そして、なぜかやはりヤンデレネプテューヌが好評
「うっ………………」
ノワールが目を覚ますと、そこはいつも見る教会の天井だった。自分は確かトウカに負けたはずなのだが………
「そうよ、あいつは!?」
そう思いノワールは急いでベッドから出て外に出ようとした時
「凄いな………まさかここまでの書類速度とは」
「ここと違って上がちゃらんぽらんだからな」
トウカがラスティションの教祖、ケイとともに書類整理をしていたのだ。もちろん、ノワールからしてみればなぜ敵の国の秘書が自分の国の教祖と仕事をしてるのか分からなかった。
「ああ、ノワール、目が覚めたのかい」
「目が覚めたじゃないわよ!?何してるのよ!」
ケイの説明によると、トウカが勝負を挑まれたとはいえノワールを気絶させてしまったので、そのお詫びに仕事を手伝っているのだという。
「もちろん一般職員にもできる軽い仕事だよ、それでも処理する量がすごいんだ」
「まあ気絶させてしまったからな、そのお詫びも兼ねてだ」
気絶させてしまった、その言葉を聞いてノワールはムッとする。結局この男は何者なのだろうか?女神を一撃で倒すなどあり得ない。ノワールからしてみれば、普通の男に一撃で倒されたと同じなのだ。
「あ、あれはシェアが落ちてたから力が出なかっただけよ!いつもの調子なら貴方なんかボコボコにしてやるんだから!」
「さて、次はクエストだな」
「聞きなさいよ!」
ノワールの言葉をスルーし、書類を終えてトウカはラスティション教会に寄せられたクエストの手伝いも申し出たのだ。
「だがどうしてシェアが落ちているんだ?」
「それは………私が守護女神戦争で内政に目を向けられなかったからよ」
ノワールは俯きながらそう呟く。
「私を信仰してる人間なんて、あとどれくらい残ってるのかしらね」
「そうか、まあいい」
トウカはコートを来て立ち上がり、扉へ向かう。
「終わった報告する、それじゃあな」
「ま、待ちなさいよ!」
ノワールの制止も聞かずトウカは歩いて行ってしまい、彼女は走って追いかけていった。
◆◆◆
「全く……全然人の話聞かないんだから」
ノワールはこっそりトウカの後を付いて行く、今回のクエストは村の近くに現れた危険種の討伐らしい。
「結局あいつはなんなのかしら?」
女神を軽い一撃で倒すなど、先ほども言ったが人間とは思えない。だが、彼からは殺気の一つも出ていなければ、無表情な普通の男だ。若干目は腐っているが
「ここか」
クエストの目的地にやって来たトウカは話を聞くために村の人間を訪ねる。
「すまない、教会の人間なんだが」
「ああ……ようやくクエストが届いたのか……」
この村は三ヶ月前からクエストを届け出て居たのだが、全く教会から返答がなかったらしい。
「それはすまなかった……すぐに対処する」
「対処って、一人でかい!?無理に決まってるだろう!?」
「そうだぜ兄ちゃん、やめときな!」
「大丈夫だ、そのために俺が派遣されたからな」
(噓つきなさい……………)
勝手に行ったくせに……そう思いながらノワールは今だに草陰から覗いていた。
「おいっ!来たぞ!」
「グワァァァァァァァァ!!!」
「なによあれ……………」
その村を襲っていたのは危険種ではない、人間が接触してはいけない接近禁止種だった。これはシェアが下がっているノワールですら勝てるか分からない。
「下がっていろ」
「おい兄ちゃん!!」
(あのバカ!!)
