東方停止風   作:シュガーライト

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どうも、シュガーライトです!!
最近リアルの方で忙しくて一週間以上空いてしまいました。
待っていてくれていた方、大変申し訳ありませんでした!

……では、前回風真が人里で紅白と白黒を見つけた所からどうぞ!!




第33話 宴会の知らせ

 

 

 

 

「……何やっているんだ? あの二人?」

 

 

風真が呟く。

向こうの方にある一つの店の前で、何かを話し合っている霊夢と魔理沙の姿が見えたからだ。

 

あの二人が人里に来るのは珍しい。

霊夢達が居る方向がちょうど帰り道だったので、人里に何の用事で来たのか二人に聞いてみることにした。

 

 

 

 

 

「………こんなもんでいいでしょ」

 

「そうだな! あとはお酒を買うだけだぜ!」

 

「……二人共、何やってんだ?」

 

「ん? お、風真か!」

 

「買い物帰り?」

 

 

声に気づいた霊夢と魔理沙がそれぞれ風真に声をかけた。

霊夢と魔理沙の手には、何か色々な食べ物が。

 

 

「ああ、そう言うお前らも買い物か? 珍しいな」

 

「そう? 人里には割と来たりしていると思うけど?」

 

「そうなのか? ……まあいいや、それよりもそんな大量に食材を買い込んで一体どうしたんだ?」

 

 

風真が聞く。

それも無理はない。

二人が持っている袋の中に入っている食べ物の量は風真が持っている量の実に五倍、いやそれ以上の数の食べ物の量だったからだ。

 

……これほどまで、大量の食べ物を必要とするという事と言えば。

少し間を空けて、風真は思った事を口にした。

 

 

「……もしかして、宴会でも始める気か?」

 

 

風真の言葉以外に他の理由が思いつかなかない。

すると霊夢は案の定。

 

「ええそのつもりよ。よくわかったわね」

 

そう、風真に答えた。

 

 

「それはまた唐突だな、この前お花見したばっかだし、また急にどうしたんだ?」

 

「別にどうもしてないわよ。何かやりたくなったからやろう思っただけよ」

 

「あ、ちなみに私はこの宴会の幹事担当なんだぜ!」

 

「……ふーん、そうなのか」

 

 

風真はそう言ったものの、その表情は少し不思議そうであった。

それは、霊夢達との会話にどこか違和感を感じたからだ。

……が、風真は。

 

 

「(ま、どうでもいっか。宴会楽しいし)」

 

 

楽しいから別に気にすることはないだろうと、その違和感を全く気にすることはなかった。

 

 

「それで宴会は今日開くのか?」

 

「いいえ宴会は明日開くつもりよ。本当は今日でもよかったんだけど今日だと突然だし人も集まらないだろうから」

 

「それもそうか」

 

 

風真は納得する。

そしてちょっとの間、宴会について三人で話した後。

 

 

「さてと、それじゃそろそろ帰るとするか」

 

「そう? じゃあ、私達もそろそろお酒でも買いに行こうかしらね。……あんたここら辺でいい酒売っている店知らない?」

 

「知らないよ、だいたい俺多分まだ未成年だからそんな店寄らないし」

 

「そっか、じゃあ私達で探すとするぜ。それじゃ明日」

 

「あんた達も準備手伝いに来なさいよね」

 

「はいはい、分かったよ」

 

 

このやりとりの後、それぞれ別方向に向かって歩き出す。

……と、そこで。

 

「あ、そうだ。風真!」

 

霊夢が立ち止まり風真を呼び止めた。

 

 

「ん? どうした?」

 

「結って子、明日の宴会に連れて来なさい。紫が話していた子がどんな子が私も知りたいし」

 

「……そういや、結はまだ霊夢達に会ってなかったな。わかった、結に伝えとくよ」

 

「ええ、お願いね」

 

 

その会話が終わると、霊夢と魔理沙は再び歩き出した。

 

 

「……さてと、今度こそ家に帰るとするかね」

 

二人の姿が人混みに消えた事を確認した後、風真もゆっくりと帰るために歩き出す。

 

「(そういや、結の弾幕を打つ練習上手くいってんのかな?

