ー太正十五年ー
ーサクラ次元ーバスコが来た世界ー
ー大帝国劇場ー
ー地下格納庫ー
ここ大帝国劇場の地下格納庫ではりんなとさくらがいた。
りんな『あーあ…新しい霊子甲冑のテストも空回り〜〜そろそろ行ったらどう?気になるんでしょう?異世界のあなたの弟。』
さくら『いいんですか?いくら研究が空回りしているからといって…』
りんな『いいのよ!いいのよ!どうせまだまだ時間がかかるみたいだし!シフトスライド使っていってちょうだい。それに…剛君から全然連絡がないのよ。心配した進ノ介君からも連絡がないし……お願い!』
さくら『わかりました。剛と進ノ介から連絡がないなんて…クリムさんも一緒にいるのに。』
りんな『もしかしたら……剛君また暴走しちゃっているかも!』
さくら『暴走!剛が暴走!?』
りんな『前にも剛君…暴走しちゃって…大変だったのよ。でもおかしいわね…彼も成長したから自分の意思で感情をコントロール出来てるから…もしかして操られているのかも!』
さくら『操られているですって!剛大丈夫かしら…』
りんな『確かにねー彼、結構弱点あるみたいだしねー。一番の弱点はあれだなー家族の悪口を言われた時極端にむかつくから。』
さくら『家族の悪口…』
りんな『ええ、父親が大量殺戮犯で、母親も物心つかないまま病死して、残された姉と一緒に母親の親戚引き取られたけど…父親のこともあいまって虐待されていたらしいよ。でも、その時剛君や霧子ちゃんは何にも出来なかった…ただ毎日殴られて苦しかった…助けも呼べず…周りには誰も二人を助けようとしなかった…』
さくら『そうだったの…だから、姉の霧子ちゃんのことを大事に…』
りんな『そう…だから剛君は家族のことになると色々と操られやすいのよ…推測だけど、今回の場合は大神一郎さんの場合かな。』
さくら『大神さんですか…』
りんな『さっきの話の続きなんだけど、虐待され続けていた二人を助けて虐待していた人物を二人の代わりに殴り飛ばした。二人の虐待によるトラウマをなくすためにね、この時大神さんは宇宙警察の総監だった…この地位がなければ、剛君や霧子ちゃんは助からなかった…そして二人を引き取った。』
さくら『だから、家族の悪口に過剰に反応をする…』
りんな『人間はいくら強くなったと思ってもどこかしこに弱点はあるのよ。そして人間はその弱点を突かれたら簡単に操られる。』
さくら『そう考えた方がいいかもしれませんね…でも、直哉君はどうなんだろう?』
りんな『私は彼のことは全く知らないわ、ただ私達はあまりいい印象は持っていないわね。あの態度が似てる人物の印象が悪くて』
さくら『まあ…仕方ありませんね。ともかく私は行ってきます。』さくらはシフトスライドを使い直哉の世界に向かおうと、空に穴を開け入って行った。
りんな『チェイス君も後で行くみたいだから大丈夫よね。』りんなはパソコンを触り始めた。
ー7人世界ー
ー上野公園ー
さくらは穴をくぐり直哉のいる世界に辿りついたのだ。
さくら『懐かしいわーここも…なくなっちゃったから…人が賑やかね…なんだか…眠くなってきたわ…』さくらは上野公園にてゆっくりと眠りについた。だが!
針右衛門『久しぶりだな!我が子孫よ…お前には重要な役目がある。』針右衛門はさくらを抱えて消えていった。
ーロストマウンテンー
ギンガナム『ふははっ!我は復活したあああ!待っていろ兄弟!貴様を今度こそ破壊してやるわあ!ふはははっ!』