海に散りし命   作:リバーサクラモード本格的だよ

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並行世界シリーズ”望まれぬ戦い編”33謎まみれの二人

 

ー昭和七年ー

ーサクラ次元ー由里の世界ー

ー紐育ー

ーリトルシップシアター

ここ紐育の五番街には、マガキングマイラとの戦闘後、紐育華撃団が作戦を立てていた。実は由里から連絡を受けていて、本来なら既に紐育華撃団は帝都についていたのだが、紐育が魔王獣マガキングマイラの襲撃に遭ってしまい、足止めをくらい、彼らが使っていた霊子甲冑スターも傷つけられたため、紐育の街の防衛問題もあるため、これからどうするべきか相談していた。

 

『ああー、いったいどうしたらいいんだ!一郎叔父の息子斜大をなんとか助けださないと!時間がかかりすぎる。例えエイハブを使ったとしても、ついた時にはもう街はボロボロだ。』大河は隊長としてどうするか、頭を抱えて悩んでいた。

 

『とはいっても、紐育の街を疎かには出来ないよ。シンジローどうだろう、部隊を二つに分けて行動してみるか?』サジータは悩んでいる大河のために案を出した。

 

『普通の場合はそうするのが正しいですけど、今回現れたあの魔王獣マガキングマイラ、あいつの強さは異常でした…僕達とウルトラマンオーブが強力してなんとか倒せましたが、奴がまだここに来るかもしれない。部隊は二つに分けてしまったら…』大河は軽く恐れていた自分達だけでは勝てなかった敵の出現に恐れていたのだ。

 

『酷いかもしれないが、大河君の意見が今はベストだ。帝都のほうはなんとかしてもらうしかない。由里さんや斜大君もいることだし…とりあえず、みんなは今のうちにさっきの魔王獣との戦闘で疲れただろう、体を休めてくれ。ひとまず解散!』サジータ、昴、ジェミニ、リカ、ラチェット、サニーサイドは自分の体を休まる場所に帰っていったが、ダイアナと大河は話をするため、二人残っていた。

 

『しかし……大河さん…ひとつ不安があるんです…』ダイアナが悲しそうな顔をして、大河に尋ねた。

 

『ダイアナさん……何か隠していません……もしかして……斜大のことですか?』大河はダイアナの表情からだいたい察していた。

 

『はい……実は今まで隠していことがあるんですが…私は…大神一郎とシー・カプリスに8年前に会っているんですよ。』

 

『え!な、なんだって!な、なんで、今まで黙っていたんですか!それに一郎叔父なんで僕に会わずに、ダイアナさんとしか会っていないんですか!』

 

『すいません。大神一郎さんから言われていたんです。新次郎には黙っておいてくれと。それにシーは私と同じカプリス家の人で私の母親の姉の子供なんですよ。』

 

『えー!そ、そうだったんですか。わかりました。ダイアナさん…それで、不安なことって何なんですか?』

 

『はい…それはですね……シーはその時に妊娠をしていたんです。』

 

『つまり…そのシーさんが産んだ子供が斜大だと。』

 

『大河さん、違うんです。』

 

『え、違うって?斜大は一郎叔父とシーさんとの間の子供でしょ。』

 

『はい…確かに斜大は大神一郎さんとシーの息子です。でも、違うんです、私が検査した時には……シーのお腹には二人いたんです。』ダイアナは医師であるため、大神一郎やシー・カプリスが訪ねてきたのだ。

 

『二人いた?ど、どういうことなんですか?ダイアナさん⁉︎』

 

『つまり…一卵性双生児なんですよ…斜大には兄妹がいる…妹がいるんですよ。』ダイアナの発言に大河達は驚いていた。

 

『い、妹!妹ですって、由里さんからはそんな話、聞いたことありません!それに、由里さんはほとんど何も知らずに一郎叔父の息子として育てていただけで、メルさんが最初に斜大を育てていて、事情があって由里さんに預けただけで…そんな話は…妹がいただなんて聞いてません。』

 

『それが…妙なんですよ。大神一郎さんとシーがいなくなった日は帝都が牙王に巴里が牙王の部下に襲われた日でもあり、斜大が産まれた日でもある…そして…メルさんが斜大を拾った日でもあるんです…こんなに同じ日に色々なことが起こるなんておかしくありませんか…それに、メルさんはこの日ノルウェーにいたのに、斜大を拾った…この斜大君の妹はもしかしたら…大神一郎さんやシーと一緒にいるのかもしれません…が、今はそうもいってられません…また、あんな敵が…』ダイアナの発言に大河が悩んでいると。

 

ブーブー!

警報が劇場に響きわたる!体を休めていた帰ってきて、自分の指定の場所に座り、状況を確認した。モニターを展開し、紐育の街の様子を見てみると、そこには暴れまわる巨大化した牙王の部下達がいた。

 

『あれは。巴里に現れた、牙王の部下。ちっ!やはり、紐育の街を狙ってきたか…ダイアナ、大河、帝都のことは仕方ない。僕達は紐育華撃団だ。今、やるべきことは何かわかるだろう。』昴の発言に大河は渋々、帝都に行く決意を捨て、身支度を整えた。彼にとっては、会ったことはなかったが、斜大は大切な家族だ。それを見捨てるという決断。辛いかもしれないが、彼にはその決断をした覚悟があったのだ。責任を…家族を見捨てた罪を背負う覚悟があったのだ。

 

『わかりました…みなさん!行きましょう!紐育華撃団!レディーゴー!』紐育華撃団は出撃していった。




ー告知ー
ヒカリ『やあ、ヒカリだ。8月1日から始まる新シリーズには俺達トッキュウジャーが出るんだけど…特に俺が活躍する話があるみたい、まあ、怒るのは仕方ないんだけど。アンチが多めだから、気をつけてね。次回はミオが紹介するからお楽しみに。じゃあ。』
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