ネプテューヌの保護者的な感じの男   作:煉獄姫

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緊急地震速報って焦るわ……

そして、本日は皆様に緊急予告がございます。
内容は本編にて


日常編
予告


時は15XX年、紫の女神が国を治める二代前の話。ゲイムギョウ界中の猛者が1敗し屍をさらし、国が滅ぶことなど当たり前の世の中だ。そんな中で、ある一つの国が存在した。その国は巨大というわけではなかったが、他の国の追随を許さないほどの科学文明を誇るとてつもない国だった。もちろん、科学が発達しているため兵士が持っている武器も桁違いの性能だった。それ故、なんども他の国から侵攻を受けている。

 

「はぁ、はぁ………」

 

そんな中、プラネテューヌ国境線付近、プラネテューヌ軍2万が警備していたが敵軍5万の前に壊滅、たった2人の兵士を残して全滅してしまった。

 

「援軍は?」

「あと30分と言った所だな」

 

片や、バランスの取れた美しい身体と海の様に青く艶のある長い髪を煤だらけにし、長い白と青のローブ身と籠手を身に纏い、膝をつきながら槍を構える女性。

片や、夜空の様な黒い髪に華奢な身体、炎の様な紅色の瞳の男性が黒いローブに鎧を身に纏い、敵軍へと剣を向けていた。

 

「きついわね……」

「ああ……この数はな」

 

敵の数は侵攻した時よりも減ったとは言え2万の兵が残っている。普通ならば、残り2人の時点で早々に決着はついているはずだ。だが、この二人だけは別格なのだ

 

「あー、なんだか相手にするのも面倒になってきたわ、こうなったら兵士らしく腹でも切る?」

 

青い髪の女性が黒い髪の男性へと戯けたように声をかける。

 

「なら勝手に死ね」

 

しかし、黒い髪の男性はそんな冗談を鼻で笑うように軽口を叩き返した。

 

「俺は科学者だ、そんな精神は持ち合わせてはいない、無様だろうと何だろうと生き延びてやるさ、まだまだやりたいことがたくさんあるんだ」

「あーあ、屁理屈言っちゃって、どうしてこんな風に育っちゃったのかしら」

 

そう言って、青い髪の女性も立ち上がる。

 

「行くぞ………死ぬなよプルルート」

「そっちこそ、途中でくたばっても骨は拾ってあげないわよ………カイナ」

 

そうして、カイナとプルルートと呼ばれた二人は背中合わせに駆け出した。

 

「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」

 

そして、彼らはたった2人で3万の兵を全て倒しプラネテューヌへと帰還した。敵の返り血で身体の全てを真っ赤に染め上げていたという。

 

「もう我慢ならねぇ!いつもスカした顔しやがって!」

「お前こそバカばっかりしやがって、視界に入るだけでムカつくんだよ!」

「も〜〜かーくんもうーちゃんもやめてよぉ〜喧嘩しないでぇ〜」

 

初めて、友達と本気で喧嘩をした

 

「かーくん〜〜アーン」

「自分で食べれる………」

「カイナも可愛いところあるんだな、ハハハ!」

 

初めて、食事が美味しいと感じた。

 

「ねぇねぇかーくん、これなんてどうかな?」

「良いと思うぞ」

「なぁカイナ、この新しい黒のグローブどうかな!?うずめ的には白も良いかなぁなんて思ったんだけどね!?でも黒の方が合ってるかなぁって思ったからぁ、黒にしたんだぁ!」

「ふっ………口調が崩れてるぞ」

 

初めて、人と一緒にいるのが楽しいと思った。

 

「俺はこの国を護りたい、子供も大人もみんな笑って暮らせるような国にしたい、それが俺の夢だ」

「なら、俺はその夢を手伝う。どうせお前だけじゃ無理だろうしな」

「はぁ!で、できるに決まってるだろ!」

「無理だ、お前はバカだからな」

 

初めて、夢を持った。

 

