ー昭和七年ー
ーサクラ次元ー由里の世界ー
ー大帝国劇場ー
ー廊下ー
斜大は黒色の闘武に乗り、廊下を歩いていると…さくらが桃色の光武二式に乗り、斜大の前に立ち塞がった。
『…殺す!』斜大はそう呟き右肩のブーメランを取り外し、棘とブレードを展開して、さくらに向かって投げつけたが、さくらは剣でブーメランを弾き落とした。
『そうよ!そうよ!それくらいの闘争心いや殺意がなきゃ殺しがいがないわ!さすが大神さんの息子ね!』
『よくも…よくもママを!』斜大は母親を織姫を殺され、怒り狂っていた。
『斜大〜あなたにはママがいっぱいいるみたいね〜羨ましい限りね〜でも、今あなたの前にはママはいない。あなたの横にはママはいない。由里さんも!織姫さんももういない!いるのはあなたを殺そうとしているあたしとあなたを捨てたメルさんしかいないわ!』
『メルさん…メル・レゾン!俺の本当の母ちゃん!』すると…コツコツコツと怪しい靴の音が聞こえてきた。だんだん近づいてきた、その靴の音を出し、近づいたのはなんとメル・レゾンだった。
『冗談よしてよ…なんで、あなたの母親が私なのよ…違うわ!私はあなたの母親じゃない!』メルは銃を構えながら、さくらと斜大の間に割り込んだ。
『は!ど、どういうことだよ!あんたが俺の母ちゃんじゃ…俺を産んでくれた母ちゃんじゃないのかよ!』斜大は真実が知りたくなり、メルに質問した。
『産む……産む…産む…知らないとはいえ、よくもそんな言葉を私に向けていったわね!死になさい!』メルは銃を構え、闘武の操縦席めがけて弾を乱射するが、勿論、弾は闘武の装甲を貫通せず、無駄に弾は弾かれる。
『いったいどうしたのよ。メルさん、いつも冷静なあなたらしくないわね!』さくらが挑発まじりにメルをひかやす。
『黙っていなさい!真宮寺さくら、あなたには関係ないわ!』メルはさくらめがけて威嚇射撃をしたが、さくらは剣を抜き弾丸を斬り捨てた。
『なんで、そんなに怒るんだよ!あんたは俺の母ちゃんなんだろ。育てくれていたんだろ!俺は覚えている…2歳の時に俺を捨てたのだって理由があるんだろ?』斜大は涙を流しながら、メルに近づいたが、メルは依然銃を構えたままだった。
『残念、ただ単純にあなたが嫌いなだけなの、あなたを殺すために鷹岡やハムエッグと協力し、その霊子甲冑闘武に乗せ、杉野君を呼んで敵との経験を積んだ彼の行動を真似て成長し、花組に殺し合いをさせたのはこの私なのよ。』
『な、なんでだよ!なんでなんだよ!俺の本当の母ちやんは!ママは!いったいどこにいるんだよ!』
『ここにいるわ…この大帝国劇場に…』
『え!この大帝国劇場にいる…まさか!格納庫にいるのが!』
『そう、格納庫にあなたの母親はいるわ…杉野君と一緒にね!』
『な、なんだと!杉野兄ちゃんが格納庫で俺を産んでくれた母ちゃんといるのか!』
『そうよ…彼はさっき私と対峙した時に自ら格納庫に向かったわ…あの戒き私の友のところに…あなたの母親のところにね!』
『俺を産んでくれた母ちゃんの友達なんだろ!あんたは!』
『あなたの母親の名前はシー・カプリス!私と同じ巴里華撃団のオペレーターとして働いていたわ…そして、本当はあなたの父親大神一郎と私が結婚するはずだった。でもね、私はね、太正十四年に事故にあって、子供が産めない体だったのよ。だから、あの人のことを諦めてシーが大神さんと結婚して、あなたが産まれたのよ…そして、もう一つ…あなたには双子の妹がいるわ…でも、その妹には会えないわよ…生きている世界でも、死んだ後の世界でもね!』メルは銃を再び斜大に構える。
ー告知ー
ミオ『みんなー私はミオです。8月から始まる新シリーズの途中から私達が登場しちゃうみたい。確かウルトラマンや仮面ライダー…そして私達トッキュウジャーとニンニンジャーやスーパー戦隊にウルフマークの始末屋まで来ちゃうらしいのよ、敵はある弱点をついて世界を責めてきたみたい。でも、私達は負けないわ!恩返しもしたいし、次回はトカッチが紹介するからお楽しみに。^ ^