ネプテューヌの保護者的な感じの男   作:煉獄姫

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新キャラ?が登場


イツカとカナちゃん

「トウカ紅茶入れてぇ〜〜」

「か、かしこまりましたアイリスお嬢様」

 

あれから数時間、とりあえずトウカは今メイド服でみんなの世話をしていた、口調もメイドらしく敬語を使うことをアイリスに強制されていた。

 

「丁寧に入れてね?」

「もちろんでございます」

 

アイリスは普段紅茶など飲まないが、トウカを利用しない手は無いとあえて紅茶を注文した。もちろん、紅茶など淹れられるわけがないとタカを括っていたのだが

 

「どうぞ」

 

目の前に出てきたのは綺麗な赤色をした紅茶、茶葉のいい匂いが鼻をくすぐる。ティーポットを持っているトウカは本物のメイドさながらだった。

 

「おいしいわね………」

「メイドですから」

 

ふふん、とドヤ顔してトウカはティーポットを片付ける。その顔を見たアイリスは少し悔しそうな顔をした、

失敗させて笑ってやろうという魂胆が失敗したのだから。

 

「見事なまでのメイドっぷりだね」

「もう吹っ切れたんじゃないかな」

 

トウカは半ばやけくそで二日後まで過ごす事にした。何を言っても無駄なら何かをして気を紛らわせたほうがマシだと考えたのだろう。

 

「カイナも中々だけどね」

「殺すぞマジで」

 

カイナの姿はトウカと同じ長い黒髪、そして赤色とオレンジ色の瞳、透き通るような白い肌。服装は赤い着物だ。他から見れば見事な和服美人となっているだろう。なお、胸はトウカよりは小さく、ノワールと同じくらいの大きさになっている。

 

「なんで俺まで巻き込まれなきゃいけないんだよ」

「まあ〜〜浮気した罰ゲームってことでぇ〜〜」

「浮気した罰ゲームってなに、してないから」

 

そう言ってカイナはふて腐れながらジャンプを読み始めた。

 

「さて、そろそろクエストに行ってまいります」

「行ってらっしゃい」

「お前そのままクエスト行くのかよ」

「行くしかありません、他の服は全部差し押さえられてますので」

 

はぁ、とため息をついてそういったトウカには哀愁が漂っていた。

 

「かーくんも行きなよ〜〜〜」

「ふざけんなお前、いつもついてくるとか言うくせに」

「今はかーくん女の子だから変な女の子は来ないから大丈夫だよ〜〜〜」

 

プルルートの有無を言わさない笑顔に完全に何も言えなくなったカイナは体が元に戻ったら覚えとけよ、という言葉を飲み込みトウカと共に外に出た。もちろん……気づかれないように女神たちは付いていくのだが

 

◆◆◆

 

「完全に注目の的だな」

「こんな格好では仕方ないだろう」

 

あたりの視線を感じながら二人はチラリと上空を見る、するとやはり何人かの人影が見えた。女神たちがこっそりと後をついてきているのだ。ちなみにネプギア以外の妹達は待機、じゃんけんで負けたのが理由である。

 

「高みの見物決め込みやがって、ムカつくぜ………」

「まあ体が戻ったらあいつらには仕返しするとして、やはり大通りは歩きたくないな」

 

周囲の注目もそうだが、トウカにとってこんな姿で街中を歩いているというの事自体が恥ずかしいのだ。

 

「それにしても変わった格好をした奴らが多いな」

「コスプレフェスタなんだとよ、あいつらこれ知っててこんな服装にしやがったな」

 

現在プラネテューヌではコスプレフェスタが開催されており、色んなアニメやゲームのキャラのコスプレイヤーがひしめき合っている。

 

「ノワールが行きたがってたような気がするんだが…」

「みんなにバレてんのに今更隠す必要なくね?」

 

ノワールは一応コスプレイヤー、こんなお祭りに参加したくないわけがないのだが、トウカとカイナがこんなことになってるため参加はしていない。参加したかったなぁ、という小さなつぶやきは誰にも聞こえてはいない。

 

「ていうか女神のコスプレも居るじゃねぇか、うわぁ……露出度高……あの女がホワイトハートのコスプレするの無理があるだろう、どっちかといったらグリーンハートのコスプレのほうが絶対似合うぞ」

「人の趣味はそれぞれだ」

 

そんな事を言いつつトウカたちは歩いていくのだが、突然目の前に人だかりができて進めなくなる。

 

「なんだこれは……」

「あー、これめんどくさいかもな」

 

