もう1人の雷竜   作:流々

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どーも!
來です!
とりあえず原作沿いで話を進めて行き
たまに崩してシオン君を登場させようと思います!
では行ってみましょう!


第1話:妖精の尻尾

フィオーレ王国。

人口1700万の永世中立国。

そこは魔法の世界。

魔法は普通に売り買いされ、人々の生活に根付いていた。

そしてその魔法を駆使して生業とする者共がいる。

人々は彼らを魔導師と呼んだ。

魔導師達は様々なギルドに属し、依頼に応じて仕事をする。

そのギルド国内に多数。

そしてとある街にとある魔導師ギルドがある。

かつて...いや後々に至るまで数々の伝説を生み出したギルド。

その名は...

妖精の尻尾(フェアリーテイル)」!

 

 

 

 

 

 

【港町ハルジオン】

 

 

ここはたくさんの人々が出入りする駅である。

 

 

 

駅員「あの...お客様?」

 

 

その駅の駅員のような男性が心配そうに一組の客に声をかけている。

 

 

青猫「ナツ!着いたよ!ハルジオン!起きて起きて!」

紫猫「シオン!着いたよ!ハルジオン!起きて起きて!」

 

 

2匹の人語を話す猫が列車に酔っていると思われる瀕死の2人を叩いていた。

 

青猫が起こしているのはピンクの髪をツンツンと立ち上げ黒い服に身を包んだ男、ナツ。

 

対して紫猫が起こしているのは少しパーマがかった黒髪に薄いグレーのような、白のような服を着た男、シオン。

 

 

ナツ・シオン『あ...あ...あ...あ...あ...あ...』

 

 

2人の顔は青ざめ、かなり苦しそうにしている。

 

 

駅員「だ、大丈夫ですか⁉︎」

 

 

駅員もただならぬ事態に戸惑っている。

 

 

青猫・紫猫『あい!いつものことだから!』

 

 

しかし介抱している2匹の猫は慣れた様子で2人を起こしている。

 

 

ナツ「無理...もう二度と列車には乗んね...うぷっ」

 

 

シオン「ああ...オレもだ...名前も聞きたくねぇ...うっ」

 

 

とはいえ当事者である2人はやはりとても苦しそうである。

 

 

青猫「情報が確かならこの街に火竜(サラマンダー)が居るはずだよ?」

 

紫猫「あい!火竜(サラマンダー)が居るならきっと...」

 

青猫・紫猫『行こ?』

 

 

2匹の猫は介抱するのをやめ先に進もうとしているようである。

 

 

ナツ「ちょっと休ませて...」

 

シオン「全くだ...なんでお前らは元気なんだよ」

 

 

2人は列車の窓から顔を外に出し休んでいる。

 

 

「ポォォォォォォォォォ!!!」

 

 

すると列車の汽笛の音が駅に木霊した...。

 

 

青猫・紫猫『あ...。』

 

 

ナツ・シオン『たぁすぅけぇてぇぇぇぇぇぇぇぇ』

 

 

休んでいた2人は号泣しながら走り出した列車に乗っていた。

 

 

「ガタンガタン...ポォォォォォォォォォ」

 

 

紫猫「発車しちゃった。」

 

 

青猫「あい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所変わってハルジオン店舗街。

 

 

???「ええええええ!!!この街って魔法屋一軒しかないの⁉︎」

 

 

ここでは金髪の...十分美少女と言えるであろう少女が声を荒らげていた。

 

 

魔法屋「ええ。元々魔法より漁業が盛んな街ですからねえ...。」

 

 

魔法屋も困ったような対応である。

 

 

少女「はぁ...」

 

 

少女はよほどショックだったのかため息をついている。

 

 

魔法屋「街の者も魔法を使えるのは1割もいませんで、この店もほぼ旅の魔導師専門ですわ。」

 

 

少女「はぁあ...無駄足だったかしらねえ...」

 

 

かなり失礼な態度である。

それでも魔法屋は久しぶりの客だからかわからないがきちんとした接客をする。

 

 

魔法屋「ま、ま、そう言わずに見てってくださいな!女の子に人気なのはこのカラーズの魔法かな!その日の気分に合わせて服の色を...あチェンジってね!」

 

 

魔法屋の主人の服の色が変わったが

少女は全く興味ないらしく、商品棚を眺めている。

 

 

少女「持ってるし。あたしはゲートの鍵の強力なやつ探してるのー。」

 

 

