海に散りし命   作:リバーサクラモード本格的だよ

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アイリス編、最終回です。どうぞ、


Last Stage 日本に帰れ

ー平成十三年ー

ー特機獣次元ー

ー遺跡ー儀式の場ー

日高は数十名の黒いフードに囲まれ、ヤコブの左手を斬り落とそうとしていた。

 

『頼むぜ、アイリスの嬢ちゃん。にしてもなんで不思議な左手とはいえ、それを斬り落としただけで、人間って死ぬもんかねー。』追田は不思議そうに儀式を見ていた。

 

『確かに怪しいっすねー、そうだ!ゲキリュウケン…あの黒いコートの中に一人だけ違うやつとかいねぇのか?お前が言っていた予言の言葉に。』

 

『剣二、黒いコートの中にいるのか?……それに予言の言葉通りに少女喰らい成長と書いてあるが…』

 

『確かに…待てよ、前にあった少女に緑に輝き?…宿りし邪神……そうか!見えた、あいつか!』剣二は黒いコートの一人に向けて拳銃を放った。

 

『ぐわっ……なぜ!何故だああ!』その黒いコートの顔は少し緑色であったため剣二が気づいたのだ。

 

『剣二!ん!あ、あいつは!』ゲキリュウケンは黒いコートの一人の姿が変わっていくのを見た。

 

『愚かな人類が我々キリエル人に気付くとは!』

 

『き、キゥイ一人!な、何だそりゃあ!』追田はまた驚いていた。

 

『追田さん、キリエル人ですよ。こいつらは俺達とは違う次元から来た奴ですよ。こいつらは神の力を持つと言われているヤコブの左手を利用するためにわざわざこの次元の過去に来て、予言書に”少女喰らい成長”なんて書かせたんだな!そして、予言書にあった邪神という言葉の意味がわかったよ!この邪神とは鎧を付けさせられ襲ってきた良子さんの事じゃあなかった!お前達の世界の邪神ガタノゾーアの事だったんだな!』

 

『そうさ、私達の世界で邪神ガタノゾーアを倒すためにはこのヤコブの左手が必要だったんだよ!だが、ここは引くしかない!ただ私が横から力を加えて日高とかいう人間を殺すのは確かだが、そんな事をしなくても、左手を斬り落とした時に大量出血で死ぬだろうなあ。』キリエル人は薄ら笑みを浮かべた。

 

『た、確かに…それでも。』日高は決意し、錆び付いた剣で左手を斬り落とした。

 

『今だ!イリス・ジャルダン!』(アイリスは日高が左手を斬り落とした瞬間に技を放ち、日高を回復しようとした!だが!)

 

『ぎゃあああ!』回復は出来たが、日高の左手の斬り落とした傷からすぐにまた血が噴き出してきた。

 

『日高ああああ!』サツキは泣きながら叫んだ!

 

『サツキちゃん…』日高は痛みを抑えつつ、サツキを見る。

 

『やっとやっと!パパとお姉ちゃんが助かったのに日高がいなきゃ台無しじゃない!ねぇ!もうわがままいわない!あんたのわがままだって聞いてあげる!私は日高の事が好きなのだからお願い!生きて!頑張って!』

 

『サ、サツキちゃん……』日高は血液不足で意識が不安定な中、必死でサツキを見た。

 

『はっはっはっ!無駄だ無駄だ!』キリエル人は高笑いをし、日高を蔑む。

 

『このままじゃ!お兄ちゃん!お願い!アイリスに力を頂戴!助けたいの!あの二人を幸せにしてあげたいのね!ねぇお願い!お兄ちゃああああああああん!』アイリスの体は黄金色に輝いた!

 

『あ、あの輝きは!まさか!貴様も希望の種を!』

 

『少し違うな、彼女は大神一郎を愛していて、大神一郎も彼女を愛していた。それにより互いを信じあった事により希望の種の力を分け与えられ、自分の力を信じる気持ち、誰かを愛する気持ちを知ったからこそ、その力を完全に使いこなす事が出来たのだ。』

 

『奴と…ウルトラマンティガ!マドカ・ダイゴと同じ力がある…光の輝き人間の希望……に、逃げるしかない!』キリエル人は慌てて、別次元の穴に逃げ込んでいった。

 

『イリス・アンサンブル・ジャンポール!』アイリスは全ての霊力を振り絞り、日高の左手を再生させ、出血を止めた。

 

『日高あああ!』

 

『サツキちゃあああん!』サツキと日高は互いの名前を呼びながら互いの体を強く抱きしめあった。

 

『良かったな…さあてと、帰りますか!』剣二とゲキリュウケンは次元に穴を開け、帰っていった。

 

