ー平成二十三年ー
ースーパー戦隊次元ー
ーゴーカイジャーの世界ー
ー神社ー
『……………』桜風吹が散りゆくなか、そこにはただ何の理由もなく瞳に涙を浮かべた和服を着た女性が歩いていた。
『何も……守れなかった…』
私の力は破邪の力は…
なんで……あるのですか……
大好きな……大好きな…
大神さんを……守れず……
なんであなたに…
私は…思いを……
あなたが大好きだと言えなかったんでしょう……
さくらは苦しんでいた、大神を失った事、自分の思いを伝えられなかった事全てを後悔し、ただ漠然とさくらを見つめていた。
さくら……その花を咲かせるには…
土が必要…私にとってお母様…………お父様…お祖母様……お爺様…………
水が必要…私にとって…花組……
空気が必要…私にとって米田支配人…かえでさん……風組…お客様……
光が必要…それは…私にとって、私にとって…大神さん…
『はあ!ふっ、はあ!』さくらが落ち込んでいたら、遠くから声が聞こえてきたので、とりあえず、近くによってみると、そこには特訓をするジョーとそれを見守るハカセとルカであった。彼ら3人は海賊戦隊ゴーカイジャーのメンバーでジョーがゴーカイブルー、アイムがゴーカイピンク、ハカセがゴーカイグリーンであった。ジョーは剣使いで、肉体の鍛錬を怠らず、今日も神社にて剣の特訓をしていた。ハカセとアイムはそれを見に来ていた。
『すごいよ、ジョー、おっ!わあああああ!』ジョーのすごい剣さばきに驚いたハカセがジョーに近寄ろうとした時、謝って石につまづきそうになる。
『ふっ!』不安定な体勢からジョーはハカセの側に持っていた二本の剣のうち一本を投げさし、それに乗りかかる事によりハカセは倒れなかった、それは側にあった花が踏まれない様守るためだった。
『この花を守るために、すごいファインプレー。』
『ジョーさんは怖そうに見えて、とっても優しいんですね。』ハカセとアイムは笑顔でジョーを見る。
『普通だ、ん!』
ジョーは持っていた一本の剣をさくらの側に投げた。
『誰だ、出てこい。そこにいるのはわかってる。』ジョーはさくらの方向を睨みつける。
『す、すみません……』さくらは掠れた様な声でジョー達の側によった。
『一般人……にしては、変な格好してますね?』アイムがまじまじとさくらを見てると、ハカセがアイムの肩をトントン叩いた。
『何ですか、ハカセさん?』
『あの人、この星の侍って人だよ、ジョーと同じ剣士だよ。』ハカセはジョーとアイムをさくらから離れたところでこそこそ話だした。
『へえーサムライさんですか?』ルカは興味が少しあったようだ。
『面白い、おい!お前侍なんだろ、俺と剣の勝負をしてみないか?』ジョーは剣をさくらに向ける。
『どうせ…私なんかと戦っても意味ありませんよ、あなたの圧勝ですから』さくらは自分の刀を抜かず、その場からすぐさま逃げ去った。
『え、あ、に、逃げちゃった、ジョー驚かせたんじゃないの?』ハカセはジョーに近く付く。
『おかしいな、確か噂だと侍は凛々しくどんな相手でも決して逃げずに勇猛果敢に立ち向かうと聞いてきたんだがな。』ジョーは渋々剣を収めると、モバイレーツが鳴った。
『ザンギャックのデッカいのに出くわしちゃつた。』ゴーカイガレオンから鳥型ロボットナビィがジョー達に向けて連絡した。
『すぐ行く。』ジョー達はゴーカイガレオンへと向かった。
ー仮面ライダー次元ー
ーゴーストの世界ー
ー橋ー
『おい、大丈夫か!おい!』気絶していた後藤を未来から来た黒崎は起こした。黒崎が来たのは、ある時間犯罪者の逮捕のためだったのだ!
『す……すまない…やつに……奪われてしまった……』
『な、何を奪われたんだ…』
『かつて……白い魔法使いが使っていた武器が、ハーメルケインが盗まれた!』
『やはりか!あとは俺達に任してお前は休め。』
『わかった。』後藤は起き上がり病院まで歩いてむかった。
(となると……奴等の狙いは何だ……ダークキバ。)