辛くもカイナの予感は当たってしまう。

 

「すみません!写真撮らせてください!」

「俺も俺も!」

「僕もお願いします!」

 

瞬く間にカメコ達が集まってきてしまったのだ。数十人の男たちにトウカとカイナは囲まれてしまう。

 

「いや、俺たちは………」

「ちょいトウカこっちこい」

 

グイッとトウカの顔を寄せてコソコソと話し始める。

 

(逆転の発想で行こう)

(逆転の発想どころか性別が逆転してるんだが、どういうことだ)

(あいつらよりも女らしくすれば良いんだよ!あいつらよりもチヤホヤされたらムカついて期限よりも早く解除してくれるかもしんねぇだろ!?)

(そんな事気にするのか?)

(そうじゃなくても、もしかしたら女に目覚めるかもしれないという不安を植え付けることができる!!)

(……………まあそれで仕返しになるならいい)

 

というわけで、二人は女らしくする事にした。

 

◆◆◆

 

視点は変わって女神側、彼女たちはトウカとカイナの姿を他の人間にばれず、かつトウカ達が聞こえる上空から見ていた。

 

「トウカ達、囲まれてるわね」

「カメコ達でしょ?まああの姿ならしょうがないわね」

「でもトウカさん達写真撮影を許可しましたわよ?」

「おかしいわね……トウカ写真嫌いなんだけど」

 

しばらく様子を見てみると、二人は嬉々として写真撮影に臨んでいるようだ。

 

「はいはーい!順番に並んでねー!カナちゃんとの約束だよぉー!?」

「「「「はーい!」」」」

 

着物を着たカイナが生き生きとカメコ達にそう指示する。名前もカイナからカナと名乗っているようだ。その様子を見て、プルルートは微妙な顔をする

 

「どうしたのぷるるん」

「かーくん、あたしにもあんな顔してくれたことないのに〜〜〜あんな猫なで声で話してくれたことないのに〜〜ぷるーん…………」

 

そう言って落ち込んでいた。ちなみにプルルートはネプギアとネプテューヌに上から吊るされている。

 

「ま、まあ……………仕方ないですよ」

「そうよぷるるん」

「でも〜〜ネプちゃんのかーくんもだよ?」

 

そしてネプギアとネプテューヌ、それからアイリス、おまけにノワールはトウカを見てみると

 

「ご主人の皆様、どうぞ焦らないように、イツカはどこにも行きませんので。お怪我をなさってはせっかくのコスプレフェスタも台無しですよ」

「「「「「「はい!!!!」」」」」

 

ニコッとエンジェルスマイルを振りまくトウカが居た。その姿に四人は絶句する。それもそうだろう、自分たちが何をしても微笑むのが限界だったにも関わらずトウカはイツカという即興の名前を名乗って笑顔を振りまいているのだ。

 

「私にもあんな笑顔向けてくれたことないのに……」

「私も観たことないよ…………」

「ちょっ!ネプちゃんギアちゃん!ぷるちゃん落とさないでよ!?」

「うわぁ〜〜落ちるぅ〜〜」

 

それでも2人は止まらない。

 

「イツカさん!スカートを翻してクルッと回ってくれませんか!?」

「仰せのままに、ご主人様」

 

そして、トウカはニコニコとした笑顔を崩さずくるりと回ってウィンクをした。ちなみに、トウカは今ノーブラである。それゆえ、激しい動きをするとどうなるか、男の目線は必ずそこへ行く。図らずもトウカの人気を引き立ててしまった。

 

「うわぁ、なりきってるわね……」

 

雷の翼で空を飛びながらアイリスはげんなりしてしまっている。しかし、自分達に向けない笑顔を見ず知らずの人間に向けているトウカとカイナに、段々ネプテューヌとネプギア、プルルートはもちろんの事、わかる人にしかわからないが、アイリスまで少しイラついていた。

 

「もういいから早くクエスト行かないかしら………」

「ネプちゃーん、あたし変身してもいいかしらぁ〜〜」

「そうね、たまにはいいかもしれないわね」

「さすがにそれはやめなさい」

 

ちなみに、一番イラついて居たのはネプテューヌとプルルートである。

 

◆◆◆

 

「ふぅ、一応なんとかなったな………」

「そうですね」

 

カイナは営業スマイルが崩れたのか、コスプレフェスタの場所を超え、クエストの場所まで向かっている途中で疲れていたが、トウカは相変わらず営業スマイルをして居る。

 

