ネプテューヌの保護者的な感じの男   作:煉獄姫

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みなさん、明太子は好きですか?私は嫌いです。
それなのにめんたいパークという謎の場所に連れて行かれて……明太子嫌いな私は一体どうすればいいんだ!?


グラタンじゃないクラたんよ

ノワールの執務室に盗撮犯がいると判明した数時間後、俺たちはネプギアが持っていた電波逆探知を頼りにハッカーの場所を探していた。しかしネプギアはよくそんなものを持ち歩いていたな………軍の特殊部隊が持っているような装備だぞ

 

「それで?場所は分かったか?」

「この辺りのはずなんですけど……」

 

ちなみにラム達は俺たちの後ろで歩いている。ユニのペットの…………名前はなんだったか忘れたがそれも一応付いてきている。

 

「もうムカつく!!お姉ちゃんを隠し撮りするようなバカはこのあたしがギッタギタのめっためたにしてやるわ!」

「戦争じゃないんだ、盗撮なんて卑劣だと思わないかネプギア?」

「そうですね…………………」

 

できればこっちを向いて言って欲しいなネプギア、誤魔化すのに口笛を吹く奴を俺は久しぶりに見たぞ。

 

「で?どの建物なのネプギア!?」

「えっと、この電波逆探知機は大体の位置しか…」

「よくそんなの持ってたわよね」

「これはいつも持ち歩いてるよ?モバイル充電器と電波逆探知機は女子の必須アイテムでしょ?」

「どこの異世界の女子の常識よ」

 

モバイル充電器はわかるが電波逆探知機はおかしいだろう。本当にお前は戦争にでも行くつもりか。

 

「まあとにかくしらみ潰しに探していくしかないな」

「トウカ、あんた電波を辿って犯人見つけられないの?」

「俺には無理だ、アイリスなら出来るかもしれんがな」

 

アイリスは雷をよく使うためハッキングもできるし、ひょっとすれば電波くらいなら辿れるかもしれない。あいつが本気になれば電気系統を麻痺させることなんて10秒あればできるだろう。

 

「とーか!ぴぃおなかすいた!」

 

突然ピーシェが俺の足にしがみつき駄々を捏ね始めた。仕方ない、いつも持ち歩いてるチョコバーをやるか。

 

「待ってろ、今チョコバーを……」

 

ポケットの中を探るがない、落としたのか?そんなはずはない。内ポケットに入れてるはずだから絶対に落ちることなんてない………まさか

 

「あの女………………」

「顔怖っ!」

 

あの飲んだくれが!俺のチョコバーをスッて行きやがったな!!人の痴態を言いふらすだけでは飽き足らず俺のチョコバー(生命線)まで盗むとは!!!

 

「おなかすいたすいたすいた!ぴぃおやつ食べたい!」

「すまん、もう少しだけ我慢してくれ。犯人を捕まえたら何か買ってやるから」

「やだやだやだやだやだ!!」

 

これは困ったな……………ネプテューヌの1.5倍は酷いぞ………いや、本気で駄々をこねてるネプテューヌもそんなに変わらないか。仕方ない、瞬間移動して何か買ってくるか

 

「ピーシェってば子供ね!」

 

突然ユニのペットの………なにかと遊んでいたラムが得意げに言った。

 

「わたしはもうお姉さんだから、お腹が空いたって我慢できるわよ?」

「私も………お姉さん」

 

ラムとロムはピーシェとあまり変わらないのにしっかりしてるな。いや、自分達より下の子がいるからしっかりしてるのか。

 

「むぅ………」

 

それを聞いて対抗心を燃やしたのか頰を膨らましながら俺の足から離れた。

 

「ぴぃもおねえさん!」

「じゃあ我慢できる?」

「我慢する………」

「なでなで………」

 

…………この子たちも成長して行ってるんだな。妹は自分より下の子が居る時は姉よりもしっかりするのかもしれない。

 

「三人とも偉いな」

 

あれは三人の頭を撫でてお礼を言った。俺やネプギア達ではどうにもできなかっただろうからな。2人が居て本当に助かった。

 

「あっ!クラたんが逃げた!」

 

俺が頭を撫でて力が緩くなったのかユニのグラタンがどこかに走り去っていった。なるほど、グラタンという名前だったのか。忘れないようにしないと。

 

「ピーシェちゃんが!」

「さすがのピーシェもグラタンには追いつけないだろう、見失わないように追いかけるぞ」

 

俺たちはピーシェとグラタンを追って走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

「っていうかグラタンって何よ!あの子の名前はクラたんよ!聞いてる!?聞きなさいよぉぉぉぉ!!!」

 

◆◆◆

 

やっはろぉー、みんな大好きアイリスお姉さんよぉ〜。トウカのつまらなーい地の文は飽きただろうからここからは私のボケ100%地の文でお届けするわ。

 

