ー平成二十三年ー
ースーパー戦隊次元ー
ーゴーカイジャーの世界ー
ー森ー
本願寺とさくらは森の中を歩いていた。その森の中に彼が現れたというマッハの情報を元にきていた。本願寺純は警視庁特殊状況課を作り、ロイミュード事件を解決するために仮面ライダーをサポートした。その責任者でもある本願寺はクリム・スタイン・ベルトと協力し、ロイミュード事件解決後、創生王との戦いで復活したクリム・スタイン・ベルトと協力しつつ特状課のメンバーを集め、沢上りんなと剛のデータによりチェイスを復活させる事に成功した。剛に直哉とさくらの事を頼まれ、快く引き受けた。
『本願寺さん、もうすぐ…別世界の私の弟とあえるんですね。』
『私も会った事はないんですけどねーなんか強い霊力を持っているらしいんですよねー、あ、いたいた!あの子ですよ、あそこにいる子があなたの弟ですよ。』本願寺が指差した先に周りをキョロキョロする真宮寺直哉がいた。
『お、お姉ちゃん、いや違う…別世界のお姉ちゃん…』直哉は駆け寄るが自分の姉とは違う雰囲気を感じとった。
『あ、あなたが別世界の私の弟なの?』
『ぼ、僕は真宮寺直哉といいます。あなたは別世界のお姉ちゃんなんですよね。』
『ええ。でも驚いたわ、私に弟がいるうえに、まさか大神さん以外に男性隊員がいるなんて。』
『え、大神さん以外に男性隊員がいない世界ですって!』
『いやいやどちらかというと大神一郎さん以外の男性隊員がいる世界のほうが珍しいんですよ〜〜。』
『そ、そうなんですか!と、ところで〜あなたは?』
『私ですか、私は本願寺純。ちょっと用事があって君を迎えに来たんだよ。』
『僕を……ですか?』
『君が来ているのは実は並行世界じゃないんですよー。』
『ええええー!じゃあここはどこなんですか!』
『ここはよくはわからないんですが…霊力がなくて、霊子甲冑がないまったく違った場所って事なんですよねー。』
『だ、だからお姉ちゃんも一緒にいなかったんだ!』
『そうなんですよー、わかりましたよね、本当はこのまま元の世界に連れて行くはずだったんですけど、ちょっと事情が変わっちゃいましてね〜この場所であなた達にやって欲しい事があるんですよー。』
『本願寺さん、やって欲しい事とは?』
『遡る事江戸時代…外道衆と呼ばれる怪物…つまりあなた達の世界の降魔みたいなものでしてね、人間と戦いを始めたんですがね…一部の人間は外道に堕ち、外道衆の仲間になってしまったんですよー、そのうちの一人が真宮寺針右衛門…つまりはあなた方のご先祖様ですねー。』外道衆とは江戸時代から人間を襲う化け物で現れるたびに侍戦隊シンケンジャーと
『『ええー!ご先祖様が降魔みたいな存在に堕ちたんですかー!!』』
『ええ…ですからここにあなた達を呼んだのは破邪の力に対抗するに破邪の力しかないと考え、あなた達を呼びました。』
『じゃ、じゃあなんでわざわざ別世界のお姉ちゃんを?僕達の世界のお姉ちゃんと僕が力を合わせたほうがいいんじゃ?』
『私もそう思ったんですがねー、この世界のさくらさん、今修業していてですねー、あなた達に教わればと思い連れてきましたよー。』
『修業?なんで?』
『………』さくらは悔しそうに唇を噛み締める。
『…実はですね、さくらさん達帝国華撃団はバスコ・ダ・ジョロキアによって敗北し、大神一郎さんを除いた花組隊員以外の帝都にいた人が殺され、巴里華撃団も社会的に壊滅させられたんです。たった一人の生身の男の手によって……』
『たった一人の生身の男に?花組が負けたんですか!大神さんは何をしていたんですか!肝心な時に何をしていたんですか!』
『大神さんの悪口を言わないで!あの人は……あの人は……』さくらは目から涙を流す。
『お姉ちゃん⁉︎な、なんで泣くの?』
