東方停止風   作:シュガーライト

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どうも! シュガーライトです!!

今回から、コラボ話が始まります!!
コラボ話は2〜3話に分けて投稿していきたいと思います!!

ちなみに、この時の時系列は少し遡りこの小説の第24話の数日前となっています!!


ーーー『東方無集録』の世界に、風真はどのような経緯でいき、どのような事を考えていたのか?

それでは、本編をどうぞ!!!




番外編 その1 別世界の幻想郷 (コラボ!)

 

 

 

 

 

ーーー春雪異変が解決し、桜も散っていったある日。

 

 

「こことは別の幻想郷……?」

 

 

風真は紫に呼び出されていた。

 

 

「そう、今から貴方には別の幻想郷に行ってもらうわ」

 

「いやいや、それ以前に幻想郷って一つしかないはずだろ?」

 

「ええ、本来は幻想郷は一つしかないわ

 

 

……そう、私達が今いる世界ではね(・・・・・・・・・・・)

 

「……? どういうことだ?」

 

「貴方が行ってもらう別の幻想郷というのは私達の時間列とはまた別の時間列の幻想郷、要するにパラレルワールドって奴よ

 

 

……わかるかしら?」

 

「………な、何となくならわかった、かな」

 

 

風真はそう答えたが、その表情はどこか不思議そうだった。

 

 

「……まあいいや、でもまた急にどうして何だ?」

 

「特に理由はないわ。ただの気まぐれよ?」

 

「……本当か?」

 

「ええ。無理やり理由をつけるなら、他の幻想郷がどんなのか見てみたいってのが理由かしらね」

 

「はぁ……」

 

「ま、風真だって暇していたそうじゃない。並行世界の幻想郷に行くなんて機会、滅多に無いわよ?」

 

 

紫が微笑みながらそう風真に言う。

その言葉に反応し、少し考えた後。

 

 

「……確かに、それは面白そうだな。その話、乗った」

 

「ふふふ、そう言ってくれると思っていたわ」

 

 

風真は紫にそう答え、紫はそれを聞き嬉しそうだった。

 

 

 

「で? その並行世界とやらにはどうやって行くんだ?」

 

「それは簡単よ。私の能力を使えばいいもの」

 

「ああ、それもそうか」

 

「ふふふ、それで? 今からすぐに行っても大丈夫かしら?」

 

「問題ないよ」

 

 

風真はそう言った。

ーーーその時、一瞬だけ、紫はニヤリと笑ったように見えた。

 

 

「わかったわ。それじゃあいってらっしゃい〜〜♪」

 

「…………え?」

 

 

紫がそう軽やかに言った瞬間、風真は謎の浮遊感を感じた。

地面を見てみる。

そこに、地面はなく、風真の足元には紫のスキマが開いてあった。

そして、知っての通り風真は空を飛ぶ事が出来ない。

つまり………

 

 

「ちょ、紫ぃぃぃぃぃいい!? お前後で思えとけよぉぉぉぉ…………」

 

 

流石に重力には逆らえず落ちて行く風真。

それを紫は笑って手を振って見送った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ッ………いててて……」

 

 

風真がついた場所(正しくは落とされた場所)は人里だった。

 

 

「全く……紫の奴、わざわざ落とす必要ないだろ……っと」

 

 

紫に対する愚痴を呟きながら立ち上がり、周りを見渡してみる。

こちらの世界とは、ほんの少し店の感じが違ったりしているものの雰囲気はあまり変わらない。

近くにいた人里の人達は風真が急に落ちてきた事に驚き皆、風真に注目していた。

 

 

「さてと……」

 

 

風真は人里の注目を浴びているが、気にする様子は全くない。

そして……

 

 

「せっかく違う幻想郷に来たんだ。

 

 

……とりあえず、プリンを買いに行こうか」

 

 

風真は違う幻想郷に来たというのにもかかわらず、いつもと変わらずに、真っ先にプリンを買いに動き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここだな」

