ようやくテストが終わった………!!!!
ということで、皆様お久しぶりです! シュガーライトです!!
テストのせいで、1週間以上空いてしまいました……
待っていてくださっていた方、お待たせして申し訳ありませんでした!!
今回は前回と引き続きコラボ回となっております。
風真vs真也君!!
それでは、本編へどうぞ!!
「……真也遅いなー」
ーーーある屋敷の部屋。
そこに、ある少年を待っている少女がいた。
「一体何しているんだろー?」
この少女が待っている少年は先ほどプリンを買いに人里に向かったのだが、プリンを買いに行くだけにしてはなかなか帰ってこない。
その事をこの少女は不思議に思っていた。
しばらくして。
「……よし、私も行こうっと!」
そう呟くと、少女は屋敷を出た。
「いくよー」
真也が石を投げる。
そしてその石が地面に落ちた時、二人は同時に動き出す。
俺はこの手に風を作り始める。
その直後、真也は周りに黒い弾幕を浮かべる。
「(……だいたい20個ぐらいか…?)」
目視で浮かんでいる弾幕の数を数える。
と、真也はその弾幕を。
「まずは小手調べだよーそれっ」
そう言いこちらに向けて放ってくる。
「そんなの甘いぜ!」
軌道を読み、その弾幕をしっかりと躱す。
そして作り出した風を弾幕にし、真也へと打ち返す……!
「あははっ、これなら楽しめそうだよー!」
真也は楽しそうに笑いながらあっさりと避け、新たに約5、60個ほどの弾幕を浮かべる。
「もっと行くよー!」
その声と共にその弾幕は俺と俺の周りに一気に放ってくる。
ーーーああ、そうこなくっちゃ面白く無い……!
「やっぱ弾幕ごっこは楽しくないとな!」
そう言った時の俺の表情は笑っていたのだろう。
俺は一枚のスペルを取り出す。
そして……
「行くぞ最初のスペル! 風符『空を駆ける疾風』!」
スペルを宣誓し、真也に数多くの疾風が放たれる。
その疾風は真也が放った弾幕を蹴散らしながらなおも真也へと向かっていく。
それを見た真也は楽しそうに。
「あははははっ、楽しーよー!」
そう言いながら、簡単そうに疾風を躱していく。
そして、真也は一枚のスペルを取り出す。
「じゃあ僕も使うよー! 無心『心無い言葉』」
真也がスペルを宣誓する。
すると、真也の周りに黒い霊力玉が新たに浮かび始めた。
「スペルを使ったか、さぁ、どんなスペルなんだ?」
霊力玉を警戒しながら呟く。
するとまるで俺のその言葉に反応したかのように霊力玉からレーザーが飛び出してきた。
「(……ッ! 避けづらい!)」
速さは決してそこまで速くは無い。だがレーザーの多さが避けづらくさせている。
ーーーだけど……!
「はっ! この程度じゃ当たらないよ!」
……生憎、これぐらいでやられる訳にはいかない。
向かってきたレーザーを全て避け切り、真也へと向き直す。
「まだまだいけるぜ!!」
満足そうな笑みを浮かべている真也に向け弾幕を打ち続ける。
そこで、避けながら真也は再び。
「なら、次、いくよー? 無符『何処までも追い詰める悪夢』」
スペルの宣誓。
すると真也の周りに、10数個の弾幕が浮かんでくる。
「(弾幕が小さい…? ってことは狙い打つつもりか?)」
俺は、思考を巡らせ真也の狙いを考えてみる。
真也がその弾幕を放ってくる。
予想通り、一直線に俺に向かってきた。
「ふっ! これぐらいなら……!?」
……だが、その弾幕を避けようとした時。
「(こ、これは追尾してくるのか!?)」
ここでようやく真也のスペルの正体に気がついた。
……これはかなり厳しい……避けても避けてもしつこく追いかけてくる。
「ちっ、これはなかなか難しいスペルだな!」
このままだと俺の体力が削られた上に被弾してしまうだろう。
だったら……
「ーーーなら!」
……真っ向から受けて立つだけだ!!
