少し遅くなったのはリアルでいろいろあったのと、この物語の構成について考えていましたw
これからの物語を楽しみにしてお楽しみください!
幻影の騎士《ファントム/オブ/ナイツ》は中学時代の頃、僕もメンバーの一人だった。
幻影の騎士《ファントム/オブ/ナイツ》のメンバーにはそれぞれ特徴があったのだ。得意武器によって分かれていて、僕はその中でも剣を使っていた。実力は、中学生の中ではずば抜けていて、 中学生にして 幻影の騎士《ファントム/オブ/ナイツ》の中での幹部候補にまで噂されていたほどだ。
「…それがある日突然、その剣士はいなくなった。」
闇那は俺を見たままある剣士の昔話をしていた。
僕のことをずっと見ているのを見て気づかないほど鈍感ではない成宮が、
「まさかそのいなくなった剣士ってのは…」
「…そう、そこにいる天坂翔琉本人よ。」
僕のことはどうやら幻影の騎士《ファントム/オブ/ナイツ》の中では有名になっているらしい。
「…僕にだっていろいろあったんだよ。」
まさにありきたりなことを言ってしまっているのには気づいていたがそれを直す気にもなれなかった。
「…あなたはなぜ幻影の騎士《ファントム/オブ/ナイツ》から抜けたの?」
「もちろん答えるわけがないだろ?」
「…そう、人に言いたくないことなのね。話したくないなら別にいいわ。さほど興味もないし。」
「じゃあなんで聞いたんだよ…」
「…あなたの実力には興味があるから。」
僕の実力。それは間違いなく能力のことだろう。確かに中学生にして幹部候補まで上り詰めたやつの能力を見たくなるのはごくあたりまえのことだろう。
「悪いが見せる気はないぞ。」
「…安心して、強引に見る気はない。ただ、使わないとあなたの命が危険よ。」
「…?どういうことだ?」
「…敵よ、数が多い。私だけじゃ手に負えない数なの。」
「おい、そんなところに一般人連れて来ておいてそれはないだろ!?」
「…たしかに今は三人とも一般人だけど、三人とも素質があるの。だから今は自分を守るついでだと思って暗木さんと成宮くんを守って。」
はめられた。そう思って闇那に文句を言おうとした時、突然地面が揺れ地面から大量のゴーレムらしきバケモノが現れた。
「…やっぱりゴーレム型ね。私に10体同時の相手は無理。」
僕は内心で考えていた。このまま闇那にはめられた形でもう一度能力を使っていいのか。しかし、答えはすぐに出た。
「…くそ、暗木や成宮まで巻き込む訳にはいかないか。」
僕はそう言うと、右手を前にかざして詠唱をした。
「我、天坂翔琉が命ずる、竜聖を従えし剣よ、我に従いその力を開放せよ!」
そう唱えると、右手の周りに黄金色のオーラが現れ、そのオーラは次第に剣の形へと姿を形成していった。
「…あれが竜聖の剣《セリオクルス》、最強の剣とまで言われた剣。」
「久しぶりに呼び出してみたが、懐かしいな。」
《セリオクルス》は僕に訴えかけるかのように少し震えた。
「悪かったよ、それじゃあ《セリオクルス》、久しぶりに暴れようか。」
そう言うと、《セリオクルス》を緩めに構え、地面を蹴った。闇那はゴーレムを複数体相手にしてもなお余裕を見せてはいたが、鎌というゴーレムと相性の悪い武器を使っているせいか、ゴーレムを一体も倒せないでいた。そこに一瞬で割り込むと、一振りで二体のゴーレムを倒すと続けざまの一振りでその場にいた四体のゴーレムを切り倒した。
「大丈夫か?」
平気そうには見えたが一応確認すると、
「…これが《セリオクルス》の力。こんな力を持っていたのになぜ『幻影の騎士《ファントム/オブ/ナイツ》』を辞めたの?」
「切り返しがそんな話なあたり大丈夫そうだな。とにかくそんな話は後だ。今は僕に任せて。」
そう言うと、再び剣を構え、残っていた六体のゴーレムもほぼ瞬殺で片付けた。
はい、いかがだったでしょうか?
とにかく遅くなってしまいましたが面白かったと思ってもらえると嬉しいです!
これから更に忙しくなるので投稿がさらに遅くなるかもしれませんが待っていていただけると幸いです。
今回は次回の予定上、キャラクター紹介はなしとさせていただきます。
それでは、次回第五話もお楽しみに!