「ねぇ………私達のしてる事って……正しいのかしら」

「………正しいか正しくないかじゃない、俺はプラネテューヌを護りたいから、争いを無くしたいから………襲ってくる国は滅ぼさなければならない」

「プラネテューヌの国民よりも人を殺してでも?」

「ああ………全てを犠牲にしてでも、俺はこの国を……あいつをも守りたい」

「あの子は……こんな犠牲の上に建つ国を喜んでくれるのかしら」

「戦争が終われば、人を殺した罪は俺が全部背負う」

「なっ、何言ってるのよ!?」

「結局他の国の人間を殺して居るのは俺の兵器だ。だから、全て俺が悪いんだ」

 

初めて、人が死ぬのを辛いと思った。

 

「させねぇ!もうお前に、二度と人を殺す兵器は作らせねぇ!もうお前だけに全部罪を背負わせねぇって言ってんだ!!」

「いい加減にしろ!女神なら友人1人よりも国民を優先しないでどうする!?俺が国民から恐れられて、他の国民から恨まれる、それで良いだろうが!俺なんかのことを考える暇があるなら国を心配しろ!」

「友達1人守れねぇ奴が国民を守れるわけねぇだろ!」

「俺は……もうお前に護られる資格なんかないんだよ!お前に名前を呼んでもらう資格も、お前に友達と呼んでもらう資格もないんだよ!」

 

初めて、自分の思いを叫んだ。いろんな初めてをお前達からもらった。お前たちは……俺にできた最初の居場所だった。だから……護りたかったんだ。お前たちの笑顔を、温もりを……全てを。でも………

 

「ありがとう…………カイナ……楽しかったよ」

 

俺は守れなかった。あいつの笑顔を、あいつは何も悪くないのに、国民を守っていただけなのに、誰よりもこの国のことを想って……誰よりも国民を愛していたのに……どうして、どうして………あいつが消えなければならない?

 

「良かった、これで別の女神様が誕生するな!」

「あれは女神じゃねぇ、化け物だ」

 

違う……………………違う、違う違う違う違う!化け物はお前たちの方だ。自分達が危なくなったらすぐ頼って祭り上げるくせに、少し安全になって恐ろしくなったら寄って集って吊るし上げる。化け物はお前たち国民だ!!お前達さえいなければ…………あの子は………いや、違う。化物はもう何百万人の人間を犠牲にした………俺だ。

 

「グワァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

その日、プラネテューヌに突如赤黒い人型の竜が現れ、7日間建築物を壊し、燃やし、人を殺し続けたという。そして、血と硝煙の臭いが充満するプラネテューヌで何かが泣き叫んでいたという。

これは……カイナ(何も無かった少年)が希望と絶望を知り、国を滅ぼす災厄の化け物(赤黒の竜)になるまでの話

 

「俺は………生まれるべきではなかった」

 

 

 

ネプテューヌの保護者的な感じの男ZERO episode1〜赤黒の竜降臨〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は流れ17XX年、シェアの奪い合いは続いているが昔のように国が殺しあうことがなくなったゲイムギョウ界、今残っているのは大戦を生き残った4つの国だけ、その4つの中に、プラネテューヌは存在していた。

 

「ねえお兄さん、何してるの?」

 

そんな中、教会の封鎖されていた場所に1人の女神候補生がふらりと迷い込んだ。そこは普通の牢獄とは明らかに作りが古く、何百年も放置されているようだった。

 

「ねえー!そこの黒髪のお兄さん!おーい!」

 

彼女の目の前には牢屋のベッドに腰をかける一人の男の姿があった。顔つきは20代前半、肌は白く体は華奢で肉付きはあまり良くない。眼は少し淀んだ紅色だった。

 

「聞こえてないのかな?おーい!おーい!」

 

女神候補生の少女は声をかけても返事をしない男に何度も話しかけていた。無視されるのが嫌いなのだろうか

 

「ねえってば!」

 

しばらく話しかけ続けていると、男はようやく口を開いた。

 

「黙れクソガキ、舌を引きちぎってホルマリン漬けにされたくなかったらとっとと失せろ」

「ねぷぅ!?やっと喋ったと思ったらとんでもない毒舌だった!!!てか脅し文句が猟奇的でグロい!」

 

これが彼と彼女、ネプテューヌのファーストコンタクトだった。

 