少女はやはり一切興味を示さないが主人はほいほいと服の色を変えていく。

が、ゲートという言葉に主人も反応した。

 

 

魔法屋「ゲートかぁ...珍しいねぇ。」

 

 

そう言いながら持ってきた鍵状の何かを見たとき少女の目が輝きだした。

全身からハートが飛び出さんばかりだ。

 

 

少女「白い子犬!ホワイトドギー!」

 

 

どうもそういう名前らしい。

 

 

魔法屋「そんなの全然強力じゃないよ...」

 

 

少女「いーのいーの!探してたんだぁ...いくら⁉︎」

 

 

少女はホワイトドギーを買うつもりらしい。

 

 

魔法屋「2万ジュエル。」

 

 

ジュエルとはこの地方のお金の単位である。

魔法屋も嬉しそうに2万と答えた。

 

 

少女「お・い・く・ら・か・し・ら?」

 

 

少女は金額が気に入らなかったらしく

もう一度さっきよりも高圧的に金額を確認した。

 

 

魔法屋「だから2万ジュエル。」

 

 

が、魔法屋もさすがの商売人だけあって決して押し負けない。

 

すると少女は急にカウンターに腰をかけ

足を組み、腕を頭の後ろに回した。

 

 

少女「本当はおいくらかしら?素敵なおじさまー?」

 

 

そしてなぜか棒読みでもう一度確認しながらウインクを飛ばした。

「キラーン♡」

 

 

 

 

 

「カツカツカツカツカツカツ」

 

 

ここは魔法屋から出た商店街である。

その頭上を通る橋から

かなり早足な足音が聞こえてくる。

先ほど魔法屋にいた少女である。

 

 

少女「ちぇー1000ジュエルしかまけてくれなかった...あたしの色気はたった1000ジュエルかぁ?安い!ムカつく!そこそこリアルなのが尚更ぁ...」

 

 

少女はお怒りモードではあるが

少し論点がずれている気もする。

 

 

「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

すると橋の下に人だかりができているのに気がついた。

 

 

「有名な魔導師様が来ているんだって!」

火竜(サラマンダー)様よ!」

 

 

少女がそれを眺めていると

そんなことを話しながら女性が2人走って行った。

 

 

少女「火竜(サラマンダー)...?店じゃ買えない火の魔法を操るって言うあの?この街にいるの?」

 

 

少女が嬉しそうにしていると

他の女性たちも人だかりに向かって走っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

所変わって裏路地

先ほどの列車の4人...ではなく2人と2匹が歩いていた。

 

 

ナツ「ったくよー...列車には二回も乗っちまうし」

 

 

青猫「ナツもシオンも乗り物弱いもんね...」

 

 

シオン「腹は減ったし...」

 

 

紫猫「僕たちお金ないもんね...」

 

 

と他愛もない話をしていると急にナツが不安そうな顔に切り替わった。

 

 

ナツ「なあ?ハッピー...火竜(サラマンダー)ってのはイグニールのことだよな?」

 

 

そう言うとシオンも少しだけ表情をきつくして呟いた。

 

 

シオン「なあボヌール?イグニールが居るってことはグラディウスもいるんだよな?」

 

 

どうも2人はそれぞれの猫に声をかけたらしい。

 

青がハッピー

紫がボヌールという名のようだ。

 

 

ハッピー「うん!火の竜なんてイグニールしか思い当たらないよね!」

 

 

ボヌール「それにイグニールがいたらグラディウスも一緒かもしれないし、一緒じゃなくても居場所を知ってるかも!」

 

 

ナツ「そうかあ?ボヌール?そんなビリビリの親なんかと一緒にいるかな?イグニール。静電気ひでぇしなあ?」

 

 

ナツがシオンに対して挑発的な態度をとる。

 

 

シオン「なんだと?てめえ暑苦しいだけの低脳が何言ってやがる?」

 

 

シオンも挑発に同調し一触即発の状態である。

 

 

ボヌール「喧嘩するほど仲がいい!」

 

 

ハッピー「あい!それがナツとシオンです!」

 

 

ナツ・シオン『仲良くなんかねぇ!』

 

 

ハッピー・ボヌール『ほら』

 

 

とまあいつもこんな具合である。

そんなことをしていると目の前に人だかりが見えてきた。

 

 

「きゃー火竜(サラマンダー)様ぁぁぁ!!♡」

 

「素敵〜♡」

 

 

ナツ・シオン・ハッピー・ボヌール『...火竜(サラマンダー)?』

 

 

