かんこれとらんすものがたり!   作:れすてう

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はじまり

皆様はじめまして!!この度新年を無事迎え、新たな目標として、このハーメルン様にssを投稿させていただくことを決意いたしました。機能や仕組み等、まだわからないことだらけですが、皆様の空き時間に見ていただけるようなssを目指していきたいと思います!!

文章力も他の作者様と比べて頂けるものでさえありませんので、ご指摘、ご意見、ご感想のほどを読んでいただいたあとに頂けると嬉しいです。

ーーーさて、前置きが長くなりましたが、ゆっくりとお楽しみください!!

 

それと、この部分は導入部分の捕捉みたいなものにすぎません。艦これ要素が欲しいんじゃーという人は、つぎのお話「目覚め」から読むこを推奨します。

 

 

 

 

 

 

■ ■ ■ ■ ■

 

 

 

 

 

 

「今度は、ちゃんと守って見せるからーーー」

 

 

水面から水の中へ。薄れる意識と沈む体の中、そう呟いた「艦」が「一人」。辺りは驚くほど静かで、今発した声でさえもかき消されてしまいそうだ。

この状況に恐怖心は抱いていたが、何故だろうか恐怖心は一切無い。安らぎに似た感情さえも感じられる。ーーーその少年ーーー体つきは少女そのままだがーーーはそんな状況を不思議に思うこと無く眠りにつこうとする。

さらに水中深くへとその体はゆっくりと沈んでゆきーーー

 

 

 

■ ■ ■

 

 

 

ーーー少年は一つの事に関して他人より圧倒的に優れた存在だった。知識や運動能力も年相応の高校生より優れていたが、反射神経に関して述べるのであればーーー人外。

反応速度は人が訓練してやっと可能な0.2秒を軽々と超え、

その反射神経から人の細かい反応を読み取り、心理学のようなものをすることさえできた。

また、細かい反応を読み取ることができるせいか、他人にきを使うことにもその手段にも長けていた。

身長は高校生において平均値だが体重は平均より下。親とは離れ、高校に行ったが勉強、運動、そういった面は優等生そのもの。実際、優等生であった。

 

一見すると非の打ち所が無いこの少年、だが、他人より優れ過ぎたものは刃物となって少年に襲いかかる。

 

 

 

ーーー些細な物であった。本当に些細な物であった。が、常人の理解力を遥かに超える反射神経を持った少年にとってそれは大きく、鋭い刃物だった。

 

少年が持つ一種の才能。それに対する羨み、妬み、恐れ。いくつもの感情が少年に降りかかる。雹のように。

その雹は、少年の心を容赦なく打ち付け、ーーー壊す。

 

 

 

 

ーーー何度も死のうと思った。何度も借りているマンションの屋上にあしを運んだ。遺書も何度もしたためた。親の悲しむ顔はみたくない。せめて幸せに生きてほしいと思った。あとは飛び降りるだけだ。簡単じゃないか。だが、結局少年は死ねなかった。別に親しい友人がいたわけじゃない。理解者などいなかった。少年は優しかったから親に迷惑はかけられないと思ったのだろうか。否、それも違う。

 

 

ーーー少年は、ただただ臆病だった。生まれ持った才能が教える死ぬときの恐怖の表情が少年の心を現実に押し留めた。

 

他人から見放され、現実に生きる目的も見いだせない、自殺をする勇気すらもない。ーーーそんな人間が行き着く先はただ一つであった。

 

 

 

■ ■ ■

 

 

 

大晦日になりいよいよ本格的に寒くなってきた。今年は暖冬だそうだが寒いものは寒い。いまでも変わらず通っている高校も冬休みに入り、実家に帰り親とも顔を合わせ、一人暮らしから程近いところにあるコンビニのバイトにいく準備をしながら今でも根強い人気を誇るブラウザゲームーーー「艦これ」をやりながら少年が呟く。少年は結局「ゲーム」の世界に入ることしかできなかった。

 

「艦これの世界に行きたいなぁ…すくなくともこんなところよりはましだろうなぁ…」

 

 

少年にとっては独り言であろう。よくある愚痴であろう。ため息まじりにでたこの一言が実現してしまったのは一週間後である。

 

 

 

 

■ ■ ■ ■ ■

 

 

 

導入部分です。艦これ要素は次の次くらいに···

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