前書きは軽く、初めての作品になるので温かい目で見ていただけると嬉しいです!
それでは、始まり~
僕の名前は天坂翔琉。今日から高校生だ。高校生というと多くの人は人生で一番青春を楽しむべき年齢と言うだろう。もちろん僕だって少しばかりは高校生活を楽しみにしている。だがそれでもあまり高望みはしていない。高望みをしていいことなんてなにもないからな。僕が通うことになる高校は東蓮高校という高校だ。現在僕は一人暮らしをしている。別段何か目的があってこの高校を選んだわけではない。そうなんとなくだ。
入学式が終わり教室に戻ると、早速担任の先生の自己紹介から始まる一人ひとりの自己紹介が始まった。
「改めてみなさんの担任を務めることになりました秋村千冬です。私も今年から担任を持つことになった一年生なので、わからないこともたくさんあるかもしれませんがよろしくおねがいしますね。」
担任が一年生と聞いて内心大丈夫かと心配になった。実際この自己紹介に入るまでにも、何をすればいいのかまとまってないみたいだった。
「じゃあみんなにも自己紹介をしてもらおうかな。まずは出席番号一番の…天坂くん、お願いできるかな?」
そうだ、僕はこの天坂という苗字から出席番号で一番になることが多かったのだ。なのに自己紹介するために何も考えていなかった。
「えっと、天坂翔琉といいます。この街にはつい先日引っ越してきたばかりなので、この街についていろいろ教えてくれる方がいるととても助かります。一年間よろしくお願いします。」
まあ自己紹介ならこの程度話しておけばいいだろう。あとは聞いているだけか。正直あまり興味はないけどクラスの人の名前くらいは覚えておいたほうがいいだろうから聞いておこう。
「あっ、えっと!暗木小夜です。よろしくお願いします!」
出席番号7番の暗木小夜か。隣の人だったからどんな人なのか少しばかり気にはなっていたが、心配になるような女子だな。これは困ったぞ、そんなふうに思っていた。
「四条唯だ。よろしくお願いする。」
出席番号14番四条唯か。はっきりとした口調と雰囲気からか、如何にも武道をやっていた感じがするな。自慢じゃないがこれでも一応僕も剣道をやっていたので、彼女を見た時小さい頃に感じた武道の感覚を感じたのだ。
「成宮颯人です。みんな仲良くしてくれると嬉しいな。よろしくね。」
出席番号18番成宮颯人か。見た目は爽やかな感じで誰にも優しそうな感じだな。きっとクラスの人気者にはあいつがなりそうだな。
「…闇那萌郁。よろしく…。」
出席番号37番闇那萌郁か。変わった名前だな。その上苗字通り暗い感じだな。
そして自己紹介も終わり大小様々な連絡も終わり
「じゃあ、今日はこれで解散になります。帰り道に気をつけて、明日も元気に来てくださいね。」
下校の準備をしようと思って鞄にプリントなどを詰めていたら、隣の席の暗木小夜が話しかけてきた。
「えっと、天坂くんだったよね?隣の席の暗木小夜です。よろしくお願いしますね!』
「あ、暗木さん、こちらこそよろしく。」
「あ、あのこの後時間あったりするかな?」
「ん?まあこの街に来たばかりだから行くところとかないし時間ならあるけど…」
「その、よかったらこれから私が街の案内を…」
暗木さんが話している途中に横から別の人が声をかけてきた。
「おーい!天坂君だっけ?よかったらこれから街のこといろいろ教えてあげようか?」
「確か成宮だっけ、街のこと教えてくれるのか?助かるよ。」
「うん。任せてよ。僕はこの街出身だからね。」
暗木さんも何かに誘おうとしていたんだろうけど、正直男子のが話しやすいし仕方ないよな。
「ごめん暗木さん。これから成宮についていろいろ教えてもらうことになっちゃったから。」
「あ、ううん、気にしないで!別に大したことじゃないから。」
これはほんとに申し訳ないことしちゃったかな。今度埋め合わせしなきゃな。
「天坂君、小夜と何か用があったの?」
「いや、別にそんなことはないぞ?」
「あ、小夜も良かったら一緒に来る?」
「あれ、二人は中学から一緒だったのか?」
「あ、うんそうだよ。颯人とは幼なじみなんだ~」
幼なじみで同じ高校って今時あるんだな。俺はこの学校には幼なじみどころか引っ越してくるくらいだから、知り合い一人いないんだよな。
「じゃあ三人で行こうか、天坂君はそれでも大丈夫?」
「もちろん、断る理由なんてないからな。」
こうして俺は成宮、暗木の二人と街に出かけることになった。
第一話入学式、いかがでしたでしょうか?アドバイス等いただけると嬉しいです!
後書きに書くのも変ですが、キャラクターの紹介があれば一人、二人ほどしていきたいと思います。第一話なので今回は一人、天坂君を紹介します!
天坂 翔琉 高校一年生
あまさか かける
身長・体重 176cm/58kg
東蓮高校に入学するために引っ越してきた。見た目は本人が思っているほど悪くはなく、むしろなかなかのイケメン。しかし中学時代は重度の中二病であったためモテることなどなく、中学三年時に激しく後悔。高校になるにあたって、新たな環境で生活すべく親元を離れ一人暮らしをすることに。
勉強面は平凡程度、運動は昔剣道をやっていたこともあり意外とできる。
中学の頃に中二病だったためか、状況判断能力はかなり高い。
…とまあこんな感じですかね。
いい忘れていましたが投稿はかなり不定期になると思います、そこのところご容赦を。
それでは、二話もどうぞ宜しくお願いします!