やはり俺の脳内選択肢は青春ラブコメに波乱をもたらす   作:こうけー

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五話編集したお!!


小さな、そして大きな幸せ

俺と雪乃が恋人になった日。

 

あれから10年程の月日が過ぎた。

この10年は自分達にとって今までの人生で一番濃い時間だったに違いない。

 

あの日、恋人になった次の日に俺達は由比ヶ浜に報告をした。由比ヶ浜は喜びと悔しさが半分半分になった顔をしていたが『おめでとう』と言ってくれた。

一番の良かったのは奉仕部が無くならなかったことだった。由比ヶ浜はそれからも奉仕部に毎日来てくれた。だからこそ俺達は真の意味で高校生活を充実することが出来たのかもしれない。俺と雪乃と由比ヶ浜。この三人だったからこそ…

 

それから、小町が総武高に入学した。無事に入試を合格したのだ。流石、俺の妹。小町も結局、奉仕部に入部した。すると、邪魔者が一人入ってきた。

川崎大志

あいつも総武高に入学するだけでなく奉仕部にまで入部してきたのだ。くそ…!何処までも小町を追いかけてきやがって!

 

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そんなこんなで俺達は高校を卒業。そしてここで俺と雪乃の人生は大きく変わった。

雪乃の家からの独立。俺はこれを手助けした。始めは親を説得させるつもりだったがそう易々と行くはずがないのは 目に見えていた。だから、俺と雪乃は賭けに出た。それが…結婚。

正直言って俺たちが別れる可能性は0%に近いと俺は確信していた。だからこそ何時かは結婚だってすると思ってたし、将来働く時の為に大学で勉強をバリバリするつもりだった。だから、中々手こずった。俺も雪乃も収入は0。バイトだけじゃやっていける自信もなかった。それでも雪乃の望みは叶えてやりたかった。だから、俺は大学を辞めた。後悔はしてない。と言ったら嘘になるかも知れない。実際、何のために受験勉強してたんだ。と思ったしこれで働き手が無かったら終わりだ。とも思った。でも、案外あっさりと就職先は決まった。なんとなんとの雪ノ下建設だった。

 

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雪乃の親父さんは俺のその行動を天晴れと思ったのか知らないが何だか気に入られた見たいで雪乃との結婚も雪ノ下建設での就職もすんなりOKを出してくれた。

後に雪乃に聞いた話だと、決定打は行動力でも雪乃への愛情の大きさでもなくて、『若気の至り』らしい。今のゆとり世代でデメリットも考えずに好きな人のために自分を犠牲にする覚悟のある所を気に入ってくれたらしい。まぁ、そんな感じで俺達は結婚。仕事は鰻登りで今では専務である。まぁ、雪乃の親父さんの力があってこそだが…

 

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一番は子供が生まれた事だ。結婚2年目で男。5年目で女。8年目で男。だから男3人、女2人の家族だ。正直言ってヤバイ。八幡ちょー幸せ。

小町が世界一可愛いと思ってたが並ぶ。下手したら小町よりも可愛い。

え?我が子が一番じゃねぇのかって?何言ってるんだ。小町が一番に決まってるだろ?

 

と昔、雪乃に言ったら怒られた。『何故、私が一番じゃないの!』と…。だから、今は雪乃が一番だ。いや、ホントだよ?ほんとほんと!

 

昔、子供は八幡に因んで8人かな!!と雪乃に行ったが下手したらマジで行くかも…だって、今、3年おきに生まれてるんだよ?だから、このままいくと…19、22、25、28、31、34、37、40。ほらね?

 

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さて、そんなこんなで幸せ真っ只中の俺こと八幡。一つ忘れてることがあるんじゃないかって?分かってるよ…

 

絶対選択肢だろ?

 

まぁ、どうなったかはこれから見てもらう。俺の日常で分かるからさ…じゃあ、行くぞ…

 

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チュンチュン…ミーンミーン

 

鳥の囀りと蝉の鳴き声が俺の耳に入ってくる。あー、そう言えば昨日は焼き鳥だったな…ごめんよ、鳥さん。仲間を食べちゃった。蝉は…キエロ。ウルサイヨ

「…起きるか…」

季節は夏。冬みたいに布団から出たくない!なんて思うことが無いから助かる。

今は一軒家に住んでいる。雪ノ下建設専務ともなるとお金はガッポガッ…沢山頂ける。なので、八幡奮発しちゃった!てへ☆

…うん。男のてへ☆は需要ないな。

ギャギャー!