『大神一郎さんは巴里から帝都に帰る船の中でバスコと取引をしたんです…あいつはある巨大生物と帝国華撃団と戦わせ、その隙に大帝国劇場に部下に爆弾を仕掛けさせ、その爆弾を爆破させたくなければ、素直に殺されろという取引をして、大神一郎さんは命を落とした…』
『そ、そうだったんですか…』
『全部…私達が悪いのよ…戦いに集中しすぎて……大神さんを殺したのは…私達なのよ。』さくらは涙を流しているのを見られないよう、直哉達に背中を向ける。
『ですから…それを乗り越えるために彼女達はそれぞれ別世界に行ったりして、互いに大神一郎さんとの死に向き合うために修業しに行きました。修業が完了していないのはあなたとアイリスちゃんだけのようですよ〜。』
『え!そうだったんですか!皆さん…凄いですね…』(アイリスと私だけか…乗り越えなくちゃ…大神さんは…死んだんだから…)さくらは下を向き悲しそうな顔をする。
『お姉ちゃん…』直哉は不安そうにさくらを見る。
『ですが、まずは真宮寺針右衛門をお願いします。大丈夫です!あなたの今日のラッキーカラーはピンクなんですから〜連れていきますから。』
『わかりました。頑張ります、行きましょう直哉君でいいかしら?』
『はい、お姉ちゃん!』さくら達はパトカーに乗り、真宮寺針右衛門が現れるやもしれん場所に向かった。
ー仮面ライダー次元ー
ーゴーストの世界ー
ー月面ー
ケロロ小隊はケロン軍から要請を受け、黄昏の三騎士を追っていった。
『まさか、ケロン軍からデータを奪うとは…しかも極秘のキルル量産化計画だなんて…もし、悪用されてしまったら、やばいであります!てか、なんで我輩達にそんな重要な任務押し付けちゃうわけ!イカ娘殿やモア殿にも内緒なんてさー。ギロロのお兄さんとかに任せときゃいいのにさー。』ケロロは文句をいいつつ、ガンダムに乗り込み、月面に向かった。
『俺達ケロロ小隊は過去にキルルとの戦闘経験が多く、モビルスーツを持っているからだろう。妥当な判断だろう。ん、なんだあの小さい白いやつは…黄昏の三騎士のロボットと戦っているようだが……』ギロロは何かに気づいた。
『あ、あれって!前、軍曹さんが見ていた仮面ライダーフォーゼです!ってことはここは…』タママは指をさし、驚いていた。
『ああ、ここは仮面ライダー次元のゴーストの世界だぜ、あいつら別世界とかにもいく技術を持っているのかもしれねぇなあ。』クルル曹長の分析はとても正しかった。
『目的は我々と同じかもしれん。黄昏の三騎士の力はまだ我々にもわかっていないでこざる。隊長殿ここは彼と協力すべきでござる。』ドロロは敵対するよりはよいと考えたのだろう。
『わかったであります。ちょっとそこの君いいですかー。』ケロロが乗るガンダムが月面に降り立ち、フォーゼと話をし始めた。
『ん、わあああ!なんだあんたら、黄昏の三騎士の仲間か。』フォーゼは少しびっくりしていた。
『違うであります、我々はケロロ小隊そこにいる黄昏の三騎士を追ってきたのであります!ぜひ協力してほしいであります。』ケロロはガンダムを動かし、頭を下げて頼んだ。
『あ、ああ…俺のダチはあいつらによって酷い怪我を負わされた、絶対に許せねぇ!』
『な、なんですとー!ゆ、許せないであります!友達を傷つけられた怒り我輩にもよくわかるであります!クルル曹長、フォーゼ殿にあれを。』
『びっくりデカくなっちゃいましたー水だ、これをかけるとー!』クルルの乗ったウイングガンダムゼロは水をフォーゼにかけた。
『うわっ、な、なんだか、体がデカくなってきたーー!よし、これでサイズは互角だ、覚悟しやがれ!黄昏の三騎士!一緒に行くぜ、ケロロ小隊!』フォーゼは大きくなり、黄昏の三騎士が乗る魔装機兵と同じサイズになった。
『ケロロ小隊、フォーゼ殿と協力し、黄昏の三騎士のロボットを撃退するであります!』
『了解!』巨大化したフォーゼとケロロ小隊が乗るモビルスーツ達は黄昏の三騎士に向かっていった。