ネプテューヌの保護者的な感じの男   作:煉獄姫

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今回はアイリス目線からのスタートです。


アイリスは犯人の場所を突き止め、トウカはプラネテューヌの未来を心配する。

「それにしてもラスティションのセキュリティが破られるなんてねぇ」

 

私は現在ばか(トウカ)に言われて女神に付き添っている。

 

「あははははははははは!そうだよね、ノワール前に言ってたじゃん。ラスティションのセキュリティは世界一ぃぃぃぃって!それなのに破られるなんてあはははは!」

 

ネプちゃんは心底おかしいのか笑い続けてるけど、ノワールちゃんはご機嫌斜めって感じね。まあ自分の自慢であるセキュリティが破られたんだから仕方ないといえば仕方ないけれど。とりあえず犯人を特定するほかないわね、これを使って人工衛星とかを悪用されたら面倒になりそうだし

 

「まあ起こっちゃったのは仕方ないじゃない」

「大事なのは再発防止………」

「こんな事をした不届き者を締め上げて何が目的か白状させることよね」

 

なかなか過激じゃない、お姉さんそういうの嫌いじゃないわ。

 

「でも勢いだけじゃダメよ、ハッカーは狡猾だからこっちの動きを察知したら逃げる可能性があるから慎重に行くわよ」

「おお、流石は腐ってもトウカの幼馴染………状況判断はお手の物だね!」

「腐ってるのはベールちゃんでしょ」

「否定はしませんわ」

 

そこはちょっと否定して欲しかったんだけど……まあ人の性癖をとやかく言うつもりはないから流しときましょ。

 

「なんだかアイリスって適当なイメージがあったけど、やるときはやるのね」

「当たり前じゃない、女っていうのは殺らなきゃいけない時があるのよ」

「あれ?なんか話が噛み合ってないような気がするよ?」

 

そんなことないわよ、ノワールちゃんも犯人の(たま)取る気満々何だから。

 

「貴女の力は頼りにしてるわ、トウカと同等の力……悔しいけど私じゃ貴女には勝てないもの」

「お胸の大きさのことぉ?」

「殺すぞてめぇ………」

「大丈夫よぉ、牛乳飲んでちゃんと寝たら成長するわよ。ねえベールちゃん」

「そうですわねぇ、でもブランはもう手遅れかもしれませんわ」

 

私はベールちゃんを捕まえて小声で話す。

 

「ベールちゃん、夢くらい大きく見させてあげなさい。そうじゃないとあの子自身が胸のように潰れちゃうでしょう?」

「そ、そうでしたわね、私としたことが……」

「全部丸聞こえなんだよてめぇら!」

 

ブランちゃんがハンマーを振り回しながら追いかけてくるけどそんな重い攻撃、私には当たらないわぁ。

 

「ちょっとそこ!こんな所で暴れない!真面目にやりなさいよ!」

 

ノワールちゃんに怒られちゃったぁ。

 

「まあブランの胸が残念なのは置いといて、具体的にどうするの?」

「ブランの胸が小さいのは置いておいて、実はこういう時のためにある方をお呼びしましたの」

「落ち着きなさいブラン!」

「離せぇぇぇぇぇぇぇぇ!あいつらの頭をカチ割って殺る!」

(たま)取る気満々みたいですねぇ、ヌルフフフフフ」

「あなたが原因でしょう!?タコのモノマネしてないで止めなさいよ!」

 

そんな訳で入ってきた黒いスーツにメガネをしたいかにも私地味ですよって言ってる女の子、誰?

 

「リーンボックスが誇る天才プログラマー、ツイーゲちゃんですわ!」

「オリジナルキャラきたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

またこの子は電波を受信して…………トウカは一体どういう風にこの子を育てたのよ。

 

「初めまして、ツイーゲですビル、よろしくお願いしますビル」

 

ものすごい語尾ね、この子地味だと思ったらなかなかやるじゃない………

 

「今時ありえない語尾でキャラつけ!?このキャラ絶対失敗する!!」

「ネプテューヌ様、ノワール様、ブラン様ですね、よろしくお願いしますビル、あなたは………」

「殺せんせーです」

「「嘘つけ!!」」

 

そう言えば殺せんせー死んじゃったのよね………最近で一番悲しかったことってそれだわ。女らしくない?何を言ってるのよ、男でも女でもジャンプはバイブルでしょうが、人生のお手本でしょうが

 

「ちなみに私のキャラはご安心くださいビル、今回だけの使い捨てのキャラですのでビル」

 

幾ら何でも可哀想すぎるでしょそれ………

 

「それで?貴女なら犯人がわかるの?」

「お任せくださいビル」

 

そんなこと知らないわと言わんばかりにノワールちゃんは事を進行させて行って、ツイーゲちゃんはノートパソコンを流れるようにセッティングして作業を開始した。物凄い真剣な表情ね…………これっきり出てこないから当然と言えば当然だけど。

 

「まあその間休憩しましょ」

 

私はパズ◯ラを起動した。それよりあのバカ(トウカ)はちゃんと妹たちの面倒を見てるのかしら。

 

◆◆◆

 

あのバカ(アイリス)はちゃんとネプテューヌたちのことを見ているのだろうか。あいつはやる時はやる奴だと信じているが………

 

「あの、トウカ……ネプギア、ちょっといい?」

 

ユニが少し暗い顔で俺たちに話しかけてきた。なにか悩み事でもあるのだろうか?

