ー太正十六年ー
ーサクラ次元ー7人世界ー
ー大帝国劇場前ー
今ここでは、マッハ対花組の戦いが繰り広げられていた。
『さあてと…いっちょうやりますか。』【バースト!キュー二!デッドヒート!】ソングイマジンが倒されたことにより、マッハを囲んでいた壁は消え、そのため、マッハは力を最大にし、猛スピードで大神に向かって行った。大神はそれを見て刀を構える。
『行くぞ!狼虎滅却!激走烈斬!』大神はマッハとすれ違い様にマッハのパンチを避けた。あるものを斬り捨てた。
『な、なに?攻撃を避けただけでなく、俺に直接ダメージを与えず、あっ!』マッハのポケットからトマーレが出てきた、大神はこのトマーレがみんなを止めていたのだとわかったのだ。
『う、動けますわ。あ、そうだ。直也さん、さくらさん!』動けるようになったすみれは直哉とさくらに向かって行った。
『エリカ!』グリシーヌは気絶していたエリカのもとに向かった。
『剛君…君はなんでこんなことを…』大神はマッハの方を向いて話した。
『あっ!ま、また俺…そ、それはその…』(また誰かに操られたのか…)剛が戸惑っていると
パリーン!
空に穴が開き、中から緑色の化物が現れた!
『ほっほっほっ…詩島剛…今更何をする気でおじゃるか?もう遅いでおじゃるよ!』緑色の化物の名前はウラ、かつてスーパー戦隊次元にてガオレンジャーと戦っていたオルグと呼ばれる鬼の集団の幹部で、ガオレンジャーの6人のうち、4人を一度は殺したことのある強敵である。ガオレンジャーに倒されたのだが、復活したのだろう。ウラはマッハに向かって赤い電撃を放った。
『なめんなよ!ウラ!』【ゼンリン!】マッハはゼンリンシューターを回し、ウラに当てた。
『や、やるでおじゃるな。だが、こんなところで戦っていていいのでおじゃるか?街はボロボロでおじゃるよ。麻呂は一向に構わんがな。』マッハはウラへの攻撃を一瞬止めた。
『ち、畜生!シフトスライド移動!』【スライド次元!】『相手してやるよおぉ!ウラ!』マッハはシフトスライドを握り、空にウラが出てきた穴とは別の穴を開け、マッハはウラをその穴に殴り飛ばした。
『はぁ…はぁ…はぁ…頼む、今は理由は言えない…だが…俺はあんたらの味方だ!てぇい!』マッハは穴に飛びこんで行った。
『剛君!あ…穴はまだ開いている…ならば!みんな、この穴の中に入るぞ!』
『大神さん!何言っているんですか?仮面ライダーマッハはお姉ちゃんやエリカさんを酷い目にあわせたんですよ!ほっておけば、いいじゃないですか!』
『だが、剛君は辛そうだった。それにこの行動に何か意味があるはずだ。だから、助けに行く!』
『隊長!ふざけるな!あんなやつ放っておけばよいのだ!』グリシーヌは怒り叫んだ!
『そうか…だが、俺は行く。あいつを剛君を信じてやりたいから、行こう!』大神は皆に問いかけた。
『わかったよ…行くよ。』カンナが
『何か理由があるかもしれませんし。』マリアが
『確認する必要はある。』レニが
『あの白いやつ…時折変だったし。』アイリスが
『まあ…あの技術をしっかりと確認しとかんとあかんしな。』紅蘭が
『何か…不思議と…あの人助けないといけない気がする。』コクリコが
『あ〜あ、暇だし、行くか。』ロベリアが
『危険ですが、仕方ありません。』花火が大神の側にきた。
『大神さん、皆さん、冷静に考えてください!あいつは仮面ライダーマッハはお姉ちゃんを……』直哉は涙を流しながら、さくらを抱えていた。
『……すまない、だが、俺は行くぞ!』大神達9人は穴に入っていった。
『…う…ううん…』エリカが起きたようだ。
『エリカ!大丈夫か!エリカ!』グリシーヌがエリカの体を揺さぶる。
『グ、グリシーヌさん…あ…さくらさん…』エリカはグリシーヌを見たあとに、遠くにいた傷ついたさくらとそれを抱える直哉を見た。
『ああ!あいつにあの白いやつに!』グリシーヌは怒りのあまり拳を握り締める。
『そうですか……』(直哉さん…わたしよりもさくらさんですか…そうですよね…)エリカは悲しそうな目で直哉達を見た。