いくらなんでも接近禁止種に一人で挑むなど無謀にも程がある。だからこそ彼女は女神化して彼の元へと急ぐが、その必要はなかった。
「えっ……………」
襲ってきた接近禁止種を、トウカは顔色ひとつ変えることなく、拳一つで消し飛ばしたのだ。接近禁止種は何が起こったかもわからないまま絶命、それはそうだろう。ここにいる誰もがそうなのだから。
「終わりだな」
ふぅ、と一仕事終えたトウカは村人の元へと戻る。
「これでクエスト内容は完了だな?」
「あ、ああ……………………」
村人は当然、唖然とした表情を見せていた。
「あっ、ブラックハート様!」
ノワールはしまったという表情を見せる。自分がこんな所にいるのは説明のしようがないからだ。
「ほんとだ……ブラックハート様がなんでここに?」
村人も突然の女神の来襲に戸惑っている。
「ああ、ブラックハート様」
ノワールが戸惑っていると、トウカが当然の様は当然のように彼女の元へと歩きてきた。
「指示通り、接近禁止種の討伐を只今終えました」
そう言うと、トウカはノワールに跪いた。当然、ノワールは目の前の男が何をやっているか分からない。
「え、これはブラックハート様の命令だったのか?」
「ああ、言い忘れていたな。俺はプラネテューヌの教会の者なんだ」
トウカがそう言うと、村人はざわざわと騒ぎ始める。当然だ、ブラックハートと敵同士であるプラネテューヌの教会の人間がどうして敵の女神の命令を聞くのか。
「俺は、プラネテューヌの使者なんだが、今回はラスティションと友好条約を結ぶためにやって来たんだ。それをブラックハート様に伝えると、一つ条件を出された。友好条約を結ぶ代わりに、ラスティションの問題解決に協力して欲しいとな」
「なっ!」
「本当なんですかブラックハート様!?」
確かに、現在ラスティションには色々な問題がある。だがこいつはそれを逆手に取り、まるでブラックハートが直々にその約束をしたかのように国民に言ったのだ。
「でも、ブラックハート様は守護女神戦争に勝つって意気込んでるって…………」
「ああ、だがな………」
トウカは、言葉を休めることなく続ける。
「国民を助けるために、ブラックハート様は友好条約を結ぶ事に合意してくれたんだ。彼女は自分の夢よりも、お前達国民を選んだんだよ。今回の件も、本当は自分が直々に解決したかったのだが、他にもこの国には問題を抱えている場所は多い、だからこそ敵に頭を下げて………ここに俺を送ってくれたんだ。自分のプライドなんて捨てて、国民を選んだんだ」
トウカの言葉を聞いていた村人は、全員俯いてしまった。誰もが、ブラックハートは自分たちよりも戦争の方が大事だと思っていたのだろう。
「本当に、あなた達は幸運だ。こんな素晴らしい女神の国に生まれ、信仰できるんだから」
それだけ言って、トウカは教会へと足を進めた。その様子を、ノワールはただ呆然と眺めているしかなかった。
◆◆◆
「あなたは、本当に何者?」
「女神秘書だが?」
ノワールが教会に帰ったのはあれから数時間後だった。村人から絶賛の嵐で帰ってこれなかったらしい。明らかに、トウカという人間は普通ではない。たった数分で困難だった友好条約の締結、さらにはノワールのシェアまで回復させてしまったのだから。
「ズルいわよ、あんな言い方されたら友好条約に合意してないなんて言えないじゃない」
「それが狙いだったからな」
「私のシェアを回復させたのも?」
「それもあるが友好条約を結ぶんだ、協力関係にある女神のシェアが低いとルウィーとリーンボックスの抑止力にならないだろう」
ラスティションはワールドシェアでずっと1位だった。そのシェアが復活すれば、プラネテューヌと協力してルウィーとリーンボックスのシェアを上回ることができる。
「それに、国民を第一に思ってる女神が評価されないのは、俺が個人的に嫌なんだ」
「なんでそんなことあなたにわかるのよ」
「お前が気絶している間にお前の執務室を見させてもらったからな」
「敵国の最重要機密が保管されてる場所に平然と出入りしないでくれる!?」
サラッととんでも無いことを言うトウカにノワールはすかさず突っ込むが、彼はそんなものどこ吹く風である。
「その資料を見てると、どうすれば国民がより豊かに暮らせるかという考えが纏められていた。あの計画の濃密さは本当に国民を思ってないと出来ない」
「………………」
隠していたことがばれてしまい顔を真っ赤にして不貞腐れてしまうノワール、その顔を見て、トウカはクスッと少し笑う。
「なんで笑うのよ!?」
「いや、失礼かもしれないが、俺とお前はよく似てるらしい」
「似てないわよ!髪と眼以外!」
どちらも黒い髪と紅い目である。
「まあとにかく、お前は素晴らしい女神だよ」
「っっっっっっ!バカ!」
面と向かって微笑みながらトウカはそうノワールに言うと、彼女は顔を真っ赤にして顔を背ける。
「恐らくネプテューヌが迷惑をかけると思うが、あいつはまだ未熟なものでな、よろしく頼む」
「………一つだけ、条件があるわ」
ノワールは一つだけ条件を出した。
「私ともう一回勝負しなさい」
「またか…………」
「い、今はシェアが戻ってるんだもの!昨日みたいなことにはならないわ!」
トウカは少しげんなり、としていたが、勝負しないと帰してくれなさそうだ。
「さあ、やるわよ」
教会の中庭に出て、ノワールは女神化して再びトウカに剣を向ける。
「私が5分間、貴方の攻撃を受けなければ私の勝ちよ」
「分かった」
そして、もう一度勝負は開始された。
「さあ、かかってきなさい!」
そう言った瞬間、ヒュンッと少しだけ風が通る。いつの間にか数メートル離れていたトウカがノワールの目の前に現れたのだ。
「今度は気絶しないようにする」
そして、今度は拳ではなくデコピンをノワールの額に当てた。その瞬間彼女はワンバウンドして壁に激突した。
「俺の勝ちでいいのか?」
そしてその数年後、プラネテューヌ、ラスティション、ルウィー、リーンボックスの4つの国は友好条約を結ぶことになった。
◆◆◆
そして時は戻って現在、すっかり夜になってしまった。
「すまない、迷惑をかけたな」
「別にいいわよ、貴方には色々借りがあるし」
「そんなこと気にしなくていいんだぞ?」
「あ、あなたが気にしなくても私が気にするのよ!」
借りは返さないと気が済まない、それがノワールという女神である。
「全く、これからは適度に休みなさいよ」
「ああ、すまないな。それじゃあ俺は帰る」
そしてトウカは歩き始めたが、立ち止まって振り向いた。
「たまに訪ねてもいいか?」
「えっ!?ああ、まあ……ひ、暇な時ならいいわよ」
「ありがとう、じゃあな」
今度こそ、トウカは瞬間移動でプラネテューヌへと帰り、ノワールは一人夜空を眺めていた。
アイリス「トウカ&アイリス&ライトにメッセージを送ろうのコーナー!」
トウカ「うん?ライトも追加されたのか?」
ライト「嬉しいことにわたしへのメッセージも増えたんですよ!!」
質問1
いや~…久々にこっちに来ることが出来ました!!
