海に散りし命   作:リバーサクラモード本格的だよ

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今回は趣向を変えて斜大視点で書いてみました。どうぞ、


並行世界シリーズ”望まれぬ戦い編”25死を忘れずにあれ

 

ー昭和七年ー

ーサクラ次元ー由里の世界ー

ー大帝国劇場ー

ー中庭ー

ロビーから出た俺(斜大)とママ(織姫)は中庭に出ていた。俺は闘武という霊子甲冑を操縦し、ママは光武二式という霊子甲冑を操縦していた。

 

『うーん…誰もいませんねーいないでほしいんでーすが…もう…死なせたくありませーん。』この人が俺のママ…さっき、二人の仲間を殺したばかりだ…罪を感じていた。自分達を殺そうとしたから、仕方なく殺した…そんないいわけや理屈よりも悲しそうで、俺はあまり声がかけられなかった。

 

『斜大……あなたに友達はいるんでーすか?』ママは俺に質問した。こっちから話しかけるのが辛く気まずいのがわかったのだろう。

 

『あ、ああ…よく、学校の帰りに野球やる友達がいてな。俺がピッチャーとして認めてくれててな、みんな優しいんだ。』俺はなんとなく答えた。

 

『そうですか……大切にするんですよ、ずっとずっと辛い時も、悲しい時も、喧嘩して嫌な時も、大切にするんですよ…』ママの言葉に重みを感じた。

 

『ママは…花組の皆さんを恋のライバルとして……パパを取り合うライバルとして…時には、仲間として…時には…劇の評価をしあう友達として…いたんだね……だから…ママは悲しんでいるんだね。』辛かったが、ママに質問をした。聞いておきたかった…

 

『…う…うっ…うわあああああん!ママだって!ママだって!あんなに仲良くしていたみんなを殺したくありません!確かにライバルでした!私以外にいるから!私以外に中尉さんを愛するみんなを邪魔だと何度も思ったのよ!でも!でも!あの仲良く楽しく過ごした日々が…あの友情が…嘘だと思いたくない!殺したくなんかない!そう思っているのよ!うわあああん!だから、だから!斜大!絶対ママ達みたいになってはダメですよ!エリカさんやロベリアさんの死を忘れず!同じことを繰り返さないようにしていって!』ママが光武二式の操縦席で大粒の涙を流していたのがわかった…今はなんともいえなかった…

 

『ママ…うっ!』俺の機体の頭部の後ろに弾丸が当たった。弾丸が向かってきた方向を屋根を見た黒色の光武二式が大帝国劇場の屋根から俺とママを見ていた。

 

『もう話は終わった?さっきからうるさくて仕方がないんだけど?』マリア、マリア・タチバナさんだ。ママと同じ帝国華撃団として戦っていた。だが…今は…

 

『マ、マリアさん……もう…もう…』ママは泣きながら、マリアさんに通信したが、マリアさんは構わず、銃口をこちらに向けた。

 

『黙りなさい…あなたの理想論は私には不似合い…そして…斜大…あなたは不愉快…すぐに消えて!』マリアが銃を乱射しながら、劇場の屋根から中庭に飛び降りてきた。俺は右肩にあるブーメランを外し、弾丸を弾きかえしていたが、ママは自分の霊力を使いビームで攻撃をするのだが、ダメージが酷く弾丸が光武二式に当たりまくった。

 

『ママ!はあっ!』弾丸をブーメランでマリアさんに向けて弾きかえした!

 

『甘いわね!ふんっ!ふんっ!』俺が弾きかえした弾丸をマリアさんは軽く銃で撃ち墜とし、中庭に降りたった。

 

『さあ、行くわよ、あなたは邪魔なの。』マリアさんは銃口を俺達に向けた。

 

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