……幻のあの説明で打てるようになるのか?)」

 

……と、こんな事を考えながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ーーーむぅ………!!」

 

「お、そうそうそんな感じだ!」

 

 

幻が声をかけながら応援する。

目線の先には、結構小っちゃい霊力弾を何個か展開させ、球体の形を維持させようとしている結の姿が。

 

二人は風真が家を出てから、休憩を挟みながらもずっと弾幕を打つ練習をしていた。

で、その結果小さい弾幕なら何個か出すことができるようになっていた。

 

 

「はぁ……! ………………ってうわっ!?」

 

「!? 大丈夫か?」

 

 

……まあ、それも長くは持たず今見たいに弾幕が破裂したりするのだが。

 

 

「いたたた………上手くいかないな〜」

 

「いや今のは結構良かったぞ?」

 

「そうだな、幻のあの教え方で良く弾幕を作れるようになったな〜」

 

「ほら、風真だってこう言って…………ってうわっ! 風真!?」

 

「あ、風真おかえり〜」

 

「おう、ただいま」

 

 

いつの間にか帰ってきていた風真。

その事に幻は驚き声をあげ、結は普通に話しかけるといったそれぞれ正反対の反応をした。

 

 

「お前、いつ帰ってきてたんだ?」

 

「今さっきだよ。結が霊力弾を浮かべ出した辺りかな? 上達が早くてびっくりしたよ」

 

「ふふ、私でも弾幕ってものが作れたんだよ〜

……………まあ、まだまだ上手くは作れないけど」

 

 

ドヤ顔を決めたと思ったら少し苦笑いをしてこんな事を言った結。

 

ーーー結は風真の家に住み始めてからとても賑やかになった。

……いや、これが結の本来の性格なんだろう。

まあ、なんにせよ元気なのはいいことだ。と、二人は思っていた。

 

そんな事を考えていると。

 

「何かコツとかないの?」

 

結がこんな事を風真に聞いてきた。

 

「こ、コツ!? うーん………」

 

急だった為、少し戸惑いながらも何かないかと考え出す風真。

………だが、

 

 

「……駄目だ、なにも思いつかない。普段霊力弾とか使わないし。結ごめん」

 

いつも霊力弾の代わりに風を弾幕の弾にしている風真は結にコツを教えるほどの知識がなかった。

それを聞き、結は。

 

「そっか〜、やっぱり自分で何とかしないといけないって事だね」

 

納得したかのように言った。

と、そこで風真は何かを思い出したかのような表情をし。

 

 

「あ、そうだ。何か明日博麗神社で宴会やるらしいぞ?」

 

 

先ほど人里で聞いた事を二人に伝えた。

 

 

「? 博麗神社?」

 

「ああ、そういやまだ結は行った事無かったっけ。

博麗神社はこの幻想郷が保つ為に必要な場所で、異変……幻想郷の問題を解決するのが仕事の脇巫女が住んでる」

 

結の疑問に対し幻が答えた。

すると、「そうだ」と風真が何か閃いたようだ。

 

「ちょうどいいや、結、明日霊夢に弾幕の打ち方のコツを聞いたらいいじゃん。霊夢も結に会いたがってたし」

 

「霊夢さん?」

 

「さっき幻が言ってた脇巫女の事だよ。俺も霊夢達に教えて貰った訳だし」

 

「へぇ〜、……そうだね、私も明日霊夢さんって人に頼んでみようっと」

 

 

そう決心した結。

ふと、空を見れば既にあかね色に染まっていた。

 

「……さて、そろそろ飯作り出さなきゃな。という訳でそろそろ家に戻るわ。お前らもひと段落したら帰って来いよ」

 

「あいよ」「わかった〜」

 

 

二人はどこか気の抜けた感じで気楽な返事をした。

ーーー果たして、明日はどうなる事やら。

そんな事を考えながら家の中に入っていった。

 

 




いかがだったでしょうか?

ここで皆様にご報告を。
何と! 東方停止風のUAが2500を突破しました!!
また、さらにお気に入り登録数が何と20人を突破いたしました!!
いや〜、趣味で書き始めたこの小説がまさかこんなにたくさん見て頂けるとは!!
これからも、いい小説にできるように頑張りたいと思いますのでこれからもどうかよろしくお願いします!!


次回から、東方萃夢想の話に本格的に入っていくと思います!
が、作者は萃夢想の原作のストーリーがどんなのかをほとんど知らないので、今まで以上にオリジナル展開になっていくと思います。

次回の投稿はもっと早く出来たらいいな〜
それでは、次回もお楽しみに!!
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