海に散りし命   作:リバーサクラモード本格的だよ

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並行世界シリーズ”望まれぬ戦い編”31屍にするだけ

 

ー昭和七年ー

ーサクラ次元ー由里の世界ー

ー大帝国劇場ー

ー支配人室ー

今、ここには花火によりママを殺され怒りに燃え、闘武に乗った斜大は花火の乗る光武二式に向かっていった。

 

【起動闘争心変換殺意】斜大の闘武は機体色を紅蓮色から黒色に変わり、闘武からはそこら中の関節部から大量の蒸気が噴き出していた。それを見た光武二式は弓を闘武に向ける。

 

『あら…随分と私に似たような色になりましたわね…わかりました?大切な人を喪う悲しみを…ですから…わたしが織姫さんや由里さんがいるところまで送ってさしあげます…地獄に!三の舞!雪月風花!』光武二式は炎に包まれた鶴状の弓を闘武に放った!

 

『こんなもの…』闘武は向かってきた矢を自分の左腕をもぎ取り、その左腕で矢を叩き落とし、左腕を花火に投げた。

 

『その手はくらいません!はっ!』光武二式は飛んできた左腕を軽くつかみ、闘武に再び投げつけたが、闘武は空高く飛び、向かってきた左腕に霊力を込めて蹴り飛ばした。光武二式は焦って何度も何度も矢を左腕を当てるが、効果はまったくなかった。

 

『はあっ!はあっ!な、何?きゃあ!』ついに光武二式に左腕が当たり、後ろに倒れ込み続けざまに闘武は再び高く飛び上がり、急降下し、キックを光武二式に食らわせた!そのため光武二式からはギシギシと音がし、動けなくなっていった。

 

『動けないよな…これを…止めてみろ!はああああ!あんたを殺す!絶対にこれで!霊力解放!殺棘血噴!』闘武はブーメランの全体から棘をだし、棘棘にしたブーメランを持ちゆっくりと歩き出した。

 

ザッザッ…

ゆっくりとゆっくりと

相手の表情を…殺す相手の今の表情を

楽しみながら…想像しながら…

…ゆっくりと…ゆっくりと…

斜大は闘武を動かす…

その目には涙はなかった。

涙などはなかった。

あるわけがない。

そんなものはもうない。

邪魔なだけ邪魔なだけ

涙などに意味はない。

そんな優しさはいらない。

今、斜大にあるのは花火を殺す殺意のみ。

ただそこにいる人間を…虫けらを殺すみたいに。

屍にするだけ…

 

『はあっ…はあっ…わたしはわたしは!』花火は動かなくなった光武二式から出てきた!それを見た斜大は笑いながら棘棘のブーメランを花火めがけて叩き落とした!

 

『きゃああああ!』花火の体は棘により血まみれになっていた。それを見た斜大は織姫の屍を思い浮かべて一瞬、手が震えたがすぐに止まりブーメランを拾いあげ、刃の部分で花火の体を刺し貫いた。

 

『さっきあんたがやったみたいに…やってやるよ!はあっ!』闘武は刃に刺さっていた花火の体を地面にこすりつけ、更に深くめり込ませ、ついに花火の体を完全に刺し貫いた!

 

『はあっ…はあっ…はあっ…ママやったよ…ママ、ママ、ママ、ママあー!』斜大は闘武から出て織姫の屍を拾いあげて叫んだ!叫んだ!叫んだ!だが、屍はただ血を流すだけであった…斜大は笑いながら何度も屍に同じ言葉を語りかけていた。無駄だけど…寂しさを忘れたかったから、孤独の辛さを忘れたかったからだろう。虚しい叫びは支配人室に響いた。

 

ー客席ー

ここでは、モニターで杉野とさくらと鷹岡、そしてメル・クリエが斜大の様子を見ていた。

 

『よーし!いいぞ!配信は最高潮だとハムエッグから連絡がきたよ。血の噴き出し、血まみれの屍!最高だなあ!ええ!杉野君?君は見たことはなかったなーこんなにも血まみれの殺し合いをーどうだったかなあ?楽しかったよなあ、なあ?なあ?』鷹岡は杉野の怒っている様子をニヤニヤと見ていた。

 

『ふざけんな!何が楽しいんだよ!』杉野は強く強く鷹岡を睨んでいた。

 

『さあて、残り一試合!とどめをさしてこい、さくら!お前の剣であいつを母親達の所に連れて行ってやれ、お前は優しいからなあ。』鷹岡はさくらを指差した。

 

『わかったわ、私は優しいのよ、連れて行ってあげるわ父親と母親のところに。』さくらは殺気を立たせながら、客席から出て行った。

 

『ふん…真宮寺さくらも役に立つか…』

 

『あんた最低だな!メル・レゾン!いや!メル・クリエ!クリエ家の当主になって、力を手に入れて自分の子供を殺すのか!さぞ、素晴らしい神経をお持ちのようで!』皮肉まじりに杉野はメルに言った。

 

『あなた何言ってるの…別に私は斜大の母親じゃない…あれは押し付けられたのよ…最初は大神さんの子供だからと思って育てたけど…結局は赤の他人…血も繋がっていないしね。あの人は今だに…』メルは怒りを表す。

 

『今だに?どういう意味だ!』杉野は叫ぶ。

 

『それは格納庫にいる4人が知っているのさ…』鷹岡はその言葉を残し、客席から出て行った。

 

ー??世界ー

ーある基地ー

『ふっふっふっ……準備は万端だ。さあ、来い!花組!この私の復讐の道具として使ってやるか、あーっはっはっはっ!』男は笑いながら格納庫にある機械を見ていた。

 




ー告知ー
明『みんな、トッキュウジャーのトッキュウ6号虹野明だ。このシリーズが終わった後にある新シリーズの発表にやってきたんだ!新シリーズでは俺達トッキュウジャーが出てくる。楽しみにしておけ、新シリーズは8月からだ。楽しみにしていろ。それじゃあな、すぐには会えないがな。次回はカグラが来るぞ。』
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