探していた名が聞こえて来たので

4人で顔を合わせて確認し、走り出した。

 

 

ナツ「ほら!噂をすれば何とやらって!」

 

シオン「ああ!」

 

 

 

 

 

 

「キラーン」

 

 

火竜(サラマンダー)「ふふん」

 

 

が、そこにはザ・魔導師と言ったような服装をした男が女の子達に囲まれていた。

 

それとあの金髪の少女もいた。

 

 

「ドキドキドキドキ」

 

 

少女「あ、あ、あ、なんなのこのドキドキは〜。ちょっとあたしってばどうしちゃったのよ〜」

 

 

火竜(サラマンダー)「ふふん参ったな...」

 

 

「チラッ」

 

 

火竜(サラマンダー)を名乗る男は少女の方をチラ見した

 

 

少女「こっち見たぁぁぁ!!!はぁぁぁ夢の魔導師だから?だからこんなにドキドキするの?これってもしかしてあたし〜♡」

 

 

ナツ「イグニール!イグニール!イグニール!」

 

シオン「グラディウスはいるか?グラディウス!」

 

 

2人が人混みをかき分けて行くと

こそには例の通り普通の魔導師がいた。

 

 

火竜(サラマンダー)「ん?」

 

 

ナツ・シオン『な?』

 

 

少女「は!」

 

 

ナツとシオンの登場で少女の目に浮かんでいたハートは砕け散った。

 

 

ナツ・シオン『誰だお前...』

 

 

2人は全く同じ言葉を火竜(サラマンダー)に浴びせた。

火竜(サラマンダー)は白くなり固まってしまった。

 

しかしすぐに切り替え名乗りを上げた。

 

 

火竜(サラマンダー)火竜(サラマンダー)と言えばわかるかね?」

 

 

というのも束の間2人は肩を落としながら去って行った。

 

 

ナツ・シオン『はぁ〜』

 

 

火竜(サラマンダー)「て、はや〜!!!」

 

 

火竜(サラマンダー)は早々に去っていく2人にツッコミを入れる。

 

 

「ちょっとあんたら失礼じゃない⁉︎」

 

 

それも束の間取り巻きの女性達が2人を襲った。

 

 

「そうよ!火竜(サラマンダー)様はすっごい魔導師なのよ!」

 

 

ナツ・シオン『ああああああ』

 

 

2人とも女性達にボコボコにされている。

 

 

ナツ・シオン『なんだお前ら...』

 

 

火竜(サラマンダー)「まあまあその辺にしておきたまえ。彼らとて悪気があったわけじゃないんだ。」

 

 

すかさず火竜(サラマンダー)は格好をつける。

女性達は騒ぎ立てるが、金髪の少女は嫌疑の視線を向けている

 

 

火竜(サラマンダー)「僕のサインだ。友達に自慢するといい。」

 

 

そう言いながら2人にサインを渡した。

 

 

すると女性達に怒りのターゲットとされ2人とも吹き飛ばされた。

 

 

ボヌール「人違いだったね。」

 

 

ハッピー「あい。」

 

 

2匹の猫は淡々と言った。

 

 

火竜(サラマンダー)「さて、僕はこの先の港に用があるのでこれで失礼するよ。」

 

 

また格好をつけながら言った。

 

 

「ええええええええ」

 

 

女性達は火竜(サラマンダー)がいなくなると聞くや否やまた騒ぎ立てる。

 

 

火竜(サラマンダー)「レッドカーペットゥッ!」

 

火竜(サラマンダー)は指ぱっちんで謎の魔法を発動する。

 

 

すると足元から紫の炎が現れ宙に浮かび上がる。

 

 

火竜(サラマンダー)「夜は船でパーティをやるよ!みんな参加してね!」

 

 

火竜(サラマンダー)はそう言い残して飛び去っていった。

 

 

ナツ「なんだあいつは...」

 

 

シオン「くそ腹立つな...」

 

 

ナツとシオンはその様子を眺めながら毒突いていると

金髪の少女に声をかけられた。

 

 

少女「ほんといけ好かないわよね。ありがとね!」

 

 

ナツ・シオン『は?』

 

 

 

 

「ぽっぽーぽっぽー」

 

ハッピー「で!」

 

 

 

 

少女「あたしルーシィ!よろしくね!」

 

 

金髪の少女は元気よく自己紹介をした。

 

 

ハッピー・ボヌール『あい!』

 

 

それに対してハッピーとボヌールは返事をする。

 

 