「ねえ、ノワール? 今更かもしれないけど、私たちが行かなくても警備兵に任せればよかったんじゃないの?」

 

状況を説明すると、ツイーゲちゃんが敵のアジトを突き止めたからラスティションからみんなが女神化して空飛んでそこに向かってるって状況よ。

 

「ふん、それじゃつまらないじゃない……私にこんな恥をかかせた犯人は私の手でぐっちょんぐっちょんにしてやらないと気が済まないのよ!」

 

良いわねぇ、そういうのお姉さん好みよノワールちゃん。やっぱ舐めたことした奴には徹底的なお仕置きが必要よね。警備兵なんかに任せても面白くないわ。

 

「そういうわけだから、頑張ってねネプちゃん、私に快適な空の旅を約束してちょうだーい」

「くっ、こんなのインチキよ、無効試合よ」

 

ちなみに私はネプちゃんの上で立ちながら漫画を読んで飛行時間を過ごしてるわ。うーん、僕のヒーロアカデミアは良いわねぇ、早くアニメが待ち遠しいわ。

 

「まあ負けてしまった貴女の責任ですわ。これに懲りたら彼女と勝負事はしないことですわね」

 

数時間前、私はネプちゃんに瞬間移動で犯人の所まで連れて行ってって言われたんだけど、私は面倒だから女神化して上に乗っけてって言ったの。双方とも譲らないからあっち向いてホイで決着をつけたわけ

 

「私の目を指で突き刺すなんて」

「あらネプちゃん人聞きの悪いこと言わないで、刺さったのよ、事故よ事故」

 

私がじゃんけんに買って、指を出したら勝手にネプちゃんの目に刺さっちゃっただけよ。それで悶えたネプちゃんが上を向いたから私は指を上に向けただけ。

 

「そもそも相手の目を突き刺しちゃダメなんていうルール聞かされてないもの」

「常識的に考えなさい!っていうかチョコバーのカスを私の背中にこぼさないでくすぐったいじゃない!」

 

私はネプちゃんの頭を上から踏みつけそこからさらに体重をかけた。

 

「ネプちゃん?常識に囚われたら勝てる試合も勝てないのよ?どんな勝負でも生きるか死ぬかの殺し合いと思いなさい」

「無理よそんなの痛い痛い!落ちる、落ちるから!」

「トウカと並びたいんでしょう?トウカならこれくらいの困難越えてくるわよ」

「ち、ちなみにトウカなら私と同じ状況に陥ったらどうやって切り抜けるの?」

「私の指を別方向にへし折って無理やり敗北を回避してくるわ」

 

まあ私が一番最初に仕掛けたからしょうがないといえばしょうがないけど、本当に一番最初にやられた時は痛かったわ…………もちろんイストワールに怒られたけど。

 

「てめぇらは本当に猟奇的だな」

「しょうがないじゃない時代が猟奇的だったんだもの」

 

あんな時代に育ったら誰でも猟奇的に育つわよ。と、そんなこと言ってたらツイーゲちゃんが言ってたハッカーの隠れ家の上空についたみたいね。

 

「さてとあなた達、ちょっと真面目な話するけど、今から犯人の隠れ家に行くんだから静かに、それから迅速に行動しなさい。今から大声上げた奴は即射殺だから」

「だから怖いのよお姉さん……」

 

戦場で大声なんて上げたら狙われるに決まってるじゃない。そんなの殺してくれって言ってるようなもの、それなら私が殺そうが相手が殺そうが同じでしょ?そんな訳で私たちは隠れ家へ降り立った。

 

「よぉ~~~しっ! それじゃあ、犯人を見つけるよ!!」

「ネプちゃ〜ん?」

 

私はネプちゃんの額にコルトパイソンを突き付けてお話しする。まさか言ってすぐに大声上げるなんてねぇ、バカなのこの子?本当にトウカはこの子に何を教えてきたのよ

 

「お姉さん言わなかったっけぇ?大声上げた奴射殺って」

「いやぁ、ここは主人公としてみんなを盛り上げたほうがいいかなぁって」

「なら主人公としてみんなの為にここで壮絶な戦死を遂げてくれるかしらぁ?」

「ごめんなさい静かにします」

 

初めからそうすればいいのに、おバカねぇ。ネプちゃんの所為でノワールちゃんたち完全に怯えちゃってるじゃない。まるでお姉さんがみんなを虐めてるみたいに読者に写っちゃうでしょう?やめてよもぉ。

 

「じゃあ全員行くわよ、一人のミスはみんなの死に繋がると思いなさい、一人一人が周囲を確認して変わったことがあれば随時報告、お互いをカバーしながら迅速に行動しなさい。さあ行くわよ!」

「「「「サーイエッサー!」」」」

 

そんな訳で捜索開始、あらやだ。軍人時代の癖が出ちゃった♪

 




ね、ネプ様が段々いじられキャラになってきたかもしれない。
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