「風符『旋風陣』!」
前方に風を盾の形に作り出し、真也の弾幕を迎え撃つ。
……結果、こちらの盾は壊されたものの追尾弾の嵐を受け切ることは出来た。
「おー、防御スペルもあるんだー」
それを見て、真也は驚いている。
してやったりと言いたい所だが勝負はまだまだこれから。何とかしてこっちのペースに持っていきたい所だ!
「攻めるだけじゃなく、守る事も大切だぞ! 今度はこっちだ! 速符『雄風の追い風』!」
スキルの宣誓。それと同時に体から風を放出する。
「そんなことしてなにがあるのかなー?」
「それは見てからのお楽しみだ! 行くぞ!」
地面を蹴り、行動開始。
……スペルの効果で俺の動く速度は上がっている。
その事に真也も気がついたようで、
「へー、今度は自身の強化スペルかー、しかも速度を上げるのかー、ほんっと面白いねー風真はー」
そう、笑いながら言う。
俺は打ってくる弾幕を避けながら、更にもう一枚スペルを取り出す。
……使うのは、お得意の手……!
「さて、次はこれだ! 透風『ブラインドエア』!」
ーーースペル宣誓。
「えっ? 消えたー? これがスペルの効果かなー? うーん、やっかいだなー」
真也は俺が視界から消えたことに驚きながらも、周りに弾幕を放つ。
……だけど辺り一面に打っている分弾幕の密度も少ないから躱すのは簡単だ。
当たらない事にもどかしく思ったのか真也は。
「うーん、これはジリ貧だー、よしスペルでやっちゃうかー」
そう言うと一枚スペルを取り出してきた。
「さあいくよー! 感情『空から降り注ぎ沸き起こる喜び』」
宣誓と同時。真也は空中に飛び、片手を上にもう片方の手を下に向け弾幕を打ち始めた。
「(これはどういうスペルだ? とりあえず俺も近づかないと攻撃できないな)」
弾幕の届かない所にいた俺は、スペルの考察をしながら真也に近づいていく。
そして、弾幕で攻撃しようとする。
ーーー瞬間。
「(な……!?)」
先ほどまで真也が放っていた弾幕の向きが急に上下逆転した。
「(な、なんだこれ! いきなり方向転換したぞ! しかも上下のはさみ打ちとかめっちゃ難しいじゃん!)」
襲いかかる真也の弾幕。
『ブラインドエア』の使用中は一切のスペルと弾幕を放つことが出来ないためこちらが出来ることはただ避ける事のみ。
……だが、流石にそれにも限界がある。
上下を意識しながら避け続ける事は難しい。また、弾幕の密度だって多い。
よって。
「(えぇーい! ここはスペルで打ち消す!)」
本当はもう少し耐えたかったが仕方がない。ここで思いっきり被弾するよりはマシだろう。
「嵐符『即席大竜巻』!」
嵐を作り出す。
その嵐で相手の弾幕を全て打ち消すーーー。
「やーっと出てきたねー、それにしても面白いスペルばっか持ってるねー」
スペルの使用のせいでこちらの『透風』が吹き飛んだのだろう。真也はこちらを認識して言った。
「そんな余裕を無くしてやるよ! 風符『風速100m砲』!」
間髪入れずにもう一枚、スペルを宣誓する。
風は渦巻いて真也へと向かっていく。
それを、真也は。
「あははははっ! さあいくよー! 無情『手加減の無い力』」
ーーースペルに迎え撃ってくる。
真也の周りに8つの黒い霊力玉を浮かべ真也の前には一際大きい霊力玉が現れる。
「さぁ、これで終わらないでよー?」
真也がそう言うと共に正面の大きな霊力玉に周りの8つの霊力玉から線がつながれ極太の黒いレーザーが放たれる。
黒いレーザーと渦状の風がぶつかり合う。
「(……ッッ!!? どんな威力だよこれ!!)」
とんでもない威力。魔理沙のマスパの数倍ぐらいはありそうだ。
「うおっ! まじかよ! これはやば……っ!」
こちらの風が弾かれ、真也のレーザーが迫る。
……どうする。
普通に避けることは恐らく無理。
当たれば負ける。
『停止』は出来れば使いたく無い。
「(………! なら!)」
思いついた。
レーザーを躱しつつ真也に攻撃を与える方法。
一枚のカードを片手で取り出し、もう片方の手に風の球体を作り出す。