一方でナツとシオンはというと、目の前に山のように積まれた食べ物をものすごい勢いで食している。

 

 

ナツ「あんた、いい人だなぁ(もぐもぐ)」

 

 

シオン「おう!餓死寸前だったからよ(がつがつ)」

 

 

それを見ているルーシィはドン引きしているようである。

 

 

ルーシィ「あはは...ナツとハッピーとシオンにボヌール...だっけ?わかったからゆっくり食べなっ...て...何かー飛んできてるから...」

 

 

辺りにはルーシィの言う通り

魚の骨やら手をつけていない果物やら様々なものが飛び回っている。

 

 

ルーシィ「で、あの火竜(サラマンダー)って男、「チャーム」つまり「魅了」って魔法を使ってたの。その魔法は人の心を故意に惹きつける魔法なんだけど、何年か前に発売が禁止されたのよ。そこまでしてモテたいなんて、ヤラシイやつよね!でもあたしはあんた達が飛び込んできたおかげで「チャーム」が解けたの!だからありがとってこと!」

 

 

と、急に本題に入ったルーシィではあったものの

ナツとシオンは巨大なタコの足に食いつきながらもしっかり聞いていた?ようだ。

 

 

ナツ「なるほどぉ」

 

 

ナツの返事は上の空

シオンに関しては返事すらしていないが

ルーシィは続ける

 

 

ルーシィ「こう見えても一応魔導師なんだーあたし!まだギルドには入ってないんだけどね...あ!ギルドってのは魔導師達の所属する組合で魔導師達の仕事や報酬を仲介してくれるところなの!魔導師ってギルドで働かないと一人前って言えないものなのよー。でもねでもね!ギルドってのは世界中にいっぱいあって、人気あるギルドは入るのも大変らしいのね!あたしの入りたいとこはね、そりゃすごい魔導師がたくさんいるところで〜...ああどうしよう!入りたいけど厳しんだろうなぁ!あ、ごめんねー魔導師の世界の話なんてわかんないわよね〜♡でも絶対そこのギルド入るんだ〜。あそこなら大きい仕事たくさんもらえそうだもん!」

 

 

ナツ「そ、そうか?」

 

 

シオン「しっかしよく喋るな。」

 

 

今度はものすごい勢いで喋るルーシィにナツとシオンが引いている。

 

 

ルーシィ「あ、そういえばあんた達誰か探してるみたいだったけど...」

 

 

ハッピー「あい!イグニール!」

 

 

ボヌール「グラディウスも!」

 

 

ナツ「火竜(サラマンダー)がこの街くるっつうから来てみたら別人だったなあ」

 

 

シオン「グラディウスに関してはカスリもしねえ...」

 

 

ナツ「火の竜っつうからてっきりイグニールのことかと思ったのにな...」

 

 

ルーシィ「見た目が火の竜ってどうなのよ人間として...」

 

 

ナツ「人間じゃねえよ。イグニールやグラディウスは本物の竜だ。」

 

 

ルーシィ「は?」

 

 

シオン「ああ本物のドラゴンだ。イグニールは火の竜。グラディウスは雷の竜。」

 

 

ルーシィ「はあ⁉︎」

 

 

さすがのルーシィも本物の竜を探していると言われては驚きを隠せないらしい。

そうこの魔法の世界でもドラゴンば滅多に目撃されない珍しい生き物なのだ。

 

 

 

ルーシィ「そんなの街中にいるはずないでしょ!」

 

 

ルーシィが急に正論を突きつける

 

 

ナツ・シオン『...あ』

 

 

ルーシィ「おい!今気づいたって顔すんな!...さてあたしはもう行くけどゆっくり食べなよね。」

 

 

ウエイトレス「ありがとうございました。...!!!!」

 

 

ウエイトレスが頭を上げると急に驚愕の表情に切り替わる。

 

 

ナツ・シオン『ごちそうさまでした!!!』

 

ハッピー・ボヌール『でした!』

 

なんと4人がルーシィに向かって土下座している。

 

 

ルーシィ「い、いいのよ。あたしも助けてもらったしおあいこでしょう?」

 

 

ルーシィは心底困ったような表情をしている。

 

 

シオン「あ!そうだ!ナツ!あれやれよ!」

 

 

ナツ「ん?ああ!ルーシィ!これやるよ。」

 

 

そう言うとナツは火竜(サラマンダー)のサインをルーシィに差し出した。

 

 

ルーシィ「いらんわ!」

 

 

 

 

 

