
ーーーつまり、誰かが封印を弄ったわけじゃ」
妖忌はそう結論つけた。
そして。
「そこにおるのじゃろう?影雲空君?」
何もいない所に向かってそういった。
ーーーすると、その空間に黒い何かが集まり、そこから一人の少年が出てきた。
「……よくわかったね。その通りだよ」
「紫から聞いていたからのう。おぬしが最近いろいろと動いていることはな。
……一体なにが目的だ?なぜ、西行妖の封印を解こうとしたのじゃ!」
妖忌が影雲に言った。
「……今回は目的は二つあった。
一つはいつも通り悪意を集めるため。
西行妖の封印を西行寺幽々子が解こうとしていることを知って、それを利用させてもらった」
「……!」
「まあ、結果としてそれは博麗の巫女やあの少年達に阻止された訳だけど」
「……」
「でもまあ、今回はそれよりも重要な目的があったからそれは良かったんだよ」
そう言うと、影雲は笑った。
「ふふ、今回の本当の目的は彼らの能力を見極めるためだったんだよ」
「彼らじゃと?」
「そう、停楽風真と柊幻だよ」
「……!」
(停楽風真……あの少年か)
「柊幻の能力はやはりとても凄い能力だ……まあ、彼はまだその能力を使いこなせていないようだけね」
影雲は話す。
妖忌は黙って聞いていた。
「そして、停楽風真。
彼は予想以上だった。まさか妖力や能力も停止できるなんて思わなかった。さまざまな風も作ることが出来る訳だし、正直厄介だね」
「風……」
(さまざまな風を作り出す……?そのような奴をどこかであったような……)
「まあ、今回の目的は果たせた。二人の能力も見極めることもできたし、この異変で村人の悪意を集めることが出来からね」
「そうか……で、おぬしは今からどうするつもりじゃ」
妖忌が剣を構える。
「……やれやれ、正直貴方と闘いたくはないのだけど」
「そうもいかんのう。幽々子様やわしの孫を危ない目に合わせたのじゃ、おぬしはここで斬り捨てる!」
「おっと、怖い怖い。確かに貴方とは相性が悪い。
ーーーでも、私は斬られたくないのでね」
そう言うと、影雲の周りに黒い何かが集まった。
そしてその黒い何かは鏡になって。
「悪符『悪魔の写し鏡』」
次の瞬間、その鏡から悪魔のような姿が出てきた。
「相手はそいつがするよ。では私はこれで」
「……!待つのじゃ!!」
「あ、最後に一つ忠告。
ーーーどうやら、私とは別に何かを企んでいる奴らがいる見たいだから気をつけることだね」
「……!なんじゃと!?」
「それでは、今度こそ私はこれで」
妖忌がその悪魔を斬り捨てる。
しかし、その時にはもう誰も居なかった。
「やれやれ、影雲空……面倒なことをしやがる」
幻想郷では無い別の空間に、その男はいた。
「まあ、柊幻の能力を成長させてくれたのはこっちの計画としてはありがたいけどな」
その男は笑っていた。
「……それにしても、停楽風真か。
ーーー彼の『停止する程度の能力』、あれは全ての能力に対する制止力……私にはあの能力を使うことは無理そうだな。……とりあえず今は影雲空がどう動くかが鍵だな。
……さてと、それじゃあ俺たちもそろそろ行動を開始するか」
そう言ってその男は、その空間から姿を消した。
いかがだったでしょうか?
最後に出てきた奴は一体何者なのか?
そして一体何を企んでいるのだろうか?
……なんか、ややこしくなってきた……
これから風真達を襲うものとは?
次回もお楽しみに!!