今回から、第2章へと入っていきます。
それでは!本編をどうぞ!!!
第5話 紅い霧
「ふぁ〜よく寝た〜」
いや〜朝って気持ちいいよね〜心地いい風が吹いていてどこまでも続いてる青い空が綺麗に見えて……
……青い空が……
「いや全然青く無いんですが!?」
どこからどう見たって空が赤いんですが!?
え?何これ?幻想郷特有な天候か何かか?
「違うわよ、これは異変ね。」
気がついたら後ろに紫がスキマから顔を覗かせていた。
「異変?」
「ええ、この異常な霧は誰か起こしたものよ」
「それはまた、はた迷惑な……」
だいたいこんな霧を発生させてどうするつもりなんだ?
「それで今さっき、霊夢がこの異変を解決しに行ったわ、
あ、あと一緒に魔理沙もついて行ったわ」
「……大丈夫なのか?」
「大丈夫よ、あの二人は異変解決のプロだから」
「へぇ〜」
まあつまり、この霧を発生させた奴がいてそれを霊夢と魔理沙がそいつを倒そうとしているわけだ。
「そういえば、紫は何しに来たんだ?」
「貴方にこれは異変だって言いに来ただけよ」
「……それはつまり、俺も異変解決に行けってことか?」
「あら♪そんなことは言ってないわ。ただこれは"異変"って言っただけよ」
「……まあなんでもいいや、どっちにしろ行ってみるつもりだったし、
……まあ役に立つかどうかはわからんけどな」
「それは大丈夫よ♪だって貴方、初めての弾幕ごっこのときだって初心者の動きをしてなかったじゃない」
そう言って貰えたのは嬉しいが、あの弾幕ごっこはボロ負けだったからな〜
「……まあどうにかなるか」
「ええ、少なくとも足手まといにはならないでしょう」
「そうだといいけどな」
そう言うと紫は、
「今から行けば、霊夢達に追いつくわ。
森を抜けて湖に超えたらそこに館があるわ、そこにこの異変を起こした奴がいるわ。
それじゃあ、私はすることがあるから〜」
と言って、スキマの中に消えていった。
ーーー後に、風真が異変解決しにいったことが霊夢達を助けることになり、そして風真の運命の分岐点になるのだが、それはまだ先のお話。
「さてと、じゃあ行きますか!」
で、今は森の中にいるわけだが……
「貴方は食べられる人類?」
と、いろいろと物騒なことを聞いてくる頭にリボンをつけた女の子に出会ったんだが。
「多分食べてもまずい人類だ」
「そーなのかー……」
その少女は少し残念な顔をしてそう言った。
「私はルーミアって言うのだ〜」
「俺は停楽風真だ、よろしく
なあルーミア、この近くに湖ってあるか?」
「あるよ〜
そういえば最近そこに館が建ってたのだ〜」
「本当か!なあルーミアそこの近くまで案内してくれないか?」
「いいよ〜こっちなのだ〜」
そうして俺はルーミアに湖の近くまで案内してもらった。
「ここをまっすぐに行けば湖に行けるのだ〜」
「そうか、ありがとうルーミア」
「風真も気をつけるのだ〜それじゃあバイバイなのだ〜」
そしてルーミアは帰っていった。
湖の方から誰が戦っている音が聞こえてきた。
「あの二人が誰かと戦ってるのか?」
そう思うと、湖に走っていった。
「やったな〜!」
「そんなんじゃ私は倒せないぜ!」
湖の上では魔理沙と水色の服を着て背中には氷が浮いている水色の髪をした女の子が戦っていた。
その横で霊夢が暇そうにその戦いを見ていた。
「あの〜すみません……」
すると、横から緑色の髪をして妖精みたいな羽を持った女の子に声をかけられた。
「今、あそこでチルノちゃんと戦っている人ってあなたの友達ですか?」
「ああそうだよ」
「そうですか……すみません、チルノちゃんが勝手に戦いのしかけてしまって、
あ、私大妖精と言います」
「どうも、俺は停楽風真って言います」
礼儀正しい子だなと思っていると、
「くそ〜くらえ!氷符『アイシクルフォール』!」
チルノって呼ばれていた少女がスペルカードを使っていた。
すると、チルノの手からかなりの数の氷の弾幕が出されていき、周りを覆っていった。
ーーーただ一箇所を除いては。
魔理沙はチルノの目の前にに陣取って。
「目の前がお留守だぜ!くらえ!恋符『マスタースパーク』」
チルノの真正面から容赦なくマスタースパークを放った。
「うわぁ……こりゃ勝負あったな」
「あわわ、チルノちゃん!!」
大妖精が落ちてきたチルノを急いでキャッチしにいった。
「チルノちゃん大丈夫!!」
「くそ〜今日のところはこれぐらいにしといてやる!!」
その後、騒いでいるチルノを引きずるように大妖精がつれていった。
そして霊夢と魔理沙と合流できた俺は、
「なんだ、あんたまで来たの」
「少し、面白そうだったもので」
「まさかあんた、そんな理由でここまで来たの!?
……まあいいわ、足手まといにならないでね」
「……善処します」
「おーい風真も来たことだしそろそろ行こうぜ!見たところ門番も寝ているみたいだし、このうちに入っちゃおうぜ!」
「門番が寝ているって、いったいどんな警備しているのよ」
「まあ普通に入れるってのはいいことじゃん」
とそんな感じのやりとりをしながら真っ赤に染まった館へと向かった。
「ええっと、ここに幽閉されている奴がいるんだな」
そう言って、その男は一人の少女が幽閉されている部屋に入っていった。
「……あなた誰?」
「初めまして、妹さん」
「……私に近づいたら危ないわよ」
「ああ、そのことについてなら大丈夫だよ」
そして、その男は少女に手をかざし、
「ーーー君の悪意を形にしてあげるよ」
と言って少女に黒い何かを浴びさせた。
ということで、いかがだったでしょうか?
今回少し進み過ぎたかな〜と思ったんですが、まあいいかなと思って投稿しちゃいました。すみません……
次回から、紅魔館での戦いが始まります。
それでは!次回もよろしくお願いします!!