ー太正十六年ー
ーサクラ次元ー7人世界ー
ー大帝国劇場ー
大神はチェイスの見せたこの世界の外国の様子を見せて衝撃していた。
大神『う、嘘だ!そんなわけがない!これは活動写真だ!そうでなければお前達が起こした戦争なんだろ!』
チェイス『そう思うか……お前達の楽観主義ならばそう考えるだろうがな…』
大神『なんだと!』
チェイス『その通りではないのか…貴様みたいなお人好しみたいにはわからないか……甘やかししかされてこなかった真宮寺直哉がこうなったのかを…戦争を行ったのかを。』
大神『甘やかしだと!なにをいっているんだ!直哉君はな!』
チェイス『500人殺しだろ…知っているさ…よく聞いているからな…だから庇えばいいのか?甘やかせばいいのか?自分だけが優遇されて自分が中心の世界ならいいのか?仕方ない…現実という言葉をいいわけに救うべき命を見捨てている…そうだな…貴様らにとっての正義とは上からの命令に従順にペットのように従い自分達の居場所を守り、都合のいい解釈をして間違いを指摘せずに資金問題も放棄して戦争を起こし、人間を殺す…そうなんだろ!』チェイスの言葉を聞いた大神はチェイスの顔をおもいっきりぶん殴った!
大神『俺たちだってなあ…俺たちだってなあ!必死に戦っているんだよ!』
チェイス『また自分を直哉を甘やかすのか…そうして無関係な市民を見捨てて霊子甲冑を作り敵を倒して何が残る。そして、呪われたプロジェクトCA…虚しさだけだろう。それに今の拳はまったく痛くはない!弱く脆く情けない拳だった!それが貴様の限界だ!』
大神『黙れ!俺たちの苦労もわからないくせにいうな!』
チェイス『確かに俺はお前達と違い苦労は知らないしわからない…だが俺は少なくとも人間を殺したことはない…資金問題も解決させてな、そのくせまだ自分達を正義という薄っぺらい言葉に頼るんだな…正義という言葉は都合がいいからな…罪悪感を消すのにはな。』
大神『いいかげんに…』
チェイス『そうやって暴力に全てを任せるのか…そうやって気にくわないやつは悪と決めつける……尊敬するベき行動だな。』
大神『ち、違う…それは直哉君を君達が傷つけたから…』
チェイス『それについてはあやまる…反省はしている…だから俺達は命は奪わない…止めるだけだ……戦争を…真宮寺直哉を…』
大神『嘘だ!それに直哉君は一度も間違えたことはない!』
チェイス『そうか…ならば質問する。お前は何故ここにいる?』
大神『なんだと!』
チェイス『真宮寺直哉が正しくて米田一基や他の花組や異世界のなのはやヴィヴィオ、イヨなどからの信頼もあって、霊力が強くて、強力な霊子甲冑の操縦も得意だ…ならばお前は何が出来る。男でありながら霊力は使えるのは強い真宮寺直哉だけでいいはずだ。それに、お前の正義は真宮寺直哉だ…ならば弱くて信頼もないお前は邪魔なはずだ。何故ここにいるんだ?戦力的には必要もないし敵からの評価も悪く…すぐに操られるお前は必要かどうか…答えろっ!!』
大神『黙れ黙れ黙れ!』大神は何発も何発もチェイスを殴りつけるがチェイスは反撃しようとはせずにただただ殴られていた。
チェイス『嬉しいか…無抵抗なやつを自分勝手な正義を否定されて、やれアンチが強いなどと、弁解してまったく改善しようとしない…戦争を起こすことが間違いでないと考えている。そしてお前は真宮寺直哉の代用品にもならない…ならば貴様はここにいらん!』チェイスの言葉を聞いた大神はチェイスを殴る拳を抑えこみ、その場で崩れ落ちた。
大神『わかってるんだよ…俺には…俺には何も出来ないって…並行世界の人からも花組の皆から信頼されていないって…必要ないって…』
チェイス『ならばここで貴様は真宮寺直哉に妄信して人類全てが戦争により死に絶えていくのを黙って見ているがいい……』
大神『ちくしょう!ちくしょう!直哉君をもう裏切れない!だが…直哉君のやり方を認めるわけにはいかない……俺の意見は受け入れられない…どうすれば……』愕然とする大神に向けてチェイスは小さな鍵を渡した。
大神『これは…なんだ……』
チェイス『これを使うには覚悟がいる……これを使えば真宮寺直哉や花組の仲間達からの信頼を失う。だが、戦争を止めて、真宮寺直哉を真田鵜のような死の未来から救うことが出来る……さあ選べ…例え罵倒されようと信頼を失おうと裏切られようがその人のためになることをしようとする覚悟はあるか…』
大神『………』
チェイス『悩むにしても時間はあまりない…人類が滅亡するまで残すところあと48時間だ。全人類の未来はお前の鍵が握っている。全てを救うか、全てを見捨てるかだ。』チェイスはそのままバイクに乗り大帝国劇場を去っていった。