……その最中、真也のレーザーはもう既に俺の目の前まで近ついていたーーー。
「ーーー幻風ーーーーーーーー」
その言葉が言い終わることなく、そして恐らく真也に聞こえる前に、黒い奔流に飲み込まれたーーーー
「あれー? 避けられると思ったんだけどなー」
真也が言う。
「んー、あれで消し炭になんてなるわけ無いからなーどこに行ったのかなー…!」
辺りに、風真の姿は無い。
真也は疑問に思いながらも辺りを探す。
ーーーと、その時だった。
「うわっ!」
真也の正面から弾幕が飛んできて、突然のことに驚きまともに直撃する。
そして、飛んできた方には。
「まだ終わってないぜ? 真也」
そこには、風真の姿があった。
ーーーあの瞬間。風真は二つ、レーザーを躱しつつ真也に隙を作るために行動を起こしていた。
まずは一つ目、あの時風真はレーザーを躱す事は普通では出来なかった。だから、風真は自分の弾幕を自分に当て、その勢いを利用して避けていた。
ーーーだが、それでは真也に気づかれずに攻撃することなんてできるはずがない。『ブラインドエア』を既に使用している以上真也の視界から消えるなんて事は出来ないはずだ。
そこで二つ目。
真也は気がついていなかったようだが、弾幕をぶつける時風真は一枚、スペルを宣誓していた。
……幻風『ファントムエア』
このスペルは『幻』の性質を持つ風を作る。(要するに風真お得意のありえない風の一つである)
レーザーにぶつかる瞬間。風真はこのスペルを使い自身の分身を作り出していた。そしてその後更に風真はこのスペルで姿を消していた。
「やったやった、まだ楽しい弾幕ごっこが続くよー!」
風真が何処から出てきたのか、そんな事を気にする様子はなく、真也はこの弾幕ごっこを心底楽しみ、弾幕こっごが終わらないことを喜んでいた。
一方、風真は。
「ほんととんでもない強さしてんな、真也は」
真也のそんな様子を見てついこんな事を言う。
……だが、そんな風真も内心は楽しんでいた。
そして、二人は再び動き出す。
……しばらく弾幕を打ち合った後。
「そろそろスペル使うよー! 無神経『突き刺さる視線』」
真也が仕掛ける。
すると俺の周りからレーザーが飛んでくる。
そのレーザーは正確に俺を狙ってきていた。
「おわっ! なんだこれ! 速いしいろんな方向から来るからやりずらい!」
感覚としては幻の『スペースドロップ』とかに似ている。が、速さに関してはそれの比にならないぐらいの速さだ。
「(これは……流石に避けきれない!!)」
これだけの速さのレーザーを至る所から出してくるなんてとんでもないスペルだ。
……ならば、俺もーーー
「よし! 止めるか」
正直これを使いたくは無かったが、仕方がない。
「停止『ムーブロック』!」
スペル宣誓。
レーザーは俺の体に近づいてきて……
……当たる前にその動きは止まった。
「んー? レーザーが急に止まったー? これは風真の能力かなー?」
「そう、これは俺の能力『停止する程度の能力』だ」
真也がレーザーを打ってくる。
が、スペル発動中の俺には届くことはない。
それを鬱陶しく思ったのだろう。
「うー、なかなかめんどくさいスペルだねー、なら 感情『抑えられなかった怒り』」
真也はスペルを宣誓する。
すると真也は小さな弾幕を大量に、だけど決してかわせないほどでもないぐらい放ってきた。
「なんだこれ?その程度で終わりな訳がないよな…!」
スペルである以上、こんなもんで終わるはずないだろう。
……と、そこで。
「(……っ!?)」
気がつかないままに被弾した……!
後ろを振り向く。
そこには、背後から迫る弾幕が。
「ちっ!後ろからとは分かりづらい!しかもなかなか威力があるな!」
思わず悪態つきながらも真也の方を見る。
………そこには。
「な、なんだあれ!」
ーーーそこには、弾幕で囲まれた物体が。
そして周りに真也がいない。
……という事は。
「あそこの中に真也が!?」
これは流石に驚いた……!
果たしてこれは攻撃してもいいものだろうか?
