ー平成二十九年ー
ー仮面ライダー次元ードライブの世界ー
ー街ー
バーン!バーン!
ビルが崩れ人々はパニックで逃げていた。
奴から……緑色の化け物から…
ウラ『麻呂の美貌を理解出来ぬ奴ばかりいるこの世界を滅ぼしつくしてやるわ…はっ!はっ!』奴の名はウラ…ただ単純に街の破壊や人間の殺戮を楽しんでいた。だが…ウラの目の前に三つの双光武が立ち塞がった。
紅蘭『ウラ!マリアはん達の仇や!』
アイリス『許さない…絶対に許さない!お前なんかけちょんけちょんにしてやるー!』
花火『ご覚悟を…』三つの双光武にはそれぞれ紅蘭とアイリスと花火が乗っていた。
紅蘭『まずはうちからや!はあっ!』紅蘭は大量のミサイルをウラに向けて放つがウラは右手から電撃を流して全てを撃ち落とした。
アイリス『ええーい!』アイリスは霊力を固め、宝石型にしてウラに投げつけたがウラは両手でその宝石を握りつぶしアイリスに投げつけ、アイリスは地面に倒れこんだ。
花火『私が…はっ!』花火はウラに炎を帯びた矢を放ったが、全てを電撃で叩き落とされてしまった。
紅蘭『アイリス…大丈夫かあ?直哉はんがいない今ここにいるうちらで敵をなんとかせなあかん……そうや!あれや…あれをするんや!前にやった…』
アイリス『あのみんなの霊力を合わせるやつ?でもあれってすごいつらいよ。』
花火『こうなった以上それしかありません。やりましょう。』紅蘭とアイリスと花火は近づいて三人の霊力を合わせエネルギーボールを上空に作り出した。
ウラ『無駄なことを…!』ウラも電撃を手のひらに集めて大きなエレクトリックボールを空高く浮かびあがらせた。
紅蘭『そないなうちらを真似たような技に負けるわけがないやろ!二人ともいくで、えい!』三人はウラに向けてエネルギーボールを飛ばした!
ウラ『愚かな…ふん!』ウラも軽くエレクトリックボールを飛ばし、エネルギーボールとエレクトリックボールは相殺し、大爆発を起こし、三人は吹き飛ばされたが、ウラはなにくわぬ顔で立ち尽くしていた。満身創痍の三人は必死に機体を立ち上がらせ、ウラに向いた。
紅蘭『な、直哉はんがいない今…うちらがうちらがなんとかしないといかへんのに…ん?』
ドシン!ドシン!ドシン!
背後から妙な音が聞こえ始める…
ドシン!ドシン!ドシン!
アイリス『この感じ…まさか!』アイリスが何かを感じ、背後を振り向いたすると!!
大神『なんとか間に合ったか…』なんと妙な音は大神が動かしている双光武の足音であった。大神機は紅蘭機とウラの間に割り込んだ。
ウラ『お、大神一郎!!き、貴様!一体どうやって悪夢を晴らしたのだというのだ!』(これはまずい…このままだとターンXが復活しない!ネウロめ!所詮別次元の奴に頼んだ麻呂が馬鹿だったというわけでおじゃるか…だが、生き残れれば!)ウラは電撃を放つが、大神にはまったく効かなかった。大神はウラの攻撃を受けた後紅蘭のほうを見た。
紅蘭『なんや……今更なんのようや…大神はん!あんたは今まで何も役に立たなかった!並行世界に行ったり魔法の世界にいったりもしてへん!自分勝手な理由で皆を引っ掻き回す!それどころか今回にいたってはマリアはん達5人をあんたのわがままで殺した!許されへん!』
大神『ああ…許してもらおうなんて気ははなからない!だから、紅蘭、アイリス、花火君、君達が好きなようにすればいい…』
アイリス『え?どういう意味?』
大神『俺は今までたくさん自分勝手な行動を起こして皆に迷惑をかけてきた…だからもう仕方ないんだよ。もうどうやっても君達から信じてもらえないかもしれないが…せめて俺が今から言う言葉だけは信じてくれ…俺は君達の言葉通りにする…つまり今、君達は俺に責任を取ってほしいと思っている。だからその通りにすればいい、つまり殺してくれってことだ。』
紅蘭『は…な、なに言うとるんや、大神はん!確かにうちらは大神はんに死んでほしい。殺してやりたいと思うとるそれを受け入れるやて!頭おかしくなったんやないか!』
大神『君達の言う通りにできるんだぞ?だって責任を取らなきゃならないからな。今まで自分勝手で特に何も出来ず何の不思議な力も使えない俺には最後くらいはな。』
アイリス『お…お兄ちゃん…』
花火『お、大神さん…』
ウラ『やらせるわけにはいかんでおじゃる!』ウラは花火とアイリスの耳の穴に虫を入れた!