 

「ちょっと相談があるんだけど……」

「ああ、構わないぞ」

 

ユニが相談事というのはかなり珍しい、頼ってくれるのは嬉しいんだが、それだけ深刻なことなのだろう。しかし、そう思ったのは束の間だった。

 

「ノワールの様子がおかしい?」

 

話を聞いてみると、ノワールが夜執務室で何かをしているというのだ。なんだそんなことか……ノワールだって一人になりたい時もあるだろう。そんなに気にすることでもないと思うが

 

「お仕事じゃないの?」

「仕事なら部屋に鍵を掛けたりしないわ、それに……たまに変な笑い声を上げたり……誰かと話してるような会話も聞こえてくるし……」

 

変な笑い声ってなんだ…………仕事のし過ぎで幻覚が見えているとかじゃないだろうな。

 

「お姉ちゃん夜な夜な何やってるのかな……」

 

ユニは心配そうに俯いてしまった。ふむ、確かに一人でいるのに笑い声を上げるというのは心配だな。少し調べてみるか。

 

「まあ少し調べてみるとしよう」

「調べるってどうやって?」

「あっ!だったら良いものがあるよ!ちょうど持ってきてたんだ」

 

そう言ってネプギアはポケットに手を突っ込み何かを取り出した。これは……小型カメラか?いや、そうでないと思いたいが……なんでそんな物を丁度持っているか小一時間ほど問いただしたい。帰ったら聞いてみるか

 

「これって?」

「映像を遠隔地に無線で送る目立たない大きさの機械だよ!」

「要するに隠しカメラか」

 

当たって欲しくない予想が当たってしまった。まずい、機械オタクだということは知っていたがこれはまずい。一歩間違えたら犯罪だぞ。

 

「こんなに小さいのにHD映像をリアルタイム圧縮するんですよ?凄いですよね!」

「凄いのはそんな物を常時携帯しているお前の頭だ」

 

なんでこうなったんだ。やはり育て方を間違えてしまったのだろうか……そんな物の説明を生き生きとするんじゃない。目も輝かせるな。

 

「ちなみにお前はそれを使って何をするつもりだったんだ?」

「それは………………内緒です」

「後でそれは没収だ」

「そんなー!」

 

女神の妹を盗撮犯にするわけにはいかん。しかし、ネプギアに一回だけ使わせて欲しいと懇願されたため仕方なく執務室に試しに設置してみた。設置する時もワクワクしながら設置していたため少しネプギアの将来が心配になってしまったのは言うまでもないだろう。

 

「わぁ!ちゃんと映った!」

「こんなにくっきり映るのね」

「ああ、(無駄に)HDだからな」

 

もう、俺がネプギアに施せることは何もないのかもしれないな…………もうノワールの部屋に設置しても何も言わん。好きにしてくれ………

 

「どうしたのユニちゃん?」

「………なんだかすごい悪いことしてる気分になってきちゃった」

 

罪悪感を感じているのかユニはまともでいてくれたみたいだ。それだけで俺は嬉しい………本当に嬉しい。

 

「ユニ」

「なによ?」

「お前はそのままでいてくれ」

「???」

「あれ?なんだかトウカにものすごく残念な物を見るような視線が送られてきたんですけど……」

 

すまんイストワール、プラネテューヌはもうダメかもしれない。

 

「ねえ、やっぱりこれ外してくれないかしら?」

「うーん…そ、そうだね、さすがにそう言われると……」

 

まだプラネテューヌは滅びないみたいだ。間一髪なんとか持ち直したぞイストワール…………

 

「ねえトウカ、あんたさっきから険しい顔してるけど大丈夫?」

「大丈夫だ、プラネテューヌはまだギリギリ滅びない」

「何言ってんのよ………」

 

ユニが疑惑の眼差しを向けてくるがそんなことは今はどうでもいい、いや、良くはないんだが……ネプギアのタブレットに映ってるカメラの映像がおかしい。カメラの画面が勝手に切り替わってしまう、一つしかカメラを置いていないからそんなことはないはずなんだが………いや、そういうことか。

 

「どうやら本当の盗撮犯がいるらしい」

 

俺はカメラの映像から位置を逆算し、隠しカメラを引きずり出した。

 

「いよいよきな臭くなってきたな……」

 

また面倒なことにならなければいいんだが。いや、望むべくもないな。

 

 

 




とりあえず早く新次元のぷるるんを出したい。
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