ー昭和ニ年ー
ーサクラ次元ー由里の世界ー
ー屋敷ー
ー寝室ー
そこにはベットで眠る幼児と青い髪の女性の姿が見えた。
『斜大……あなたを…私は……』そこにいた子供は斜大だった。女性は斜大の頭を優しく撫でた。
『あー。』斜大は起き、青い髪の女性を見た。
『ごめん…私、あなたの事…愛せなくなっちゃった……だから、私は。』青い髪の女性はベットから起き上がり、服を着替え始めた。
『うっ……うっ…うわあああんーうわああああーん。』斜大はその光景を見て泣いた。
『もうすぐ、新しいママが来るから、ごめんね、斜大、せめて記憶しないように。』青い髪の女性は斜大に霊力を与えた、そして、寝室のドアが開き、中に五、六人のスーツ姿の男が現れた。
『ようやく私の奥さんに我がクリエ家の一人になる決意をしてくれましたか。遅かったですね、メル・レゾンさん、いいえこれからはメル・クリエです。』青い髪の女性、それはメル・レゾンだった。メルはスーツ姿の男達について行った。寝室に一人斜大を残して。
ー昭和七年ー
ー街ー
『メル…レゾン……』斜大が思い出していたのは、2歳の時の記憶、メルによって封印されていた2歳の時の記憶だった。
『な、なんて事を……さくら!』由里はさくらを睨む。
『思い出させてあげただけじゃない、斜大の過去をもう一人の母親の事を。』
『母ちゃん!俺の本当の母親はメル・レゾンって人なのか?』斜大は由里の体を揺さぶる。
『あなたは…うっ!』由里の頭に弾丸が撃ち込まれた。
『母ちゃん!おい、しっかりしてくれぇ!母ちゃん!母ちゃん!』斜大が必死に由里の体を揺さぶるが、返事はなかった。杉野は由里の脈絡を触った。
『由里さん……完全に心臓を貫いている…脈もない……斜大…』
『うわあああん!母ちゃあああん!』斜大は由里に泣きついた!泣いた!泣いた!ただ一人の家族を奪われた斜大は泣いた!そして杉野が由里の頭から弾丸の弾を抜き出し、驚いた。
『この弾丸、俺達の世界にしかないはずなのに、何でここに。』すると、右側からスタスタと足音がしてきた。
『理由を教えてやろうか、可愛い可愛い俺の息子よ。』杉野が右側を見たら見覚えのある顔の人物がいた。
『!た、鷹岡先生!あんたどうしてここに!』鷹岡…かつてE組の臨時教師として配属されたが、あまりに酷いやり方に生徒達からの不満が溜まり、潮田渚という生徒と鷹岡が戦闘をし、敗北し、E組を去った。だが、その後、夏休みの無人島にてE組の生徒に毒を飲ましたり、殺し屋を雇い殺そうとしたが、またもや潮田渚との戦いに負け、刑務所に入った。はずだった…
『簡単な話さぁ…優しい優しい父ちゃんが卒業したお前達のために進路先を選んでやろうと思ってな、あの世という就職先にな。でも、俺はさっきも言った通り優しい…だから、こうして、お前が寂しくないように先に一人連れて行ったんだぜ、感謝しろよ。』
『ふざけんな!あんた、まだそんな事を…渚にやられたのをまだ根に持っているのか⁉︎』
『当たり前だぁ!あんな弱っちいチビに2回も負けた!そのくせ、お前達はあの怪物の暗殺に成功し、烏間は怪物暗殺に成功したお前達の指導者として世界的に讃えられ、大出世しやがった!それに比べて俺は作戦に失敗し、上層部から馬鹿にされ、犯罪者となった!一番気に食わねえ展開になっちまったじゃねぇか!だが、俺はそのまま犯罪者として終わる男じゃない!俺は脱走をし、殺戮革命連合という組織に入った。』
『殺戮革命連合……何なんだその組織は!』
『こういえばわかるか、ピエールやエタルガーがいた組織。』
『っ!な、何て事を…あんた、最低だな!恥ずかしいと思わないのか!』
『思わないな!そんな事!まあ、仕事もあるし、今回の父さんからの進路指導はこれでお終いだ、次回はそこにいるガキも一緒に面倒見てやるから待ってろよ、ちなみに俺の雇い主はクリエ家だ、そのガキは聞いた事あるかもしれないな、じゃあな、行こうぜ、さくらちゃん。』
『ふん、いい事を教えてあげる。私達帝国華撃団、巴里華撃団はあなた達を全力で殺しにかかるわ…覚悟しなさい!あなたなんて、生まれてこなければよかったのよ!』鷹岡とさくらはそのまま背を向けて歩き出した。
ー平成二十八年ー
ースーパー戦隊次元ー
ーニンニンジャーの世界ー
ー市街地ー
ここでは、トッキュウ7号に変身した鉄道警察隊隊長と謎の仮面を被り、黒いコートを着た敵が戦っていた。
『はあっ!ふん!』トッキュウ7号は体技で仮面の男は防ぐ。
『つまらんな…はあっ!』仮面の男は7号を殴り飛ばした。
『ぐわああっ!あ!』7号の変身が解けてしまい、変身アイテムアプリチェンジャーを仮面の男は広い上げた。
『こいつは頂いておく、復讐のために、そしてシャドーのための忍者退治のためにもな。』仮面の男はマントを全身にかけ、姿を消した。
『ま、まさか…シャドーの生き残り?忍者…となると、やばい、ニンニンジャーだ!奴等の狙いはニンニンジャーだあっ!早くライト君達に知らせなければ!』隊長はすぐさま走り去っていった。