今回はメイド長との勝負がメインです。
それでは、本編をどうぞ!!
さて、俺達は館の中に侵入することに成功した訳ですよ。
って言っても魔理沙が言ったとうり、中国で見たような格好をした門番が寝ていたので、正面から堂々と入ってきたですよ。
んで今は。
「さてと、これからどうする?」
「正面突破あるのみだぜ!」
「はぁ〜あんたは相変わらずね」
「まあいいんじゃね、おっとあぶね、おりゃ」
ってな感じで、道を阻む妖精メイドを倒しながら、館の中を歩いて行った。
5分ぐらい廊下を歩いただろうか。
すると、めちゃくちゃでかい図書館に出てきた。
「これ、全部本か?」
「みたいだぜ、少し借りていこうかな」
「……勝手にか?」
「ああ、私が死ぬまでな!」
と、魔理沙が言っていると
「駄目よ、この本は貴方にはもったいないわ」
図書館の奥から紫色の服を着た、いかにも魔女って感じの一人が出てきた。
「おい!どういうこと意味だ!!」
「そのままの意味よ。貴方には一つ足りとも持って行かせないわ」
なんだと!、って言っている魔理沙。
……まあ。
「あいつの言い方はともかく、悪いのは魔理沙だよな」
「そうね」
「な!お前らまで!」
「話がわかる人がいて助かるわ。
わたしの名前はパチュリー、この図書館の主みたいなものよ」
パチュリーは続けて、
「侵入者は排除せよってレミィから言われてるからね。悪いけど、ここで倒れてもらうわ」
そう言って、パチュリーは戦闘態勢をとった。
すると、
「ここは任せろ!」
「「!?」」
魔理沙は俺と霊夢の前に立って、こう叫んだ。
「ここは私に任せて先に行け!」
「いいのか?」
「ああ、あそこまで言われて黙っていられるか!!絶対にぎゃふんって言わせてやる!!」
「わかった。魔理沙も気をつけて」
「先に言って異変の元凶を叩いてくるから安心しなさい」
そう魔理沙に声をかけて図書館の先に行った。
「私が勝ったらここの本、貰っていくからな!」
「出来るもんならやってみなさい。格の違いってのを教えてあげる!」
「お待ちしておりました。博麗の巫女」
「あんた、誰」
「初めまして、私はここでメイド長しております、十六夜咲夜と申します。
申し訳ありませんが、貴方達はここでお引き取り願います」
「それは出来ない相談ね、さっさとあんたの主を出しなさい!」
「それこそ出来ない相談ですわ、ここを通ると言うのならここで強制的に退館してもらうわ!」
と、霊夢と咲夜は今にも戦闘開始しそうになっていた。
そして先ほどから会話に入っていけない風真はしばらく考えた後、決心した顔で霊夢に、
「落ち着け霊夢」
諭すようにこう言った。
「何よ!邪魔しないでよ!」
「だから落ち着けって、ここで戦って疲れた状態でここの主と戦うつもりか?
……ここは任せて先に行けよ」
「あんた、本気で言ってるの?」
「ここまで来たのも足手まといになるためじゃない、
……まあなんとかなるって」
「……わかったわ、ここはあんたに任せる」
そう言って霊夢は先に進んで行った。
「……正気ですか?貴方では私には勝てない。
それは貴方にも分かってるでしょう?」
「さあね。そりゃ戦ってみないとわからんな」
「まあいいわ、貴方だけでもここで倒れなさい!」
その言葉が合図に二人は一斉に互いへの攻撃を開始した。
ーーーそして、
館の最上階に、彼女はいた。
「あら、思ったより速かったのね」
「あんたが、この屋敷の主?」
「ええ、私はレミリア・スカーレット。この紅魔館の主よ」
「この霧、すごい迷惑なのよ、だから止めてもらうわよ!」
「それは出来ないわ。
……そうね、こんなにも月が紅いから、本気で殺すわよ!」
その言葉を最後に、霊夢とレミリアの戦闘も開始された。
咲夜と風真の勝負は激しさを増していた。
ーーーしかし、戦況的には完全に咲夜が優勢だった。
「……っ!」
風真は翻弄されていた。
(畜生……!こっちの弾幕が当たる前にどっか消えやがる!)