それからルーシィと別れオレ達はその後もありがたく飯を食い続けた。

 

 

ナツ「あー食った食った!そろそろ行くかー?シオン。」

 

 

シオン「ああそうだな!いつまでもいてもしかたねーしなあ」

 

 

 

外に出るとそこは夜になっていた。

 

 

ハッピー「そういえば火竜(サラマンダー)が船上パーティーやるのってあの船かな?」

 

 

ナツ・シオン『うぷっ』

 

 

そんなやり取りをしていると昼間の女性達の声が聞こえてきた。

 

 

火竜(サラマンダー)様の船よ!行きたかったなあ♡」

 

火竜(サラマンダー)?」

 

「知らないの?相棒の雷霆様を連れて今この街に来てるのよ!あの有名な妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔導師なんだって♡」

 

 

 

ナツ・シオン『(妖精の尻尾?)』

 

 

ナツ「シオン。今の」

 

 

シオン「ああ間違いねぇ。妖精の尻尾って言いやがったな」

 

 

そう言いながら2人は船を見る。

 

 

ナツ・シオン『うぷっ』

 

 

シオン「ナツやっぱり妖精の尻尾と言われちゃ黙ってられねえわな」

 

 

ナツ「当たり前だ!燃えてきた!いくぞ!」

 

 

するとハッピーとボヌールから翼が生え2人を掴んで飛び立った。

 

 

 

 

 

「バキィ!」

 

 

窮地に立たされていたルーシィのいた部屋の天井が急に壊され

人が飛び込んできた。

 

 

ルーシィ「ナツ!シオン!」

 

 

ナツ・シオン『うおぇぇぇぇ』

 

 

シオン「やっぱ無理だな...」

 

 

ハッピー「ルーシィ何してるの?」

 

 

ルーシィ「ハッピー!」

 

 

ボヌール「と、僕もいるよ!」

 

 

ルーシィ「ボヌール!それがね、騙されたのよ妖精の尻尾に入れてくれるって!」

 

 

 

ルーシィが事の顛末を話している間

火竜(サラマンダー)達はぽかんとしていた。

 

 

 

ルーシィ「てかあんたら羽なんかあったけ?」

 

 

ボヌール「細かい話は後だよ!行くよ!」

 

 

そう言った2匹にルーシィは連れて行かれた。

 

 

火竜(サラマンダー)「ち!追うぞ!評議院に報告されたら厄介だ!」

 

 

ルーシィ「ちょっと!2人は!」

 

 

ハッピー「3人は無理だから!」

 

 

 

火竜(サラマンダー)「逃がすか!プロミネンスウィップ!」

 

 

 

火竜(サラマンダー)は魔法を繰り出しルーシィ達を捕縛せんとしている。

 

 

ルーシィ「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

ハッピーとボヌールはルーシィを投げたりなんだりしながら

ギリギリのところを避けていく

 

 

サラマンダー「ちっすばしこい猫」

 

 

ルーシィ「ナツもシオンも女の子達も助けなきゃ!」

 

 

ボヌール「ルーシィ聞いて!」

 

 

ルーシィ「何よ!こんな時に」

 

 

ハッピー「変身切れた!」

 

 

そして1人と2匹は海へと落ちていった。

 

 

 

ナツ「お前が...」

 

 

サラマンダー「ん?」

 

 

シオン「てめえは?」

 

 

雷霆「我こそはサラマンダーの右腕!雷の魔導師!人は我を雷霆と呼ぶ!」

 

 

そんなやり取りをしていると

ルーシィが何かをしたのかどうかは知らないが船が陸に打ち上がった。

 

 

「なんだこりゃ」

 

「船が突っ込んできたぞ」

 

 

サラマンダー「クソォ!いったい何が?」

 

 

ルーシィ「ナツー!シオーン!」

 

 

そこには2人が立っていた

だがルーシィは気圧されてしまった。

2人の圧倒的な怒りに。

 

 

ナツ「お前が妖精の尻尾の魔導師か?」

 

 

サラマンダー「それがどうした!おい!!やっちまえ!」

 

 

「おう!」

 

 

シオン「よーく面見せろ」

 

 

ルーシィ「ナツ!シオン!」

 

 

サラマンダーの部下達が2人の方へ向かってくる。

 

 

ハッピー「大丈夫!言いそびれたけど2人とも魔導師だから!」

 

 

ルーシィ「え⁉︎」

 

 

「うぉぉぉぉ!」

 

 

部下達は拳を構え2人に狙いを定める。

 

 

