ー平成十三年ー
ー特機獣次元ー
ー西村家ー
リビングに座った追田がサツキと話をしていて、アイリスも側で話を聞いていた。
『あんたの身内三人がいなくなったのには殺戮革命連合が関係しているかもしれねぇんだ。』追田は三人の写真をテーブルに乗せる。
『殺戮革命連合……?なんですかその組織は?』サツキは追田に涙を見せつつ問いかける。
『殺戮革命連合はかつて地球を襲った化け物達が復活し、手を組んで作り上げた組織だ。リーダーはそこにいる嬢ちゃんにも関係あるんだ…』
『だ、誰なの?リーダーは?』アイリスは追田を見つめた。
『バスコ・ダ・ジョロキア、あいつがリーダーとなり色々な次元を襲っていやがる。そして嬢ちゃん…あんた超能力が使えるから…わかるだろ。嬢ちゃんの家族が殺された事を…』
『うん……わかるんだ。』アイリスはうつむき、涙目で追田を見る。
ピンポーン!
『だ、誰だおい!とりあえず俺が出る。嬢ちゃん達は隠れているんだ。』追田はアイリスとサツキを机の下に隠し、銃を構えつつ、ドアを開けた。
『な、なんだよあんた急に銃なんか持って!』そこには青い服を着た青年がいた。
『お前…誰だ!殺戮革命レンそーだな!』追田は銃を青年に向ける。
『それって……殺戮革命連合だろ……それに俺はな刑事だ!』青年は警察手帳を見せた。そこには鳴神剣二と書かれていて、青年の写真があった。鳴神剣二とは魔弾次元にてゲキリュウケンと呼ばれるバックルの力を借り、リュウケンドーという魔弾戦士となり、刑事としてあけばの町に行き、SHOTという組織に所属して他の魔弾戦士二人と協力して魔物を倒した戦士である。
『鳴神剣二だあ?そんな刑事は知らなねぇ、てかこの次元の刑事だったか…』
『この次元の刑事?そうか!あんたも別次元から殺戮革命連合を追ってきたのかよ。』
『お、おめぇも別次元からきたのか!』
『ああ、そうなんだ。実はヤコブの左手というものが光のカノン書に記されていてな、知らないか?』鳴神のバックルのゲキリュウケンから声が聞こえた。
『バ、バックルが喋ったーー!あ、あんたもクリムと同じようなやつなのか?』追田は腰を抜かし、たじろいだ。
『クリムと同じ、ゲキリュウケン何か知っているか?』鳴神は不思議そうにゲキリュウケンに話しかけた。ゲキリュウケンとは意志を持ったバックルであり鳴神がリュウケンドーに変身するために必要なのである。仮面ライダードライブに変身する泊進之介とクリムスタインベルトみたいなものである。
『あなたの世界にいるクリムスタインベルトの事だな、彼は自分が殺された時自分の命をベルトにデータを移し、ロイミュードと呼ばれる機械生命体を倒すためにベルトとなり、人間にはに巻きついて戦ったのだ。』
『俺達と似てるなあ。』鳴神はゲキリュウケンを手に持ち話しかけた。
『なんでそんな事知ってるんだ、誰に教えてもらったんだ。』追田は再び銃を構える。
『確か…チェイスとか言ってたか。』
『えええーー!』
鳴神の言葉に追田は更に驚いた。
『ヤコブの左手……きゃあああ!』サツキは大声をあげながら頭を抱えて苦しんだ。
『おい、君大丈夫か。』鳴神は倒れたサツキを抱えあげた。
『彼女の左手には不思議な力があるような気がする。』ゲキリュウケンはサツキの体をサーチし、サツキの左手に何かあるとにらんだようだ。そしてアイリスがサツキの左手に触れた。
『お姉ちゃん……違う…これは…お兄ちゃん……』
ファウーン!サツキの左手から穴が開いた。
『な、なんだうわあああ!』その場にいた皆が不思議な穴に吸い込まれていった。
ー仮面ライダー次元ー
ーゴーストの世界ー
ーど〜なつ屋はんぐり〜
『やったでげそー!海老ドーナツでげそー!どうぞでげそー!』イカ娘の作った海老ドーナツを凛子が食べる。
『これは……天ぷらね。』凛子の意見は正しく海老ドーナツはただの天ぷらであった。
『へ?』イカ娘はキョトンとした。
『イカ娘ちゃん、うろ覚えでこれ作ったでしょ、これただの甘い海老の天ぷらよ。』
『そ、そうなんでげそかー!』イカ娘は衝撃のあまり大声で叫んだ。
『たくもー砂糖かけて揚げただけてドーナツにはならないですよー。』(にしても軍曹さんどこに行ったんですかーま、まさか!)タママは冷や汗をかき、すぐさまはんぐり〜の前から飛び出していった。