ー平成二十八年ー
ースーパー戦隊次元ー
ーニンニンジャーの世界ー
ートンネル前ー
ここでは、列車からにげたアイリス、トカッチ、ミオ、風花が天晴の心配をしていた。
風花『大丈夫かなーーお兄ちゃん。』風花は不安そうにトンネルの中を覗いていると側にいたトカッチは風花の肩に手を置き話しかけた。
トカッチ『大丈夫だよ、ライト達がいるんだからさ。』トカッチは不安を和らげさせるために、笑顔を見せる。
アイリス『ぜーったい!大丈夫!…ん!な、何だ、誰!』アイリスも励まそうとして近づこうとしたが、上空に不思議な気配を感じてアイリスは上空を見た!するとそこには狐の仮面をかぶった妖怪十六夜九右衛門が現れた!
九右衛門『それはどうかな?まだわからないんだろう、そして今、僕達の計画はかなり順調にすすんでいるよ。』
ミオ『だ、誰!』ミオは構える。
風花『十六夜…九右衛門!』風花は彼に見覚えがあった。
十六夜九右衛門
ニンニンジャーと戦っている牙鬼軍団の一人で、ニンニンジャーに倒された妖怪を復活させて巨大化させている。
九右衛門『彼がいったのは闇忍者ランド…闇博士マーブロと呼ばれるヤツがいてね、そいつは大の忍者好きでね、忍者がいた江戸時代そっくりの街並みの建物を作ったりしていたんだよ、そしてこの作戦で紫藤直哉や君達華撃団、ニンニンジャー、トッキュウジャーをおびき出すことに成功したしね。』
ミオ『まさか……私たちをおびき出すことが作戦だったの!』
九右衛門『正解だよ、トッキュウジャー、僕達がいまやろうとしている次元大戦…その作戦の一つが君達をおびき寄せることだったんだよ。』
アイリス『な、なんでそんなことを?』
九右衛門『今…君達紫藤直哉がいる世界、真宮寺直哉がいる世界では、人間同士で戦争をしているんだよ。』
アイリス『せ、戦争……な、なんで!』
九右衛門『なんでかって?今、君達の世界には霊子甲冑というロボットが力があり、様々な国が技術を絞りだし試行錯誤を繰り返していた。だが、霊力がなければ使えないため、ほとんどの男性がこの霊子甲冑という力を手に入れることが出来ずイライラしていた。君達みたいなガキの女にしかその力が手に入らなかった。だが、もし、誰にでも簡単に操ることが出来るロボットがあったら…霊力がない自分達でも操れるロボットがあったら…』
ミオ『ま、まさか!』
九右衛門『そのまさかだよ…君達の世界にある怪重機!これを真宮寺直哉、紫藤直哉の世界の様々な国々に高値で売りつけたんだよ!この怪重機ならば誰にでも簡単に操ることが出来る!そうしたら軍隊にいる血気さかんな男の軍人どもは…そうだ仮定するならこうだ?君は新しいラジコンを買ってもらったらどうする?』
トカッチ『遊びたくなる…使いたくなる…僕も新しいラジコンをもらったときに使いたくなる…となると、この時代だと!』
ミオ『世界大戦…』
九右衛門『その通り!世界大戦だよ!世界中の国が自分達の威信やら誇りやらとかいう大義名分を掲げて、戦争を始めるんだよ!互いに人間が持て余す力を持ったら使いたくなるじゃないか!だからみんなで戦争をするんだよ!そのためにお前達華撃団やスーパー戦隊は邪魔だったんだよ!だから、真宮寺直哉を殺して、その復活のためのアイテム回収のために君達をおびき寄せるのがこの作戦の意図さ!世界中で戦争が起きると人間は死の恐怖や家族を奪われる恐怖や怯えなど…僕達牙鬼軍団が集めている人間の恐怖が集まり、人間が出すマイナスエネルギーにより怪獣が生まれて、闇クローンのウルトラマンベリアルやエンペラ星人はその生まれた怪獣を集めて、M87星雲光の国を襲い!人間が絶望し、ファントムが生まれて魔力が集まり、笛木は喜び、怪重機が足りなくなり法外な値段で世界中に売り尽くすことによりエージェントアブレラは喜び、時が経つに連れて人間は勝手に滅んでいき…それによりブラジラが喜ぶ。こんなにも都合のいい作戦ないだろう?様々な次元が重なり合い…都合の良い作戦が出来た…これを僕達は次元大戦と呼んでいるんだよ!はっはっはっはっ!そして、最後に黒十字王が過去の世界にて復活して、真宮寺直哉の世界の大神一郎を狙い、僕は君達紫藤直哉の世界の大神一郎を狙うのさ!』
アイリス『な、なんで直哉お兄ちゃんじゃないの?お兄ちゃんなんか弱くて、情けなくてみっともないよ!』
ミオ『そ、そこまでなんだ…』
九右衛門『まあ…大神一郎の男性隊員がいる10あるかないかの世界群では、みっともなくて、頼りなくて情けなくて弱い…だからこそなんだよ!ケイサル・エフェスの魂を真宮寺直哉に入れたんだよ!』
ミオ『ケイサル・エフェス!ケイサル・エフェスですって!』
トカッチ『前にターミナルで見た本に書いてあった銀河戦争で負の無限力を使って、正の無限力を持つαナンバーズと戦ったあのケイサル・エフェス!』
負の無限力
かつてアポカリュプシス(簡単にいうなら運命)に敗れ命を散らしたもの達の霊が集まったものでケイサル・エフェスが手に入れて、正の無限力(伝説巨神イデオンのイデ)を手に入れようとした。
九右衛門『その通り…真宮寺直哉をもう一度殺すことによりケイサル・エフェスは復活を果たす!そして、負の無限力を使い、彼は大神一郎を抹殺するのさ!サクラ次元の並行世界全ての大神一郎をだ!』
ミオ『並行世界全ての大神一郎さんを殺すですって!そ、そんなこと出来るわけ!』
九右衛門『出きるのさ!彼らならばな!真宮寺直哉の並行世界への移動能力…ケイサル・エフェスの負の無限力…これらを組み合わせて因果律を狂わせて並行世界の大神一郎の命を一つにする…そうすると真宮寺直哉の世界にいる大神一郎を殺すだけで、他の並行世界の大神一郎も全員死ぬ…そうすると…』
トカッチ『僕達の世界は…黒十字王によって支配される…』
ミオ『それだけじゃないわ、大神一郎さんがウルトラマン次元の防衛チームを作ったからウルトラマンは事故を起こしてハヤタって人に出会えたのに…それがなかったらウルトラマンは地球に来ない…仮面ライダー次元でも支援がなければ…刑事次元の宇宙警察も…αナンバーズも…イングラムさんが…』
アイリス『そ、そんなわけないよ!お兄ちゃんがそんなに偉いわけがないよ!』
九右衛門『信じたくないのはわかる…だって君達の世界群の大神一郎は信じられないくらいダメダメなんだけどね、だけどその分他の並行世界や別次元では英雄になっているんだよ。』
トカッチ『バランスよく出来ているんだね。』
風花『ってことは…全次元の危機なの!どうしよう!』
九右衛門『まあ、君達に次元を超える力はないしね…とりあえずは今起こっている危機をどうにかしたら?じゃあね。』そういいながら九右衛門は空に消えていった。
風花『まずは私達の屋敷に行きませんか?』
トカッチ『そうしよ。』そういってトカッチ、アイリス、ミオ、風花は伊賀崎の一族が住む、伊賀崎の屋敷に向かった。