子供達の声が聞こえてくる。日曜なのに元気だな。俺があいつ等の年の時なんて現実に飽き飽きしてたのにな…幸せなこった。

「おいーっす…」

俺は階段を降りてリビングのドアを開けて特に誰かに向けたわけでもない挨拶をする。すると、キッチンの方に立っている雪乃が俺の声に気づく。

「あら、起きたのね。おはよう」

「あぁ、おはよう」

そんな何時もの挨拶を交わす。だが、これだけでは俺と雪乃の挨拶は終わらない。そう…だって…

 

【選べ】

 

ね?終わらないんだよ。

 

【①おはようのキスを雪ノ下雪乃にする】

【②子供達におはようのキスをして嫌がられる】

 

ふっ……こんなの何時ものことだ。もう馴れたぜ…

そして、俺は雪乃にキスをする。すると、結構強く押されて引き剥がされた。

「え?」

俺は少し困惑気味に声を漏らす。すると、

「朝から恥ずかしいわ…子供が見ているのよ?」

 

あれー?絶対選択肢さん?これってどちらを選んでも嫌がられるんじゃないですか?ちょっとー、勘弁してよー…

 

「あ、あぁそうだな…悪い」

「い、いえ…その…嫌と言うわけではなくて…その…」

「悪かったよ…その夜にな?」

「……!そうね……」

 

思い出したら昨日の夜もドッキングしたような…あれ?

 

ーーーーーーーーー

そう…絶対選択肢はあれからも消えることなく、俺の中に有り続けているのだ。全然消える気配もないし…昔よりも1日に現れる回数が倍になっているのだ。高校生の時みたいなえげつない選択肢は殆ど無くなったが今でも嫌なものは多々現れる。まぁ、さっきも言ったが…馴れた。

10年も絶対選択肢に振り回されたらなぁ…誰だって馴れるよ。

ーーーーーーーーー

「八丞[やすけ]。雪葉[ゆきは]。雪斗[ゆきと]。ご飯よ。こっちに来なさい」

雪乃が子供達を呼ぶ、テーブルを見ると朝ご飯が五人分ある。今日の朝は目玉焼きのようだ。

「あ、目玉焼きだ。俺、完熟だよね?」

「私は?雪葉のは?」

「ちゃんと分けてるわよ」

八丞と雪葉が各々勝手な注文をする。八丞は完熟派で雪葉は半熟派だ。雪斗はまだ2歳だから完熟、半熟どちらでも行けるのだろう。そんな俺は因みに半熟。雪乃は完熟だ。つまり完熟2人に半熟2人どちらでもが1人。そんなめんどくさい注文を雪乃は何時も作ってくれるのだ。優しい。優し過ぎるよゆきのん…

「じゃあ頂きましょうか。頂きます」

「「「頂きます」」」

雪乃の言葉に合わせて俺達は続いて言う。

え?こういうのは父親がやるもんだって?おいおい…この家の大黒柱はゆきのんだぞ?俺は違うよ?

「ねぇねぇ」

雪葉が食事中に俺の服の裾を摘まんで引っ張ってくる。

「なんだ雪葉?」

雪葉は俺にの遺伝子を受け継いでいるのか心配になるほど俺に似ていない。美貌は雪乃。性格は正直言って由比ヶ浜みたいだ。正直言って不安だ。こんな可愛くて優しい女の子だから変な虫がくっつかないかどうかが…

「雪葉ね?小町お姉ちゃんと遊びたい!」

雪葉は小町が大好きだ。まぁ、小町の事を好きじゃない人間なんてこの世に居る筈がないがな。

今日は休みの日。平日、八丞と雪葉は学校があるから昔みたいに小町と遊べる機会がかなり減ってしまっていた。それに愛する娘の願いと聞いちゃ叶えない訳にはいかない。

「じゃあ、小町がOK出してくれたらな?」

「うん!」

あぁ…可愛い。抱き締めたい。こんな可愛い子が娘なんて…この娘は将来世界の美人ランキング1位になるに違いない。ならなかったらこの世界は俺が滅ぼしてやる…

ーーー

ーー

プルルルル…プルルルル

 

朝御飯を食べ終えた俺は早速小町に電話を掛ける。ガチャと向こうが受話器を取ってくれて俺が『もしもし』と言うと聞こえてきたのは…

 

『あ、もしもしお兄さんっすか?』

 

……………おい。

『すいません。間違えました』

『ちょっ………!それは酷いっすよ!?』

『何でお前が小町の携帯に出てるんだよ』

『いや、別に理由はないっすけど…』

 

そう。このゴミくずの川崎大志は小町と未だに縁があるのだ。全くもって不快だ。本当に殺してしまうかもしれない。だが、小町とは付き合ってるようには見えないし友達とも見えない。世間で言う『友達以上恋人未満』というやつなのか?

 

『まぁ、いい。小町いるか?』

『あ、居ますよ。代わりますね』

そう言って聞きたくない声が微かに「小町」と呼んでるのが聞こえた。野郎…とりあえずボコボコにしなくては…

『もしもしお兄ちゃん?どったの?』

『おう小町。雪葉がお前と遊びーー』

『良いよ~、今すぐ来てね~!』

早いなおい…

小町も雪葉の事を我が娘のように可愛がってくれてるからか雪葉にはとことん甘い。だからこそ雪葉も小町が好きなのかもしれんが…

ーーー

ーー

 

