ー並行世界ー平成16年
特生自衛隊基地ー機龍ー
『中條?お前この女の人は誰だ?』
『ああ、この人は李紅蘭さん、休暇中に知り合った整備士兼パイロットなんだ。ぜひ機龍の整備をさせてくれと頼んできたから、来てもらったんだ。』
『よろしく頼んます。』ペコリと紅蘭は頭を下げた。
『あの〜あそこで歩いてるのは?』紅蘭は歩いてる人が整備士の服とは明らかに違ったので、そこにいた整備士に聞いた。
『新任の機龍隊員だ。』
カツカツカツと歩いてきた隊員のうち唯一女の人が笑顔を義人に向けてした。
『よお。』と義人は気さくに答えた。
そしてカツカツカツと歩いていったすると1人の男性隊員がこちらを振り向いた。
ー中條家ー
『おお、帰ったか。瞬』信一は幾つかの紙を持っていた。
『何しているの?』いつもと違う祖父の様子が気になり質問した。
『ん?古い資料の整理をな、別荘であった事をみんなに伝えねばならん。』瞬は側にあった写真を手に取りみた。
『それはインファント島の写真だ、43年前おじいちゃんは言語学者として調査団に参加したんだ。そこで彼女達に出会った。』瞬は小美人の写真を見た。そして瓦礫の写真をみつけた。
『モスラがこんな風にしちゃったの』
『あ、だけどー彼女達も前言ったようにモスラが日本を襲ったのは、悪い奴らが金儲けのために彼女達を連れ去ったからだ、モスラは彼女達を助けるためにやってきただけだ。』そして信一は二枚の写真を瞬に渡した。
『これはモスラを意味するインファントの紋章だ。』
『彼女達を悪人の手から取り返したおじいちゃん達はこの紋章を空港の滑走路に描いた。』信一はこの間小美人達が置いていった石を机の中からだした。その石にも紋章は描かれていた。
『そしてそこにモスラを呼ぶ事に成功したんだ。』
ー機龍ー
『機龍、あんさんはどうしたい、もうひっそりと海にいたいんかいな、うちでは機械の気持ちがわからないのかな。』横から義人が歩いてきた。
『義人はん、前機龍パイロット達の壮行会はどうしたんや?』
『いや、抜け出してきたよ、ああいう場所はあんまり。』義人は機龍のほうを向き小美人の言葉を思い出していた。
『お前は間違って作られてきたものなのか?紅蘭さんは…どう思います。』
『ウチは……』すると横から女の人が歩いてきたその人物こそが一年前機龍パイロットとしてゴジラと戦った家城茜であった。義人と紅蘭は振り向き挨拶をした。
『機龍整備隊の中條義人であります!』
『同じく、李紅蘭であります。』義人に向かって話始めた。
『壮行会には出なかったの?』
『いえ、抜け出してしまいました、申し訳ありません。じぶんはあのような場がどうも苦手でありまして。』
『入ったばかりだったので、参加しまへんでした。』
『私もよ。』
『家城殿は機龍に別れを言いにきたのですが。』
『いいのよ。普通の話し方で。』
『はっ。し、しかし』
『まあ、いいんやないの、家城はんがゆうとるんやし。』家城は機龍のほうを向いた。
『機龍を残して日本を離れるのは残念、ゴジラとはまだ決着がついていない、もしかしたら機龍はもう戦いたくないのかもしれない、このまま修復されずにいるほうが幸せなのかもしれない。』義人は茜のほうを向いた。
『そんな事はありません!機龍の修復は必ず自分がやり遂げてみせます。』茜は義人へ笑顔を見せ、『機竜をよろしく。』そう言って彼女は立ち去った。
『義人はん機龍の事大好きか?』
『ああ、勿論。長い間こいつといたからな、それなのに存在が間違ってるなんて言われて、少しショックだったんだよ。』
『うちも、この光武が前の戦いの時にボロボロになった時は辛かったんや、それ以上に辛い事もあったんやけど…』
『紅蘭さん…』足下で機械が光る。
次回予告
紅蘭『信一さんや瞬くんはモスラを信じきっとるなあでもうちは、町を破壊した化物に命あずけとうない!』
紅蘭『次回サクラ大戦4 海に散りし命 第17話 ゴジラ×モスラ×メカゴジラ×光武二式×ナポギストラー3 太正桜に浪漫の嵐!』
???『会ったぜ、バスコってやつに。』