ー平成二十九年ー
ー仮面ライダー次元ードライブの世界ー
ー特状課ー
僕、紫藤直哉はここでは、イルイと佐谷直哉や米田健二と同じ映像を見た紫藤直哉がいた。真田鵜の映像は紫藤直哉も特状課にたどり着く前に頭の中に見たのだ。
紫藤『こんな……こんなことが…資金面は大丈夫だと思っていたのに!』僕はそのまま特状課に入るドアの前に崩れ落ちた。
嘘だ…
嘘だ…こんなことあるわけがない!
絶対に絶対にあり得ない!
真宮寺さんやネウロに支配された佐谷直哉さんの世界ならともかく僕達や米田健二さんの世界までもこんなような事態に!
嘘だ…
田中『…嘘でもなんでもないんです。これは事実ですよ。だから私達はこんなにも頑張っているんですよ。真宮寺直哉さんの世界の残された僅かな人間を救うためにも…』
紫藤『僕は今まで直哉君のことを信じてきたのに…政府を信じてきたのに…なんで!なんで!なんで!みんなの気持ちがわからない!なんで僕の気持ちを理解してくれない!ただ僕は自分のやっていることを…彼もそんなことを感じながら戦っていたのかもしれません…』
田中『どんなに頑張ったことをしたとしてもあなた達は…あなた達のその力は隠されている…だからこそあなた達は大丈夫なんですよ。その力のことを知ってもなお受け入れてくれるのは人はごく僅かのみです…』
紫藤『なんで!なんでですかぁ!』
田中『……ちょっと聞いてもらってもいいですか…ある時、異星人と異星人が偶然会ってしまったことがあるんです…互いのことを知らない…文化も歴史も考え方も思考も何もかもが違う異星人が巡り合った時に…たった一発…ある一方の異星人が知らないという恐怖にかられて一発のビームを放ちました…それだけで…知らないというだけで起こるはずのない異星人同士の戦争が始まってしまったんです…これを私達は銀河戦争と呼んでいます。知らないという恐怖心は人に過ちを犯させてしまう……他の人にとってあなた達の力は恐怖でしかないのですよ…あなた達の世界の日本政府でさえも真宮寺直哉君の世界と同じように…恐怖に駆り立てられてあなた達を利用しようとしているのです……少なからずそういう輩はいるのです…もし従わなかったら…あなた達は…捨てられる…真田鵜のように罪を押し付けられて殺されるかもしれません。』
紫藤『だったら!だったら!僕達が命をかけるのは死ぬために!…そんなものに意味なんて…』
田中『そう考えたんですよ…彼は…裏直哉はそんな未来を…自分達の明日を変えるために戦っている……彼は花組のために…立ち上がったんです。自分達の存在を否定するのならば自分達を殺そうとするのならば…人間から力を奪うために人間の数を減らすために利益が欲しいノバショッカーと手を組み日本以外の国を全滅させて、日本のわずかな人間だけを生き残らせるようにしているんです。』
紫藤『え…なぜ直哉君は一部の人間を生き残らせようとしているんですか?』