……まあ、だからと言って攻撃しない訳にもいかない。
弾幕を真也に向けて弾幕を打ってみる。
……すると、やはり。
「うわ!量が多いしなかなか長い!」
真也の狙い通りだろう。
攻撃が当たった瞬間、真也の纏っていた弾幕が吹き飛びその上小さな弾幕も大量に、たちの悪いことにその弾幕が長い時間放たれた。
「くっ!これは辛いぞ…!」
俺はその弾幕を少しずつ被弾しながらも打ち消したりしながら躱しなんとか凌ぐ。
……だが、それも10秒後に崩れることになる。
「(……ッ! ムーブロックが……解ける!)」
先ほどまで動きを止めていた真也のレーザーが再び動き出す。
今、俺は真也のスペルを凌ぐことに精一杯だ。避け切れるはずもない。
ーーーだけど……!
「(まだ……まだ終わらせない……!)」
ここまできて負けたくはない。
俺は今日何度目になるかわからないスペル宣誓をする。
「だったら 風撃『エアロインパクト』!!!」
迫る弾幕。
手に風を集め……!
「おりゃ!!!」
次の瞬間、殴り込み真也の弾幕を全て吹き飛ばした……!
「あははっ、これも耐えるなんて風真はすごいねー!」
真也は笑いながらそう言う。
正直、今ので俺はもうほとんど限界。
余裕そうな真也を見ると、つくづくとんでもない奴と戦ってしまったなと思う。
……ま、その分楽しいけど。
こうしている内に真也はスペルを取り出してくる。
「さあ、これが最後のスペル、いくよー 無符『無為無策の篭の鳥』」
スペル宣誓。
真也の最後のスペル………その正体は。
「なっ!まさか耐久スペルか!」
俺の周りを囲うように籠が展開される。まるで鳥籠のような。
「せいかーい! さぁーそれに、耐え切って見せてよねー?」
その言葉と同時に、まずは籠の頂点から真下にレーザーが急に降ってくる。
急だったから反応が遅れるがそれを辛うじて躱す。
「いきなり来るから焦ったぜ…!」
これはまたなかなか恐ろしいスペルだ。
……ひと息ついている場合では無かった。
「のわっ! 今度はなんだ!」
真也の攻撃はまだ終わってなかった。
先ほどレーザーは弾幕となり辺り一面に放たれる。
「今度は慌てないように………ぐふっ!」
「あまり油断しているとー当たっちゃうから気をつけてねー」
畜生……また真也にしてやられた……!
どうやら真也は俺が弾幕を避けている間に再びレーザーを放っていたようだ。
俺はそれに気がつかずに被弾してしまった。
それにこのレーザーは思った以上に威力が高い。何度も受けるのは明らかに不味い。
「さすがにこれを何度も食らうのはきついな!」
……どうしようか。
本来なら耐久スペルには『スキルサスペンド』を使えばスペルを強制停止出来る。
……でも、これは使わない……使いたくない……
元々これだけは使うつもりは無かった。
では、どうするか。
それは……
「なら、停風『停止を運ぶ風』!」
それは……最後の根くらべ!!
風がレーザーに向かっていく。
その風が当たったら、そのレーザーは止まっていく。
真也はそれに驚きながらもレーザーを放ち、俺はそれを止めていく。
……だが、真也のこのスペルは簡単に攻略出来ない。
「もっと止めないとどんどんくるよー?」
真也の言った通り、停止の限界時間が来ればそのレーザーは再び動きだし壁にぶつかり弾幕へと変わる。
……つまり、俺がこのスペルを攻略するには、真也のスペルの限界時間一杯まで俺のスペルを持たせないといけない。
「ちっ!さすがに耐久スペルを止めるのはなかなかきついぜ!」
ーーー限界が近い。
「(くっ……! まだだ……!!)」
ーーー残り15秒。
「(ま、まだ……!!)」
ーーー残り、5秒。
「くっ、くぅぅぅぅ………!!!」
ーーーそして、スペルの限界がくる。
……だが、無情にも真也のスペルは未だ健在だった。
「これは、さすがに無理だったか……」
……まあ、善戦した方かな……?
そう思いながら、俺は複数のレーザーに直撃しダウンしていった。
いかがだったでしょうか?
次回はもっと早く投稿出来るようにします!
それでは、次回もお楽しみに!!