 

 

風真の目の前には至って普通の店が。

中に入ってみても、特に変わった所がない。

 

 

「プリンは……あ、残り一個!!」

 

 

残り一個のプリンを見つける。

買い置きは出来ないが、残り一個のプリンを逃すわけにはいかない。

 

 

「よし、もらった……!!」

 

 

風真はそのプリンに手を伸ばす。

その手は真っ直ぐプリンに伸びていき………

 

 

 

「(あ、)」

 

 

 

隣にいた少年と手がぶつかってしまった。

 

 

「あ、すみませんー」

 

 

少年が謝る。

ーーーその少年の格好は、黒色のズボンに白色のYシャツ。上に灰色のカーディガンを着ていて、右手には黒色の腕時計、左手首には赤と黒のミサンガ。そして、もっとも特徴的なのは身につけている黒色のバラのペンダントだ。

 

 

「こちらこそごめんな」

 

少年と同じように風真も謝る。

そして、先ほど引っ込めた手を改めてプリンに伸ばし……

 

 

 

「(げっ、これは……)」

 

「あれ、またかー」

 

 

 

再び先ほどの少年と手が当たってしまった。

この少年が狙っているものがわかったのか、風真は少年に聞く。

 

 

「もしかしてこのプリンを狙っているのか?」

 

 

その聞き、少年は。

 

 

「そーだよー、買ってきて欲しいって言われたからねー」

 

 

はっきりと、笑顔でそう答えた。

 

この場合、どちらかが譲るのが普通で穏便な解決方法である。

 

 

 

ーーーだが、

 

 

「ふーんそうか、でもおれはプリンが大好きだから引く気はないぞ?」

 

 

そう言いながら、少しその少年を睨む。

風真は他のものなら譲るかもしれないが、『プリン』だけに関しては絶対に譲ろうとはしない。

 

そして、この少年はそんな風真に興味を持ったようで。

 

 

「ならさー弾幕ごっこは出来るでしょー? それでどっちがプリンを得るか決めよー?」

 

 

こんな提案を、変わらず笑顔でした。

提案を聞き風真は。

 

 

「(……! これは思ってもみない提案だな………

 

 

………ま、答えは決まってるけどな!)」

 

 

風真は少年も方を見て。

 

 

「分かった。やってやろうじゃないか」

 

 

そのように返答し、一足先に店内を出た。

 

 

「……こりゃ、面白いことになってきた!」

 

 

ーーーそんな独り言を呟きながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここら辺でいいかな」

 

 

人里から少し離れた、森の中の手頃で開けた場所に来ていた。

少年は。

 

「名前が分からないのは嫌だからー自己紹介しよー、僕は全無真也(ぜんむしんや)、真也って呼んでねーよろしくー」

 

 

自らの名を笑顔で明かす。

それに対し、

 

 

「俺は停楽風真、風真でいいよ、よろしくな真也」

 

 

同じく名前を名乗り挨拶する。

一通り自己紹介を終えた後、弾幕ごっこのルールを決めだす。

 

 

「じゃあさっそく始めよっかー、スペカは無制限、被弾はどうするー? 僕はどちらかがダウンするまでやっているけどー」

 

「うーん、真也のやり方でいいよ」

 

 

それを聞くと、楽しそうに笑顔を浮かべる。

 

 

「じゃあ、スペカ無制限どちらかがダウンするまで」

 

 

そう言うと、真也は地面に落ちてた石を一つ拾い。

 

 

「この石が地面に落ちたら開始ねー、いくよー」

 

 

空中へと放り投げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その石が地面に落ちる。

 

 

ーーー瞬間、二人は同時に動き出した。

 

 




いかがだったでしょうか?

次回、風真vs真也君!!
生きる死神さんのご厚意で成立したこのコラボ、頑張って書いていきたいと思います!!


それでは、次回もお楽しみに!!
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