ー平成十二年ー
ーブレンパワード次元ー
ー墓場ー
グランチャーとバロンズゥは墓場の側に降りたち、織姫達はジョナサンの案内通りある墓に向かった、そこにあった墓には名前が彫られていた。
『サチ・サッシュ……ど、どういう事だ…この名前は…お、おふくろ……これはどういう事だああああ‼︎‼︎』トナカはジョナサンに掴みかかる。
『実はな、あの後お前は殺されるはずだったんだよ。』
『な……な…』
『お前らアメリカ軍にとって禁じ手である核をオルファンは勝手に使いやがった、それが成功しているならまだしも、失敗しちまった以上この事をもみ消そうとし、お前を処刑しようとした、だが、お前の母親はお前を追放した。それにより、お前の母親はお前の代わりに責任を負わされ殺された。ただそれだけだ。』
『そ、そんな……そんなあああ!すまねえ!おふくろ!』
『気付くのが遅すぎたんだ、俺もお前も、相手の隠された心を知った時、初めて相手の幸せに気づけた、わかりずらいかもしれねえが、気付けなかった自分に腹が立っている…』
『ジョナサンさーん……ん、グランチャー?どうしましたかー?え、乗りこめって?』グランチャーの声が聞こえた織姫はグランチャーに乗りこみ、グランチャーが流した映像を見た。
ー過去ー
『織姫君……俺は君が好きだ…だが…花組の皆の事も愛している……俺は全員に笑顔でいてほしい……君の喜ぶ顔が見たいと同時に皆の悲しみ顔をみたくないんだ……すまない……ふっ…情けないなあ、俺、花組の隊長なのに、君を愛しているのに…な……悪口言ってもいいさ……こんな男には……』
ーグランチャー内部ー
『ちゅ……中尉さーん……あなたは…優しすぎまーす……それが私は大好きだったーんですが………そんな事を今更気付くなんて…遅すぎまーした…』涙を流す織姫を側にいたジョナサンは諭した。
『でも、遅かったとしても、気付けた、気付かないよりはましだったろ、ならわかっているだろう。これから何をすればいいか、ぐらいは。』ジョナサンにトナカは近寄る。
『ああ……これから助けてもらった命を大切にする…それがおふくろに対する最大の幸福だから。』
『はい…わたしもわかりまーした。中尉さーんがくれたこの命を大切にしていきまーす。ありがとうございまーす、ジョナサンさーん、トナカさーん、そしてグランチャーさーん。』織姫は涙を拭き取り空を見上げたこれからの未来を信じるように。
ー仮面ライダー次元ー
ーゴーストの世界ー
ーゆりの噴水広場ー
『お前か!メテオを襲ったのは、一体何が目的だ!』仮面ライダーバースの変身者である後藤は別世界から来た紅音也に向け銃を構えた。
『俺の目的……力さ、やつをディケイドを倒す力を。』
『そうか、だからメテオ達国際警察を襲ったわけか、だが、刑事として仮面ライダーとしても後輩の進ノ介に負けるわけには、いかないからな…変身!』後藤はバースに変身した。
『ガブッ!』『変身!』音也もダークキバへと変身した。
今、ここで戦いが始まろうとしていた!