東方停止風   作:シュガーライト

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どうも、シュガーライトです!!

今回は、結ちゃんの能力の話かな?

それでは、本編をどうぞ!!


第27話 結の能力 そして……

ーーー1日前。人気のない森の奥地にて……

 

 

「ーーー様! 何か私に御用で?」

 

「お、来たか。 待ってたぞ」

 

 

男は、座りながらその妖怪を迎えた。

 

 

「それで用事なんだけどな。 とりあえずこいつと戦ってきてくれないか?」

 

 

そう言うと男は、その妖怪に一枚の写真を見せた。

 

 

「……!この人間は……!!」

 

「……そういやお前は確かこいつにやられたんだっけな」

 

「……! あの時は油断しただけです! それでこいつ、殺しちゃってもいいんで?」

 

「まあ……べつに構わないぞ。 こいつと戦ってくれるならなんでも」

 

「そうですか…!では行ってきます。

……くっくっく、あん時の借りは返すぜ!!」

 

 

そう言い残して、その妖怪はその場から離れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーそして、話は現在の風真家に戻る。

 

とりあえず結が幻想郷に(もとい風真の家に)住むことが決まって、さっきまで緊迫していたこの場の雰囲気もようやく明るくなった。

 

 

 

 

この話がとりあえずひと段落したところで、風真達のやり取りを黙って聞いていた紫が口を開いた。

 

 

「さてと、晴れて貴女が幻想郷の住民になった訳だしそろそろちゃんと幻想郷の説明しないといけないわね」

 

「……そうですね。 ここが一体どこか説明お願いします」

 

 

それを聞いた紫は笑顔で答えた。

 

 

「ふふ、わかったわ。それじゃあまずはーーーー」

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー少女?説明中ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

「と、まあとりあえずはこんな感じかしら」

 

紫はこう言う。

 

一応紫の話を簡単に説明するなら、「ここが外の世界と切り離されているということ」。 「幻想郷には人間の他にも妖怪とかいろんな種族がいること」。 「幻想郷には能力を持っている人が多くいるということ」と弾幕ごっこの説明を除く、以前紫達が風真に話したことと同じ内容を結に伝えた。

この紫の話の最中、結は何も言わずただ真剣に説明を聞いていた。

 

 

紫の話が終わった後、結は聞く。

 

「幻想郷には能力を持っている人がいるってことは、みんなも能力を持っているんですよね?」

 

「そうよ。私の能力は境界を操る程度の能力。さっき何もないところから出てきたのはこの能力を使ったのよ。……それがどうかしたの?」

 

「いえ、それだったら私にも何か能力があるのかな〜って思って」

 

 

まあそんな訳ないか〜って顔をしながら結は言った。

が、紫は。

 

「……そうね。調べてみましょうか」

 

ごく普通にそう言った。

 

「え? 本当にあるかもしれないのですか?」

 

「ええ。 幻想郷に入った時に能力が目覚めているかもしれないし、それどころか貴女が気づいていなかっただけで外にいた時からもともと能力があったかもしれないわよ」

 

「外にいた時から持っているなんてこともあるんですか?」

 

「そうよ。 実際風真がそうだから」

 

 

結が風真の方を見ると静かに頷いていた。

 

 

「まあ、とりあえず調べてみましょうか。 ちょっと後ろ向いて貰えるかしら」

 

「わかりました。後ろ向いていたらいいんですね」

 

 

言う通りに紫に背を向ける結。

紫は結の後ろに立つと、頭の辺りにスキマを開けて調べ始めた。

 

 

(……能力か。結が幻想郷に連れてこられたのと何か関係があるのかな?)

 

 

風真がそんなことを考えていると、

 

「……一応、わかったわよ」

 

不思議そうな顔をして言った。

 

「どうしたんだ? そんな顔をして」

 

幻が聞く。

 

「結の能力はおそらく『力を分け与える程度の能力』だと思うわ」

 

「力を分け与える程度の能力……」

 

「おそらくって、何かはっきりしないな?」

 

「……何だかその能力の他にも何かあるように見えたのよ。それどころかその能力自体も薄っすらとしか見えなかったからはっきりとはわからなかったわ」

 

「そうなんですか……」

 

 

結が少し残念そうに呟いた。

 

「まあ、今の能力はその力を分け与える程度の能力だと思っていて大丈夫よ」

 

「……わかりました。ありがとうございます!」

 

紫の言葉に結は笑顔で答えた。

 

 

 

 

「さて、私はそろそろ帰るわね」

 

紫がそう言って目の前にスキマを開ける。

と、紫が「そうそう」と言って。

 

「結が襲われた場所。誰か調べておいてくれる?」

 

こんなことを言った。

 

 

「自分で調べろよ……」

 

「私も調べたいんだけどね? 今から幻想郷の結界を調整しないといけないし、霊夢にこれを言ったら「風真とかに任せればいいじゃない」って言うから」

 

「……俺は何でも屋じゃないぞ?」

 

「……それじゃあ私はこれで、失礼♪」

 

「「あ、ちょっと待て!!」」

 

二人が止めようとするも、紫はスキマの中に入ってしまった。

 

「畜生……逃げられた……」

 

悔しがる風真。

幻が聞く。

 

「それでどうするんだ?」

 

「……やれやれ、それじゃあ俺がちょっと行ってくるよ。 どこら辺?」

 

「家から真っ直ぐ進んだ先だったはず……多分」

 

「はぁ……わかった。まあ探してくるよ」

 

 

風真が家から出ようとする。

そして扉を開けた時。

 

「一応気をつけてな〜」

 

「はいよ。それじゃあ行ってくる」

 

そんなやり取りをして、風真は家から出て行った。

 

 

「……大丈夫でしょうか…… 風真さん一人で」

 

 

結が心配そうに幻に声をかけた。

森の中で襲われたこともあり、風真が妖怪に襲われないか心配だったのだ。

 

そんな様子の結に対して幻は。

 

「大丈夫だ。風真は強いから」

 

信じるように、幻はそう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここら辺か?」

 

周りの木に何か争った形跡がある。

おそらくここで結が襲われたのだろう。

 

「やれやれ、調べるって言ったって一体なにを調べろって言うんだ?」

 

愚痴を言う風真。

実際、森の中に何か結を襲った連中につながる手がかりなんて見つからなかった。

 

ーーーと、その時だった。

 

ーーーバキッ!

 

「!!」

 

風真の後ろから、木の枝が折れる音が聞こえた。

 

 

「おっと〜ようやく見つけたぜぇ〜」

 

後ろに振り向く。

 

「っ……!?」

 

見覚えがある。

聞き覚えのある声だった。

 

「久しぶりだなぁ!!人間!」

 

 

ーーーそこには、以前風真の襲った森の妖怪が居た。

 




何とかここまでつなげることが出来た……

ということで、風真に岩一発でやられた森の妖怪まさかの再登場です!!
忘れたと言う人は第一話を見てくださいね(下手くそ注意!!)

ちなみに結ちゃんの能力にはまだ秘密がありますが、それはまた先のお話。

さてそれでは、次回もお楽しみに!!
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