『サツキちゃん…行こう、未来に。』

 

『うん…ありがとう…さようなら、アイリスちゃん。』二人は手を強く握りしめ、不思議な穴の中に入り未来の変わった時間に帰っていった。家族四人が笑顔でいられる時間に。

 

『バイバイ…お姉ちゃん。』アイリスは霊力の使い過ぎによりアイリスは気絶して倒れた。

 

『嬢ちゃん…こんな小さいのに…よく頑張ったなあ…だが…まだ…戦いをさせるのか…すまねえなあ…よいしょっと。』追田はアイリスを担ぎ、シフトスライドで別次元の穴を開け、その穴を使い仮面ライダー次元へと向かった。

 

『……お兄ちゃん…ありがとう……』アイリスは寝言を言いながら、笑みを浮かべた。

 

ー仮面ライダー次元ー

ーゴーストの世界ー

ー秘密基地ー

『よう、連れて来たぜ、チェイス。』追田はチェイス達がいた仮面ライダー次元の秘密基地にきたのだ。

 

『アイリス、無事だったのね。』

 

『ああ、今、不思議な力を使い果たして眠っている…しばらく寝かしといてやったほうがいい。』追田は部屋にあったベットにアイリスを降ろした。

 

『後は…さくらさんだけですわね……チェイスさん…ちゃんと来るんでしょうね。』すみれは不安そうにチェイスを見た。

 

『ああ…大丈夫だ…大神一郎の孫がいっているんだからな。』

 

『私達と同じような人間がいて、少し違う歴史を歩んでいる…不思議ですわね。』すみれ達はただ静かに待っていた。

 

ーサクラ次元ー

ーバスコが来た世界ー

ー大帝国劇場跡ー

さくらは別世界の花組と共闘後この世界に帰ってきていたのだ。

 

『長官…かえでさん…皆…大神さん…さくら強くなって帰ってきました…』さくらが手を合わせ拝んでいるとバイクの大きな音が聞こえてきた。

 

『こ、このバイクの音…剛君!』そう呼ぶと剛はさくらの側にバイクを置き、話しかけた。

 

『やあ、久しぶり!どうだった、自分の強さを手に入れた?』

 

『ええ、私は強くなったわこれなら…』

 

『まあ、このままこの世界で戦ってもらうはずだったんだが、ちょっと事情が変わってな。』

 

『事情が変わった?どういう意味?』

 

『別次元にてある化け物が現れた!その化け物を蘇らせたのは、復活した黄昏の三騎士なんだよ。』

 

『た、黄昏の三騎士!前に私達花組が倒した奴らね。』

 

『そして、ここから先はバイクに乗りながら話す、乗ってくれ、さくらばあちゃん。』

 

『えええー!』さくらは驚きつつ、バイクに乗った。

 

ー仮面ライダー次元ー

ーゴーストの世界ー

ー路地裏ー

そこではケロロとモアと嫉妬に溢れたタママがいた。

 

『おうおう!甘いスターフルーツドーナツで軍曹さんのハートをゲット出来たなんて思ってんじゃねぇだろぅなあ!ゴラァ!』タママは嫉妬のオーラを貯めつつモアを睨んだ。

 

『タ、タママさん落ちついて。』

 

『落ちつけるわきゃねぇだろぉが!軍曹さん、僕が作った砂糖濃度90%、生地以外全部砂糖の究極のドーナツ”タママドーナツ!食べてくださぁい!』タママはドーナツをケロロの口に向けて投げた。

 

『あっめええええ!』ケロロはあまりの甘さに倒れた。

 

『おじさまああ!ん!な、何?』突如地面が割れ、ガンダムタイプの機体が現れた!モアはケロロを持ち、タママと共に割れた地面から離れていて無傷だった。

 

『赤と青のガ、ガンダム!?み、見た事ないですぅ!』タママは見た事がないガンダムに唖然としていた。

 

『よお、ケロロ小隊の隊長とその数名の部下さん達にあいさつに来たぜ。』ガンダムに乗っていたのはスカンクだった。

 

『そ、そのガンダムはなん何です!』モアはスカンクに向けて言い放った。

 

『このガンダムはケロン軍のデータベースにあったあんたらのガンダムのデータを使って殺戮革命連合の科学者に作ってもらったガンダム、名付けて”マグネットガンダム”だ!名前の通りこいつは磁力を操るんだぜ、まあ今日はあいさつだけだ!じゃあな!』マグネットガンダムは空高く飛び上がり消えていった。

 

『タママさん、今はクルルさんが作ってくれた秘密基地に行きましょう。』

 

『わかったです。』モアに促され、タママはクルルの秘密基地に向かった。

 

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