あれから30分程して小町の家についた。我ながら早いと思う。

「よし、着いたぞ。お前ら」

後ろに乗せている八丞と雪葉が言うと同時に車のドアを開けて飛び出していく。

「ふぅ…元気なことだな」

「えぇ…けど子供は元気が一番よ」

俺と雪乃はゆっくりと車から降りて玄関へと歩く。見るともう雪葉が小町に抱きついてる。

「おう…悪いな急に言っちまって…」

「全然良いよお兄ちゃん。じゃまた後でね!」

「え?」

俺はこのまま小町の家でゆっくりするものだと思ってたのだが…どうやら違うらしい。

「小町さん?俺はどうしたら…」

「そんなの雪乃さんとデートしたら良いじゃんか!久しぶりに二人で楽しんできなよ!」

「そうだよそうだよ!」

小町と雪葉が声を揃えて言ってくる。なるほどな…どうやら、これが狙いのようだな。

子供達は俺達を二人にするために今日を選び、小町のところに来たわけか…

「しかし、雪斗が…」

「それなら大丈夫ですよ雪乃さん!私が世話しておきますんで!」

まぁ、折角なので今日は小町の計画に乗らせてもらおうか…

「じゃあ、言葉に甘えさせてもらうか」

昔の俺なら嫌がってただろう。時間は人を変えるようだ。この10年は俺を色々と変えた。このデートを俺は嬉しく思うようになってしまった。

「じゃあ楽しんできてね~!」

俺と雪乃が車に乗ろうとした瞬間に後ろから小町の声が聞こえてくる。そして、俺と雪乃のデートがここから始まった。

ーーー

ーー

 

「さて、どうしたものか…」

勢いのままに車を走らせたのは良いが素晴らしいほどのノープランだ。でも、仕方ないでしょ…?いきなりだったんだもん。デートするなんて思ってもなかったんだもん。

「とりあえずドライブという形で良いのではないかしら?」

雪乃が優しい口調でそう言ってくれる。何時もなら『ノープラン?前々からデートだと分かっていたのだからせめてプランの一つくらいは立てるものでしょう?』と怒るのだが流石に雪乃も今回ばかりは事情を分かってくれてるみたいだ。

 

【選べ】

 

あ、来た。でも、この状況で何をさせるつもりだ?

 

【①映画など色々と楽しんでからホテルへと向かう】

【②絶景の見れる場所で景色を見てからホテルへと向かう】

【③ダイレクトにホテルへと向かう】

 

どれも結局一緒じゃねぇかよ。まぁこの中で妥当なものと言えば…

 

「景色の良いところでも行くか」

「そうね。そうしましょうか」

 

ーーー

ーー

 

俺と雪乃にとって一番の絶景は千葉にある某ランドのナイトパレードだがあそこは子供達を連れて行かないと後で何を言われるかたまったもんじゃない。

それに、雪乃の大好きなパンさんはここには無い。その時点で、雪乃の候補からは外れているだろう…

そんな訳で結局辿り着くのは昔俺がプロポーズをした家の近くの高台。

夜はかなり綺麗な夜景が見えるんだぜ?…まぁ、俺が言ったのは昼だがな……

 

「何か…2人だと特にする事も無いな」

「えぇ…逆に言えばいつも私達は子供達を中心に考えているという事よ?」

「あ、本当だ…じゃあ俺達って親の鏡だな」

「貴方の目は人類の汚点だけどね」

「いや、それもう国家問題にして手術したらよくね?」

 

雪乃には相変わらずこの目で罵倒される事が多い。でも、これも俺たちの大切なコミュニケーションだ。逆に無かったら悲しくなる……あれ?俺ってMの素質あるっけ?

 

「でも貴方の目とは裏腹に中身を知っているのは私だけで十分よ」

「はは…素直に喜べねぇな」

「今私は凄く幸せ…壊れたら死んでしまいそうになるくらい…」

「……雪乃…お前……」

 

ヤンデレか??って言おうとしたけど止めておく。まぁ、気持ちは分かるからな。

とりあえず立つの疲れたし、どこか休むところをーーー

 

【選べ】

 

…………

 

【➀ここでする】

【➁hereでする】

 

いや、変わんねぇじゃん。無理やりすぎて英語になっちゃってるよ…

それにホテルは…?どこ行ったの?ねぇ…ねぇってば!

…って、いてててて!!分かった分かったよ!!➀だ➀!

 

「雪乃…」

「何……って、きゃ…!」

 

でもこれって公共猥褻罪じゃ………

 

ーーーー

ーーー

ーー

 

 

この後、八幡は無事に8人の子供を育てたそうな。

 

めでたしめでたーーしじゃねぇよ。

 

これ後何回するの?

え?次は由比ヶ浜?え…陽乃さん……??

ちょ、待って。いや俺そんなの絶対いyーーー

 

 

 

~雪ノ下雪乃編・完~

 

 




皆様、こんにちはこうけーです。
久しぶりの投稿はまさかのただの編集…申し訳ございません

さて、雪乃編はこれで終わり。変態でしたが由比ヶ浜は純粋な恋物語にしたいですね…

さて、選択肢でのネタがない哀れな作者の為にネタを作ってやるよ!と言う方がいます。
有難うございます。有難いです。
なので何時でもこれどう?って言うネタがございましたらお教えください!
教えて下さった物は全て使いたいと思います!!

今回は最後の選択肢をkk2さんから頂きました!有難うございました!!
お待ちしております!!!
てなわけでまた!!
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