ー昭和七年ー
ーサクラ次元ー由里の世界ー
ー大帝国劇場ー
ーロビー ー
斜大の乗る闘武が傷だらけの織姫の乗る光武二式と協力し、エリカとロベリアと光武F2と怪獣と融合したエバイリアを倒したのだった。
『ま…まだだ…まだやれます!はあっ!』真っ二つになったエバイリアは触手の先端に爪をつけ、闘武に向かって触手を伸ばした!触手が闘武に近づいた。だが、闘武は振り向き触手の先端の爪を掴んだ。
『いつまでも…子供だと思うな!』触手を引き千切り、ブーメランを再び真っ二つになったエバイリアに投げつけた。
『ま、負けるわけにはいきませんだよ!』エバイリアは触手を一本伸ばし、ブーメランを掴もうとしたが、エバイリアにあたる直前カーブし、光武二式の方にブーメランは向かってきた
『甘いでーす!はあっ!はあ!』光武二式は向かってきたブーメランにビームを当て、ブーメランにビームの力を集めさせ、軌道を再びエバイリアに向けさせ、エバイリアに飛ばした。
『な、なんだと!ぎゃああああああっ!』エバイリアの縦に真っ二つになった体はさらに、横に真っ二つに裂かれ、大爆発した!それを見ていた織姫は哀愁のある目だった。悲しみに黄昏ているのだろうか。
『なんで…なんで…なんで…』織姫は怒り狂い、操縦席を殴った。
『ママ…』斜大は言葉が出なかった。
仲間が
友達が死んだんだ。
悲しいはずだ。
俺にはわからない。
『私達は望んでいたはず…中尉さんが誰かを選ぶことを…それで…自分が選ばれなかったから…みんな…同じように中尉さんを愛していただけなのに。』
中尉さんを愛した。
中尉さんを愛した。
みんなが中尉さんを愛した。
ただそれだけなのに。
愛する中尉さんが選んだ相手を讃えるべきなのに。
愛する中尉さんの選んだ相手を尊重するべきなのに。
愛する中尉さんが選んだ相手を認めるべきなのに。
愛する中尉さんに愛されなかったの自分の努力が足りなかったから。
見苦しすぎます。
恥ずかしいです。
でも、生きていてほしい。
直してほしかった。
いや、一緒に直して行くべきだったはずでーす。
性格を
欲望を
直して…中尉さんと
中尉さんと中尉さんが選んだ相手の結婚を心から喜べるようになるまで。
織姫は目から大粒の涙を流した。情けなく、みっともなくただただ涙を流していた。仲間の死を泣いていた。僅かであった楽しい日々や辛い日々を思い出し、悲しみ泣いた。
『行くしかないよ。もう、俺もママも、この先も殺すのかな?』
『答えられませーん。』織姫は光武二式を中庭に動かしていった。斜大は闘武を動かし、光武二式についていった。
ー紐育ー
ー瓦礫だらけの町ー
先程の魔王獣との戦闘でボロボロになった場所に一人の黒いスーツ姿の不思議な男がいた。
『たく…怪獣を貸してあげたのに…上手く使いこなせないとは…バイオスはともかく、魔王獣マガキングマイラはまだ生きている。分身は3体ではなく、4体だったとはまだ気づいていないだろう…封印していたウルトラマンがもう一人いたことすらも、にしても…気になる…大帝国劇場の格納庫にある不思議な空間…調べてみるか。』男は姿を消していった。