あ、進くんは今ちょっと修行中なんで今回はいません…代わりに彼から、『下手な質問したら細胞ひとつ残さずに殺すからな?』という脅迫を受けてるのでまともな質問しまーす…
アイリスさん、トウカさん、ライトちゃんに質問なんですが…皆さんは結婚願望とかありますか?あるなら、どんな人と結婚したいんですか…
あと、アイリスさん…スリーサイズ教えてくれてありがとうございました!!照れてる顔可愛かったです!!
それと、トウカさん、進くんからの伝言で『いつかあなたを越えてみせます!!』だそうです…
それでは、皆さん…これからも頑張ってください!!
トウカ「大丈夫だ、俺なんてすぐ越えられるさ」
アイリス「結婚願望ねぇ、昔はあったような気もするけど……特にないわね。結婚したとしてもすぐ相手は死んじゃうし」
ライト「私は……したいと思いますよ、一応」(照)
トウカ「俺も特にないな、夫婦というものを見たことがないからどんなものかわからない。」
質問2
5号袋「弟が出来るなら、何歳差があって、どんな性格がいいですか?」
ラウル「これって女神様全員に同じ質問出来るんじゃ?」
5号袋「お、ラウル君お帰り」
ラウル「ああ、ただいま。それより、なんだこの手紙?プラネテューヌの技術省やら観光庁やら、プラネテューヌの警羅隊からも来とるぞ?」
5号袋「キミハ、シッテハイケナイコトヲ、シリスギタ」プリン丸呑み
ラウル「しまった!背後を捕られた!って、いない!」
ラウル「あの作者、本当に人間なのか?」
トウカ「弟か…………そうだな、俺が22歳だと仮定すれば10歳差で、性格は活発な子がいい」
アイリス「うーん、私は兄弟はいらないわ。めんどくさいし」
ライト「冷めてますね団長………私は5歳差で趣味が同じ子が良いです!」
トウカ「それよりもその作者は何者なんだ?それが気になる………」
質問&リクエスト
進「すまん…遅くなった!!」
はえーよ!!来るのがよ!!
進「何言ってんだバカか?このバカ…俺は今の今までずっと修行してたんだ」
それはあの部屋の中の話だろ!!こっちだとそんなに時間たってねーんだよ!!
進「そうなのか?まあ、いいや…早速で悪いんですがトウカさん…俺と試合してくれませんか?自分の実力がトウカさんにどれだけ通じるのか確かめたくて…ちなみに強さを数値で表すと一般人が1として女神化したネプテューヌたちが500、通常時の俺の全力が70000~80000ゴッドSSの全力が2億5000万ってとこです…」
まあ、お前が全力で気功波撃ったらゲイム業界消滅するからな…
進「それをしねーように加減してんだろうが!!」
まあ、やめとけ…トウカさんに負けるのがオチだよ…それよりほら、アイリスさんの照れた顔…可愛くね?
進「あ?ああ…確かに可愛いが…お前後で殺されるぞ…俺かアイリスさんに」
なんでお前が入ってんの?
進「アイリスさんから依頼が来たら…俺が殺すから♪」
進「あと、アイリスさん…照れた顔はほんとに可愛かったですよ?」
進「あとこれ…このバカ(作者)が迷惑かけた詫びですんで、どうぞ受け取ってください(ほぼ酒と甘いもの)あとは、出来ればアイリスさんやライトちゃんとも試合をしてみたいですかね?」
トウカさん…こんな奴ですが、よろしくお願いします!!
そして、煉獄姫さん…何度もコメント変えてすいません!!
進「これからも…頑張ってください」
トウカ「順番的に同じ所のメッセージを紹介することになったな。まあいいか、進、俺は構わんが……どこでするんだ?本気でやったらゲイムギョウ界が滅びるぞ……」(進から送られてきたスイーツを食べながら)
アイリス「い、いつまで私の照れネタ言ってんのよ!!最大魔法撃ち込むわよ!?」(照怒)
ライト「団長可愛い」(ニコニコ)
これからもよろしくお願いいたします!