「お兄さんの名前は?私ネプテューヌ、この国の女神候補生だよ!よろしくね!」

「聞いてない、失せろクソガキ」

「クソガキじゃないもん!ネプテューヌ!お兄さんの名前は?」

「下らん」

「あー!人に名前聞いといて自分が名乗らないなんていけないんだからねー!」

「聞いてない」

「私が言ったの聞こえてたから聞いたと一緒じゃん!」

「何を言ってるんだお前は」

 

初めての印象は、うるさい奴だと思った。

 

「ねぇ、名前は?」

「…………そんなものは無い」

「そうなの?なんで?」

「………捨てた」

「えぇー!?なんでなんで!?」

「お前には関係ない」

 

鬱陶しいことに、しつこく俺の名前を聞いてくる。

 

「むー、あっ!じゃあ私が付けてあげるよ!!」

「勝手にしろ」

「やった!えーとねぇ、じゃあトウカ!」

「理由はなんだ」

「今日が10日だから」

 

それから、俺の名前はトウカになった。

 

「ねぇトウカ、ゲームしよーよ!!」

「興味ない」

「いいじゃーん!しよーよ!」

「嫌だ」

「やーだー!暇なんだもん!やろうよやろうよ!!ねえってばー!!」

「分かった!とにかく黙れ!………一回だけだぞ」

「やったー!!」

 

その後、3回ほど練習し、ネプテューヌは完全に俺に勝てなくなって悔しかったのか延々と付き合わされた。

 

「トウカー、今日一緒に寝てもいいかな?」

「…………何かあったのか?」

「いやー、ちょっと人肌が恋しくなったといいますかーなんといいますかー」

「正直に話せ」

 

ネプテューヌによると、お前は女神候補生なのだからもっとしっかりしろ、自覚を付けろ。今のお前では何も役に立たない、と教会の人間から遠回しにそう言われたらしい。

 

「みんなさ、やっぱり私のこと女神候補生としか見てないんだよ………だれも私なんて見てない」

 

その時のネプテューヌの顔は、何かを諦めたような悲しそうな顔だった。

 

「……俺のベッドは罪人用だから硬いし狭いぞ」

「うん!!あっ、でもどうやって牢屋の中に入ったら良いのこれ?」

 

俺は牢屋の格子を捻じ曲げてネプテューヌを入れた。

 

「トウカってさ、脱獄しないの?」

「脱獄しても……行くところなんてないからな」

 

 

ネプテューヌは俺のベッドの中に入り、俺も中に入る。

 

「ネプテューヌ」

「なに?」

「お前が女神候補生だろうと、俺にとってお前はお前だ。それだけは覚えておけ」

 

そして、次の朝が来た。

 

「ねぇトウカ、行くところ無いって言ってたよね?」

「ああ、だからどうした?」

「じゃあさ、私のところに来てくれないかな?」

「………なぜだ?」

「なんていうかさ、トウカだけなんだよ。私のことちゃんと私として見てくれるの」

「………………お前が良いなら、俺は構わない」

 

それから、俺はネプテューヌの元で暮らし始めた。もちろん、ただ住んでいるわけにもいかないため、クエストをしたり仕事を手伝ったりしながら暮らしていた。そんな生活が、数ヶ月続いた時だ

 

「トウカ………私のこと……強くして?」

「どうしてだ?」

「大切な物……全部護りたいんだよ」

 

ネプテューヌの目は、いつか見たあいつの目にそっくりだった。

 

「………やるからには手加減はしないぞ」

「うん!」

 

それから何十年の月日が流れ、ネプテューヌは女神化を果たし……プラネテューヌの女神へと就任した。

 

「ふっふーん、これで私も女神だよ!!」

「ああ………そうだな」

「お祝いにプレゼントとかくれちゃっても良いんだよ!?」

「なら、これをやろう」

 

俺は、着ていた白いパーカーをネプテューヌに着せ、紫色の懐中時計を首にかけた。

 

「これ、トウカのパーカーと懐中時計……」

「やはり少し大きいな」

 

俺が着てたからか、パーカーはネプテューヌの腰あたりまであった。

 

「嫌なら別のものにするが……」

「ううん!?これが良い!」

「そうか、なら改めて……………女神就任、おめでとう」

 

これは、災厄の化け物(赤黒の竜)が希望を託しトウカ(ネプテューヌの保護者)になるまでの物語。

 

 

 

「お前は俺にとって、最高の女神だ」

 

 

 

 