「ふふ、無駄よ。
貴方の時間は私のもの、貴方では私に弾幕を当てることもできないわ」
「くっ……!」
事実風真は一発も咲夜に弾幕を当てれていない。
また、風真も咲夜のナイフを一発も食らっていないものの咲夜に比べて風真には余裕がなかった。
「まだまだ、行くわよ!奇術『エターナルミーク』」
スペルカードの使用とともに咲夜が高速でナイフを投げる。
「くっ……!風符『空を駆ける疾風』」
風真も負けじとスペルカードを発動する。
風真から出される疾風と咲夜の投げるナイフが激突する。
ナイフと風がぶつかり合い互いを相殺していく。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
「あら、思ったよりやりますわね
だけどこれで終わりよ!幻世『ザ・ワールド』」
咲夜がスペルカードを発動する。
そして、気がついた時にはもう、視界が埋まるほどのナイフがこちらへ飛んできていた。
「嘘だろ……!!」
風真は急いで後ろに下がる。
ーーーが、全部は避けきれず何本か風真に突き刺さった。
「ぐ、っーーーー!?」
風真はおもわず声をあげる。
「これが、私と貴方の能力の差です。
これ以上、痛い目を見たくなければお引き取りを」
その姿を見て咲夜はこう告げた。
ーーー実際、このまま戦っても風真は咲夜に勝つことができないだろう。
ーーーだと言うのに、風真は諦めなかった。
(まだ、負けていない。まだ、手はある!!)
「……まだ、諦めないのですね」
(こいつの能力がなんであろうが関係ない)
「ではこれで終わりです」
(このスペルを使って一瞬でも隙ができればいい)
「スペルカード……」
(風を作りあげるんだ……!その風を!)
風真は一枚のスペルカードを取り出す。
「幻世『ザ・ワールド』!」
咲夜がスペルカードを発動する。
ーーーその瞬間、
「透風『ブラインドエア』!!」
風真のスペルカードを発動した。
「え!?」
咲夜は止まった時の中で、驚くことが起きていた。
ーーーあの少年が、視界から消えた!?
これではどこにナイフを投げればいいかわからない。
「くっ……!」
咲夜は能力を解除せざるを得なくなってしまった。
時が動き出す。
「どこに行った!?」
咲夜は当たりを見渡すが風真はいない。
、とその時、
「風符『風速100m砲』!!!」
という声が後ろから聞こえた。
「!?」
後ろを振り返る。
するとそこには手から竜巻状の風を打ち出している風真の姿があった。
「な!?」
咲夜が気ついた時にはもう避けることはできなかった。
「ーーー!!」
咲夜は声にならない叫びを上げながら壁まで吹っ飛ばされた。
「はぁ……はぁ……、成功した……!」
風真はそう言いながら吹っ飛ばされた咲夜の方を見ていた。
(見事に決まったな〜まさか本当に消えることができるとは)
風真はそう思いながら、そのスペルカードを見た。
ーーー透風『ブラインドエア』
そのスペルは文字通り姿を消す風を作り出すスペルである。
「はぁ……はぁ……油断した……」
咲夜が立ち上がった。
(結構至近距離で『風速100砲』を当てたのにまだ立つか!)
そう思いながら咲夜と対峙する。
ーーーその瞬間だった。
「ぎゅっとして、」
どこからか声がしたのは、
「ドカーン!」
その直後、咲夜がいる後ろの壁が急に爆発した。
「「な!?」」
壁が崩壊する。その砂ほこりの中から、一人の少女が出てきた。
「アハハハ、ネエ、フタリデナニシテルノ?ワタシモイレテヨ♪」
その少女は、どこか様子がおかしかった。
まるで、
そしてその少女は、悪意に満ちた顔でこう行った。
「ネエ?コワシチャッテモイイヨネ♪」
どうだったでしょうか?
次回はvsフランになると思います!!
それでは、次回もよろしくお願いします!!