「トウカ、もう営業スマイルしなくてもいいんだぞ」

「トウカ?私はイツカですよカナさん、コスプレフェスタで疲れてしまったんですね、ふふふ……」

 

ニコニコと笑いながら先ほどの設定をまるで事実の様に言い出したトウカの目を見てみると、瞳が濁って居たのが完全にハイライトが消えていた。軽い精神崩壊を起こしているようだ。

 

「イツカ」

「はい?」

「ちょっとごめんな?」

「???」

 

そうして、カイナはトウカの頬を袖に隠していた木刀で思いっきり殴り飛ばした。あまりの勢いにトウカはバタンッ!と倒れてしまう。

 

「はっ、俺は何を……」

「起きたか?」

「ああ………カメコを並ばせてる所までは覚えてるんだが…そこから先は覚えてない」

「お並び下さいは覚えてんのか………」

 

そうして、2人はもう一度クエストの場所まで向かった。

 




アイリス「トウカ&アイリス&ライトにメッセージを送ろうのコーナー!」

トウカ「早速返していこう」

質問1

メルティ「旅行に行くなら海、山?」

ラウル「因みに俺は山だな。海は見慣れてる。メルティは?」

メルティ「私は主のいきたい場所なら何処でも」

ラウル「相変わらずの忠誠心。ところで、トウカさんは虫以外に勝てない相手はいないのかな?」

メルティ「主は?いるの?」

ラウル「まず、シャングリラ大陸四大魔王。魔族王ナハト陛下、魔物王アッシュキング、魔法王リマーン・モロソン、破魔王ホワイトクロス(敵国の王)」

メルティ「陛下は聖槍が弱点だからで、アッシュは防御力を突破出来ない、魔法王と破魔王は何で?」

ラウル「魔法王は俺のスキル【偽典・叡智の魔書】(苦手系統以外の魔法を魔力無しで発動可能にするスキル)をスキルではなく魔道書で所持してるからな。破魔王は陛下同様領土内なら不死不変を維持できるからだ」

メルティ「今更だけど、化け物しかいませんね」

トウカ「絶対に海だ、海も嫌いだけど山の方が嫌いだから海だ」

アイリス「私も海ね、やっぱり開放的になれるじゃない?」

ライト「私も海です!久しぶりに遠泳やりたいです!」

トウカ「ちなみに苦手なのは虫だけだ」

アイリス「あれぇ?そうだっけ?」

質問2リクエスト

進「そうですね…俺の知ってる人(神様)に頼んで、異次元空間を作ってもらったので、そこでやりましょう!!あそこならどんだけ派手にやっても被害はゼロです!!」

ところで…お前はトウカさんたちの世界では、誰が一番好きなんだ?

進「なんだ唐突に…」

いや、俺はアイリスさんが大好きだっていうのはもうバレてんだけどよ…お前は誰が好きなのかなと思って

進「そうだな…俺はライトちゃんだな」

ほー意外だな…どうしてだ?

進「一緒にいて楽しそうだし、ああいう明るい人は俺は好きだぜ…あとは、なんか苦労してるところが俺と似てる」

いや、お前の場合は…あいつらの仕事を全部肩代わりしてんだからどっちかって言うとトウカさんに似てないか?

進「トウカさんは男だぞ?こういうのって異性に送るものじゃないのか?」

なんでこんな主人公に育っちまったんだか…あれ?

進の世界のネプテューヌ「ふ~ん…進ってこういう人が好きなんだ~?」

進「あれ?こんなとこで何してんだネプテューヌ?」

進の世界のネプテューヌ「別に~…なんでもないですよーだ!」

進「どうしたんだ?あいつ…」

お前はもう少し周りに目を向けるべきだと思う…

進「は?」

それはそうと、トウカさんと試合するのは向こうがいいって言ってるからいいんだけど…トウカさんって次元まで越えられるのか?

進「それは、質問として本人に聞いてみよう…もし無理でも俺があの人(神様)に頼んでトウカさんの世界に行くだけさ…」

それもそうか…それでは、またお会いしましょう!!

アイリス「ネプちゃん、ここは一発しけこみなさ」(グシャア)

トウカ「さて、バカの始末は終わった。そうだな、今度思いっきり暴れてみるかな。その内やろう。あと、ネプテューヌの気持ちに気付いてやってくれ……」(父親のような気分)

ライト「それは先輩にも言えますけどね………あの、進さん………あ、ありがとうございます。お気持ち。凄く嬉しいです///」

トウカ「青春だなぁ……」(微笑んでる)

今回は2個返しです、すみません………次回からはきちんと3個返せるようにします!






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