海に散りし命   作:リバーサクラモード本格的だよ

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見方をかえれば

 

ー平成二十九年ー

ー仮面ライダー次元ードライブの世界ー

ー夢の中ー

大神『ここは…』

真っ黒な闇の中に俺はいた。俺はここはどこか確認するために歩いた。しばらく歩いていると光が見えてきた。何かが輝いている。近づいてよくみてみると、そこには直哉君達がいた。

 

直哉『大神さん…また自分勝手な行動をしてくれましたね。マリアさん達が死んでしまったじゃないですか。』

 

大神『そんな、俺はただ!剛君を!』

 

直哉『あの人は僕達を傷つけた敵なんですよ。それにあの人は僕達を化物といった。僕達のことを側から見ていただけで、手助けすらしなかった白状の人です。そんな人を助ける気になりません。』

 

大神『剛はな!洋君から紹介された人なんだ!きっと何か理由があってあんなことしたんだと思う。だから…』

 

さくら『大神さん!そんなこと言って本当は私達が負けている姿を見て喜んでいたんじゃないんですか?』

 

大神『な、さ、さくらくん!どうして俺がそんなことで喜ぶんだ!喜ぶわけないじゃないか!ふざけるな!』

 

さくら『そうやって怒るところを見ていると図星のようじゃないんですか!大神さんは前にも直哉君を殺そうとしましたね。あれは私のためとか言っていましたけど、本当は自分のためだけに自分に都合が悪いから殺そうとしたんですね!』

 

大神『あの頃の俺とは違う!』

 

すみれ『いいえ、中尉は何も変わっておりませんわ、あなたは私達の意見に耳を傾けたとしても結局は自分の都合ばかり、恥ずかしくないんですか!』

 

大神『なんだと!』

 

織姫『中尉さーん。あなたのせいでーすよ!あなたのせいでマリアさーん達は死にまーした!あなたの都合で殺されるなーんて!恥ずかしくないんでーすか!』

 

大神『そんなことわかっている!』

 

エリカ『いいや!わかっていません!大神さんはいつも優柔不断で、決断出来ないじゃないですか!直哉さんの足ばかり引っ張って!』

 

大神『そ…それは…』

 

グリシーヌ『認めろ…貴公には…総司令にも…隊長にも…なれない!消え去れ!』

 

大神『グリシーヌ!君まで!』

 

米田『大神…おめぇはもう首だ!とっとと海軍に戻るか、家に帰るかどっちかにしな!お前に期待した俺が馬鹿だったんだよ。』

 

大神『なんだよ…なんだよ!なんだよ!なんで俺ばかり…』

 

一郎『お前は決断力がないからそうなったんだよ!』

 

大神『だ、誰だ!お、俺がもう一人…まさか直哉さんの世界の俺か!』

 

一郎『違うね!俺はお前の心の中にいるもう一人の大神一郎だ!』

 

大神『俺の心の中にいる…もう一人の俺だと。』

 

一郎『ああ、そうさ!お前はわかっているだろう!決断出来ない自分の愚かしさも自分の醜さも自分の弱さも知っているんだろう。だから、もう辞めちまえばいいんだよ。隊長なんてよ。』

 

大神『そんなこと出来るか!』

 

一郎『別にいいじゃねぇかよ、自分は安全な場所にいられるし、危険なこともしなくてもいい、それにお前がいたとしても特に意味はない。今の華撃団に…花組に…お前の居場所はないじゃないか。特に直哉とさくらが別世界にいっていろんな奴と戦っていて、お前は完全に蚊帳の外じゃないか。だからお前はいなくても大丈夫なんだよ。』

 

大神『俺は蚊帳の外…俺は…俺は…』

 

一郎『ほらまた悪い病気が出た。決断することが出来ていない。だからさあ、もう楽になっちまおうぜ、なあ…悪くない話だろ。なあ……なあ…』

 

大神『俺は…俺は!』

 

士『そんなことする必要はないぜ、大神一郎。』

 

大神『き、君は…』

 

士『人間は誰しも違った意見や価値観を持つ、そして俺を嫌いな奴や自分自身の考えを否定するやつや俺を殺そうとする奴がいる。だからこそ素晴らしい…だからお前は決断力がない…それは見方を変えれば様々な意見を受け入れる。触媒という意味では考えたら最高の世界なんじゃないか。だからこそ、お前は必要だ。それにさっきの剛との戦いの時に現れた怪物を倒したじゃないか。お前の心の中では自分は必要ないと考えているかもしれないが、必要なんだよ!人間にとっては!世界にとっては…次元にとってはお前は必要なんだよ!』

 

一郎『おのれぇ…貴様は一体何者だ!』

 

士『通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!変身!』【仮面ライド!ディケイド!】門矢士はピンク色のカードをベルトに入れて仮面ライダーディケイドになり、もう一人の大神一郎を自分の武器ライドブッカーで斬り裂いた。

 

大神『き、君は…何故俺を…』

 

士『俺は仮面ライダーディケィト、ちょっと用事があってな。よく考えてみろ、何故剛が来たのか、何故襲ってきたのかを、じゃあな。』

 

大神『ま、待ってくれ…待ってくれ!』その瞬間、闇は消え、気が付くと大神は地面に寝そべって寝ていた。つまり夢だったのだ!

 

大神『はっ!ゆ、夢だったのか…だが…やるべきことはわかった!』大神は剛からもらったシフトスライドを強く握りしめ、街に向かった。

 

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