しかしそれを2人とも一撃で沈める。

 

 

ナツ「俺は妖精の尻尾のナツだ!お前なんか見たことねえ!」

 

 

シオン「同じく妖精の尻尾のシオンだ。申し訳ないがオレも見たことないな」

 

 

サラマンダー「な⁉︎」

 

 

ルーシィ「妖精の尻尾?2人が妖精の尻尾の魔導師⁉︎」

 

 

2人とも驚きを隠せないらしい

 

 

「あ、あ、あ、あの紋章!間違いねえ本物だぜボラさん!ゼラさん!」

 

 

部下達は火竜と呼ばれてた男と雷霆と呼ばれていた男にそう告げる。

 

 

 

ボラ・ゼラ『バカ!その名で呼ぶな!』

 

 

ボヌール「プロミネンスのボラにサンダーロードのゼラ!何年か前に巨人の鼻ってギルドから追放されたやつだね」

 

 

ナツ「お前らが善人だろうが悪人だろうが関係ねえ。だが」

 

 

ナツ・シオン『妖精の尻尾を名乗るのは許せねえ!』

 

 

シオン「ナツ!ゼラはオレがやる!」

 

 

ナツ「おう!好きにしろ!」

 

 

シオンはゼラを相手にすることをナツに告げるとナツもそれを承諾し別々の方向へ走り出した。

 

 

ゼラ「あんまりなめんなよ!ガキがぁ!サンダーロードタイフーン!」

 

 

ゼラが魔法を発動すると竜巻のように渦巻いた雷がシオンへと向かってきた

 

 

シオン「な⁉︎」

 

そしてそれが直撃した

 

ルーシィ「シオン!」

 

 

ルーシィが叫ぶ

 

が、ボヌールはそれを凝視している

 

 

ゼラ「ガキが調子にのるからだ」

 

 

シオン「まずい!食って食っても減りゃしねえ!」

 

 

ルーシィ「なぁぁぁぁぁ⁉︎」

 

 

シオン「ふぅ...ごちそうさまでした。」

 

 

なんとシオンは雷を食べてしまったのである。

 

 

ハッピー「ナツには火は効かないよ。」

ボヌール「シオンには雷は効かないよ。」

 

 

ルーシィ「こんな魔法見たことない!」

 

 

ナツ・シオン『食ったら力が湧いてきた!』

 

 

ナツ「シオン!いくぞ!火竜の咆哮!」

 

シオン「ああ!雷竜の咆哮!」

 

 

するとナツの口から火が

シオンの口から雷が放たれた。

 

 

「オレこいつら見たことあるぞ桜色の髪に鱗みたいなマフラー。そして真っ黒い髪に稲妻みたいなブレスレット!間違いねえこいつらが本物の」

 

 

ルーシィ「火竜(サラマンダー)!そして雷霆!」

 

 

シオン「よく覚えとけよ。これが妖精の尻尾の魔導師だ!」

 

 

 

 

シオンがそういうのと同時に

ナツとシオンは炎と雷を纏い敵へ向かっていった。

 

 

 

そして敵の攻撃をことごとく交わすと飛び上がり敵を蹴り飛ばした。

 

 

 

ルーシィ「炎を食べたり、雷で殴ったり、これって本当に魔法なの?」

 

 

ハッピー「竜の肺は炎を吹き、竜の鱗は炎をとかし、竜の爪は炎を纏う」

ボヌール「竜の肺は雷を吹き、竜の翼は稲妻より速く、竜の爪は雷を纏う」

 

ハッピー・ボヌール『これは自らの体を竜の体質へと変換させる「太古の魔法」』

 

 

 

ルーシィ「何それ?」

 

 

ボヌール「元々は竜迎撃用の魔法だからね!」

 

 

ハッピー「滅竜魔法!イグニールがナツに」

 

ボヌール「グラディウスがシオンに教えたんだ!」

 

 

 

ボラ・ゼラ『ちくしょー』

 

 

ナツ・シオン『おいてめーら』

 

ナツ「ぶすぶすの燻製にしてやるよ」

 

シオン「オレはナツみたいに器用に火加減できねえぞ?」

 

 

 

ナツ・シオン『ぶっ飛べ!』

 

ナツ「火竜の鉄拳!」

 

シオン「雷竜の鉄拳!」

 

 

そして2人は勝利した。

 

 

 

 

 




かなり長くなったので
グダグダです
次回以降は
シオン君視点で要約して書くので
どうかこれでは嫌にならないでください。
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