ネプテューヌの保護者的な感じの男ZERO episode2〜紫の女神の誕生〜

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年夏、ハーメルンにて連載開始

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちなみに全部嘘だ」

「「「「「おおおおおおおおおい!!!」」」」」

 




アイリス「連載すると思った?残念!嘘予告でしたぁー」

トウカ「後で殴っとくから許してくれ、気を取り直してメッセージのコーナーだ」

それでは前回の文から

アイリス「今回は別の作者さんからのゲストキャラもいるみたいね」

トウカ「そうだな」

質問1

ひょっとして、アイリスさんはトウカに夜這いをしたことはあるんですか?
あと、トウカは…いつも木刀を使っていますが、木刀以外の武器は使わないんですか?

そしてずばり!!アイリスさんのスリーサイズを教えてください!!

進「何を言ってるんだこのバカは…こいつの代わりに謝る…すまん、あとできつく言っておくとするわ…」

最後に…自分的には、この小説も、お二人の絡みも大好きです…これからも、楽しみにしてます…

進「さて…行こうか?」

アァァァァァァァ…!


アイリス「あらぁ、私への質問が増えてきたわねぇ、良いのよ進ちゃん、男の子なら誰でも知りたいと思うでしょう?」

トウカ「ちなみに俺の質問はそうだな、作中にもあるが自作の大剣を使うこともあるぞ。あと、これからも楽しく盛り上げていくつもりだから応援頼む」

アイリス「ちなみに私のスリーサイズは……フルマラソン完走したら教えてあげるわ♪」


質問2

アナザー「トウカの血は美味しいの?」

ちょっおま……いきなり前置き無しでそう言うこと聞くの?もっと他に無いの?
アナザー「うむ!だって俺一応吸血鬼だし」

いやいや、お前どっちかって言うと半吸血鬼(ダンピール)だし………せめて他の事も聞きなさい

アナザー「しょうがないな………じゃあ、犯罪神(真ルート)とトウカやアイリスが1対1で殺し合ったら実力ではどっちが勝つ?勿論トウカ側はゲハバーンは無しで犯罪神側もワレは死なんのだ(笑)関係無く純粋な戦闘力を比べた場合………主人公補正の想いの力だ(ドヤァ)も無しだ」

………まあ、こんな感じのやつですけど怒らずに答えてやってください。悪い奴じゃ………スミマセン。善い奴でもないです。保有してる異能なんてガチ主人公殺しのクトゥールフ的なやつですし

アイリス「キャラが濃いんじゃぁ……」

トウカ「おい、何弁だそれは」

アイリス「キャラ濃すぎでしょあの子!!私たちのキャラが喰われかねないわよ!?半吸血鬼ってなに!?カッコ良いわ!!」

トウカ「アイリスは置いといてだ、血が美味しいかは分からなんな、まず血液は鉄の味しかしないと思うんだ。殆ど鉄分で出来てるからな、やはり吸血鬼は体の作りが違うんだろうか…興味があるな(ニヤリ)」

アイリス「おいやめろ研究者、ちなみにトウカと犯罪神なら完全にトウカが強いわ、もうワンパンよ。私とトウカが本気で殺し合ってもトウカね、殺意100%なら手も足も出ないわ………ああ、思い出しただけで寒気が……」


質問3
急に無人島に放り出されて、ワイバーンのバーベキュー生活をしなくてはいけない状況に追い込まれたら何日持ちますか?

トウカ「糖分ないのか?」

アイリス「お酒とニコチン無いの?」

トウカ&アイリス「「自殺するわ」」

結果 1日持たない

質問4
アイリスさんは酒を何杯いけますか?実際に見てみたいので泥酔いするまで飲んでみてください。

アイリス「じゃあ飲み比べ行くわよー!」

トウカ「やるのか……………」

缶ビール2本目

アイリス「トウカもう酔っ払ったの?弱いわねぇ相変わらず」

トウカ「俺はぁ、酒はぁ、飲めんぬ………zzzz」

缶ビール20本目

アイリス「ぁぁ、まだまだ〜行けるわよぉオロロロロロロロ」

結果 アイリス20杯 トウカ2杯

トウカ「エイプリルフールネタは面白かっただろうか?」

アイリス「これからもよろしくねー!」

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