ー太正十五年ーサクラ次元
ーパリシィの世界→ロベリアの世界ー
ーシャノワール支配人室ー
大神達6人はあの記憶騒動の後、皆、それぞれの次元へと帰っていった、そして大神達はグラン・マに呼ばれていた。
『グラン・マ、失礼します。』
『皆、揃ってるようだね…話がある。』
『話って……何ですか?』
『ムッシュ…あんたは今すぐ、帝都に帰ってくれという命令が出ている。』
『えっ……グ、グラン・マ……何冗談言ってるんですかー。』
『……こいつは冗談なんかじゃない…正式な要請さ……』グラン・マは下を向く。
『グ、グラン・マ!グラン・マも知ってるじゃないですか!大神さんが帝都にいった未来をあなたもみたはずですよ!つまりグラン・マは大神さんに死ねっていっているんですか!』エリカは机をバン!と叩いた。
『まあ……あの世界は平和になっていた……そういうことさ……』
『グラン・マ!いくらグラン・マといえどこればかりは聞けぬ!』グリシーヌはグラン・マに斧を向ける。
『わかりました…』大神は支配人室を出て行った。
ーロビー
『イ、イチロー!な、なんで!なんで!帝都に行ったらイチロー死んじゃうんだよ!ねえ!ねえ!』ロビーにて花組は大神を問い詰めていた。
『ああ…』
『大神さん、気付いたんじゃなかったんですか、自分一人が死ねばいいだなんて思う事がどれだけ愚かであるという事を。』花火は怒りの顔を大神に見せる。
『だが、俺が行かなければたくさんの人が死んでしまう、誰かの笑顔が奪われてしまう、そんな未来になるくらいなら!』
『……だが、じゃねぇ!あんた自分の命は自分だけのものと勘違いしてんじゃねえよ!また寝ぼけちまったのか!』ロベリアは大神の襟をつかむ。
『わかっているさ…わかっている…だけど…だけど…未来がそれを許さない…俺に戦えて命令してきているんだだったら俺は戦うさ。』
『それで大神さんはいいんですか!本当にそれでいいんですか!』エリカは涙を流し大神を見つめる。
『いいわけはない…だが、わかるだろ俺の気持ちは…俺には帝都を君達を守る義務がある……だから俺は帝都に行く。』
『わかったよ……行きな…』ロベリアは大神の襟を離した。
『だが…もし俺がピンチになった時は情けないかもしれないが君達に助けてほしいと思っている。こんな勝手なお願い、聞いてくれるかい?』
『なーに言ってるんですか、私達はどんな所にいっても仲間ですよ、だからいつでも助けに行きます!』エリカはボンと胸を叩き、涙を拭い払った。
『ふっ…受け取りな。』ロベリアは大神に手紙を渡した。
『これは……』
『じゃあな、しっかり見とけよ、元気でな。』
『また、会う日までさよーならー。』
『さらばだ…』
『バイバイーまた、会いに行くから』
『さようなら…またいつか。』エリカ、グリシーヌ、コクリコ、花火も大神に別れをいい、大神は自分のアパートに向かい、準備をして、帝都へと帰っていった。
次回予告
イヤミ『どーも、イヤミざんす、え、知らない?シェー!ミーを知らないだなんて、どういう事ざんすか!そー、言えばこの作品じゃーミーまったく知られてない、ざんすね、しかもカラ松だけが主役の回もあるなんて、許せないざんす!今度こそ、今度こそ目立つためにミーは再度主役争奪レースを開始ざんす!優勝者には並行世界シリーズの主役になれるざんすー、開催日は未定ざんす、お楽しみにざんすー。』