ネプテューヌの保護者的な感じの男   作:煉獄姫

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すみません、今回も質問返しは無しです。
なんというか………本編がシリアスすぎていきなり気分を変えるのは無理でした………

またコメント返し回なきゃ


そばにいてくれる?

「ギアちゃん」

「アイリスさん!」

 

アイリスは戦艦を撃ち墜とした後、ネプギアとカイナ達のところに合流していた。

 

「みんな無事みたいね、なんか増えたり血まみれになってるけど」

「うるせぇよ」

 

いつのまにか手当てされたのか包帯ぐるぐる巻きにされているカイナを見てニヤニヤと笑うアイリス、ちなみにプルルートは手際よく彼の手当てを完了させていたらしい。

 

「アイリスさん!トウカさんが居ないんです!!」

「トウカはこの先にいるはずだけど、さっきから爆発音が半端ないのよ。あいつのことだから負けることはないと思うけど………」

 

そのときだった、とてつもない爆発と閃光が鳴り響いたのは。

 

「なんですか今のは!?」

「まさか…………………」

 

その真っ赤な炎と黒い闇が高く高く立ち昇った時、アイリスは戦慄と共に記憶の底に眠っていたあの日のことを思い出した。

硝煙が立ち上り、辺りは一面の火の海と肉が焼け焦げるに酔いが立ち込めて、建物は崩れ人は血まみれになって倒れていた7日間のことを。

自分の幼馴染が引き起こした災厄の記憶、そして……彼女の中に最悪の可能性が浮かび上がった。

 

「ギアちゃん!プラネテューヌの兵士とネプちゃんを回収してここから逃げなさい!」

「でも!」

「早く!あいつのことは任せなさい!ライト!」

「ここに!」

「ギアちゃん達を連れて早く逃げなさい!良いわね!?」

「わかりました!」

 

有無を言わさぬ形相でネプギアにそう言って自分は爆発があった場所へと向かう。今はなりふり構っている暇はない、一刻も早く彼の元へ向かわなければならない。

もう二度と、自分の守るものが消えていくのは嫌だから

 

◆◆◆

 

 

「手加減…………したんだ」

 

その場所は、とてつもない炎と闇によって大きく抉られていた。

抉られていたというよりは、その部分が丸ごと消滅したと言ったほうが正しいだろうか。

 

「だって、本気の一撃を受けても私生きてるもん」

 

そんな中、本来薄紫色の髪をしている少女の髪は力尽きたように白くなっていた。

 

「やっぱり凄いなぁ、トウカは」

 

その少女は、先程まで紫色の髪を揺らして黒い大剣を振りかざし、トウカと戦っていたヴェアフルだった。そして今の姿は、トウカ自身が一番知っている姿

 

「やっと戻れたよ……ありがとね」

「……………」

 

今のトウカの姿は右腕が完全に黒い化け物のようなものに変化してしまっている。右目の部分も、少し黒く変色していた。

 

「結局私は…………また何もできないんだね」

「……そんな事はない」

 

トウカは静かに彼女の元へと歩いて行き、ギュッと優しく、そして強く抱きしめた。

 

「お前のおかげで、先のことが分かったよ。俺がやるべきことも分かった。ありがとう…………」

「そっか……………なら嬉しいや……えへへ」

 

その笑顔は…少し切なそうな、自称気味の笑顔だった。

 

「ねぇ、トウカ……トウカは……自分の人生を生きて欲しいんだよ………………私の世話なんてしなくてさ…………」

「………………バカだなお前は」

 

ふっ、と少し笑うとトウカはヴェアフル(ネプテューヌ)の頭を撫でながら話す。

 

「俺の人生は、お前と一緒に過ごすことだよ」

 

長い間、ずっと2人で過ごしてきた。

言葉に出来ないほどの、気の遠くなるような時間を。

彼女はトウカに、愛情をもらった。自分の存在意義をもらった、人を思う優しさをもらった。そして、誰かを守れる強さをもらった。

 

そして彼はネプテューヌに、新しい人生をもらった。感情をもらった。新しい名前をもらった。

2人はお互いに、とても大事なものを与えあっていた。

だから彼は決めたのだ、自分はこの子を強くするのだと。

そして自分1人で大切なものを守れるようになるまで、必ず自分が守るのだと。

 

「……………お前の人生は、とても尊いものだ。いろんな人を救ってきた……この俺もな」

 

トウカは、彼女に向かいゲハバーンを向ける。

 

「だからもうゆっくり眠って良いんだよ、ネプテューヌ」

「そうだね………でも1人はちょっと寂しいかな……そばにいてくれる?」

「ああ、ずっと一緒にいてやる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はお前の保護者なんだから」

 

そして、グサリという鈍い音がその場に鳴り響いた。




今回は短くてすみません
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